設定と注意−舞台
○舞台設定
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ACTIR/東京統合型リゾート人工都市
Artificial City for Tokyo Integrated Resortの略。かつて中央防波堤内側・外側埋立地と呼ばれていた人工島に造られた統合型リゾート(IR)。
2兆3800億円をかけて建設された世界最大のIRで、島全体が臨海特区という特別行政区に指定されている。
商業地区の「海の森」、港湾施設の「新東京港」、オフィス街の「風の道」、カジノ街の「潮騒」という4つの区画に分かれる。潮騒地区はカジノに容易に人が入れなくするために、立ち入りが非常に制限されている。
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TIREA/東京統合型リゾート行政機関
Tokyo Integrated Resort Executive Agencyの略。臨海特区であるACTIRの行政機関であり役所にあたる。ACTIRは東京都に直属するため、23区のどこにも属しておらず、単独でひとつの行政区となっている。しかし臨海特区は居住が認められない(住民票を作成できない)ため、議会はなく、その行政機能は限定的。
・MSD/治安維持部
Maintenance of Security Divisionの略で、TIREAの一部署。事実上の警察。警視庁の警察署はあるものの、とりわけカジノなどの娯楽施設では警察が立ち入れないことになっており、娯楽施設が集中する潮騒地区での警察活動は警視庁から委託されたMSDが担っている。
主な仕事は潮騒地区のパトロールやカジノ内の見回り、潮騒地区への侵入を監視するゲート管理など。
・IMO/インフラ管理室
Infrastructure Management Officeの略、TIREAの部署の1つ。ACTIR全体のインフラを管理している。
建設や再開発を担った伊達総合建設が委託を受けており、IMOに属する各部署の代表はいずれも伊達総合建設から出向している社員が担当する。
・YCO/経営管理室
Yield Control Office、TIREAにおける財務、税理関係の部署。ACTIRに支店などがある法人の会計監査や税務調査などを行っている。
・白鳥グループ(就鳥会)
戦後解体された財閥の名残。しらとり銀行を中心にしたグループで、昔ほどではないがいくつもの企業が連なっている。
会長や社長のポストは各社、世襲だったり株主総会での純粋な議決であったり様々だが、創業家は少なくとも名誉職につく。
しらとり銀行: 日本最大の都市銀行。頭取は牛島家。
白鳥化成工業: 日本有数の化学メーカー。社長は天童家。
大平不動産: 国内第二位の不動産会社。社長は大平家の世襲。
STCグループ: 世界的な商社。会長は瀬見家。
東日本鉄鋼: 日本最大の鉄鋼メーカー。社長は山形家の世襲。
ウェストリバーホールディングス: 小売り、物流の大グループ。会長は川西家。
白布製薬: 国内第三位の製薬会社。社長は白布家の世襲。
帝都電鉄: 私鉄として国内最大手。社長は五色家。