後書き
「幸福論」を最後までお読みになって下さり、ありがとうございました。
この話のコンセプトは「クラピカを幸せにさせてあげたい!」だったのですが、全体的に暗く、まるで幸せになった感じもなく話が収束してしまいました。単なるハッピーエンドでもなく、全体的に説明不足な文章となり大いに反省の残るシリーズとなってしまいました。
好きだったけど、好きじゃなくなって、でもやっぱりちょっと好き……みたいな私の中でも曖昧な立ち位置な話に……。設定自体は割と好きなんですけどね。でも、クラピカとヒロインの幼馴染ケンカップル(?)な雰囲気をもっと出したかった……。
書き直したいし書き加えたいところは多々ありますが、それはまた気が向いたとき、ということで未来の自分へ投げておきます。(もしこれをリメイクして下さる方がいらっしゃったら、設定から何から全部差し上げたい!と本気で考えております。/迷惑)
次いで、プロットの話です。
普段シリーズ物を書くときは、「冒頭をぼんやり考える → 通過点を何となく決めておく → オチや〆の文章・展開を何となくイメージしておく」という大まかなプロットしか立てずに取り組むのですが、「幸福論」では珍しく起承転結をきっちりと考えてから書き始めました。
しかし、意外な落とし穴というか……まるでプロット通りには話が進みませんでした!これには自分でも結構びっくりです。(過去編を2話くらいで抑えるつもりが何話も展開してしまった時点で十分お察しな感じではありますが……)
「幸福論」を書き始めたときは初期のイメージでいたのですが、途中でとある小説を読んで「そっか、こういう解釈をしてもいいんだ」と目から鱗のような感じで自分の価値観に多少なりとも変化があったので、途中からすっかり路線変更することになりました。
〆の文章は割と初期イメージのまま書きましたが、きっと全部の話をそのまま書いてたら今以上にチープな仕上がりになっていたと思います。やっぱり自分は普段の書き方が性に合ってるんだなぁ、とつくづく思いました。
やっぱり、反省だなぁ……。そしてどうしても下手な文章になってしまうので、もっと表現に実りが出るよう精進したいと思い、ます……!(思うだけタダ。)
……と長々と余談を挟んでしまいましたが、これにて「幸福論」は〆させて頂きます。最後まで目を通してくださった方には深く感謝の念を申し上げたいと思います。本当にありがとうございました!
170922 犬川