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いつもこっそりと楽しく拝読させていただいている者です…
拍手ありがとうございます!セイレムは特に、これまでと違って派手な描写が多くない分、不気味な感じをどうやって出せるか、いつもと勝手が違うところで悩みつつ書いていました。
仰っていただいている通り、世界史の末端に自分がいるという感覚は、管理人自身が仕事や旅行で世界中を回っている中で感じたことでもあります。ウルクがあったサマーワや三十年戦争の引き金となったプラハ城の窓など、ここで歴史が動いたんだ、という感覚が、自分に繋がっている時代の流れを感じられてとても好きです。同時に、これは歴史に限らず、他の学問でも、あるいは趣味や仕事でも、それが好きだという感覚が自分に居場所を与えてくれるものだと思います。
主人公の成長に関する感情や無意識についても、鋭くご考察いただけて大変嬉しいです。本当に仰っていただいている通りで、主人公にとって死が身近なものになったのは、実はこのセイレムが最初でした。ご認識の通り、これまでの主人公にとっての死は、サーヴァントの仮想の死や、感情が育っていない中での家族の死などでしかなかったため、きちんと感情が成長してから本物の死を経験したのはセイレムが最初となりました。
最後のページでフランスの政治家マルローの言葉を引用していますが、主人公が本当に人間となるのはセイレムでサンソンが死んだときにしよう、と実は最初から決めていたその背景になっている言葉です。フランスの特異点に始まり、フランスの英霊の死で終わる、一連の成長の旅として描いてきました。
セイレムを含む1.5部は、これまで成長してきたことの実践パートでしたので、経験として根付いたというご理解はまさにその通りでした。
そしてこの点は、次回の1.5部最終回でしっかり描写する予定だったので、この段階でご指摘いただけるとは思わず、ここまでしっかりとお読みいただけるなんて、とても光栄です!
2部も概ねプロットはできているので、あとは管理人の気力だけがネックでございますが、まずは近いうちに最終話を公開できるようラストスパート書いていこうと思います。
引き続き、よろしくお願いいたします!
(2021/09/20/BACK)