2026.07.16
辛抱たまらなくなったので、メインストーリー1話を読みまーす!
→桜の欠片5枚所持で解放 OK
※意図して本文を引用し過ぎないようにしております。
でもたまに使っちゃうけれども!
第一話「桜雅街へ」
電話を受け取ったとき、何かの冗談か、ドッキリかと思った。
(おばあちゃんがいなくなって寂しかったのに、お父さん、お母さんまで、わたしを置いて逝くなんて……)
実感が湧かなかった。行方不明になってしまった祖母と同じく、いつかどこかでひょっこり帰ってきてくれるような気がしてならない……両親の遺体はこの目で見たにもかかわらず。寝ている時のように、穏やかな顔だったものだから。
もう二十歳だから、一人で生きていく事は出来る……とは思う。けれど。人生の指針としていた家族がいなくなって、どこに向かって進めばいいか、よく分からなくなってしまいそうだった。
(コンさん……でも、こんな事で連絡なんて)
祖母の件でお世話になっている刑事、和戸村昆に電話を掛けようか、番号を押しかけては、通話ボタンを押せずにいる。きっと、彼は優しいから話は聞いてくれるだろう。でも、既に祖母の件でお世話になっているのだから、これ以上負担をかけたくない。刑事は忙しい身なのだし……。
と、そんな思い悩む若芽に、声を掛けてくれたのは、遠い親戚にあたる四方田雷蔵という男だった。
🌸 🌸 🌸
(桜雅街……どんな所かな。大きな桜がいつでも咲いてるって言ってたけど……)
電車を乗り継ぎ、桜雅街の駅に辿り着く。きょろきょろ辺りを見回していると、車で迎えに来ていた四方田が「長旅お疲れさん」と片手を上げた。何となく、親戚の集まりの時に見覚えがある壮年の男性だ。穏やかな印象だったが、若芽は人見知りもするので、挨拶くらいの会話しかしたことがない。
「よ、四方田のおじさん……ですよね? えっと、暖地若芽、です。これからお世話になります……!」
深々と頭を下げると、そんなに畏まらなくても、と苦笑される。
四方田は「これからよろしく」と微かに笑ったあと、すぐに神妙な顔つきになった。
「……ご両親のことは残念だったな」
「……はい。……ごめ、なさい。まだ、心の整理が、出来てなくて」
「無理もないさ。なにかあったら俺に頼ってくれ。力になれるよう頑張るよ」
「はい……ありがとうございます」
お悔みを告げられる度、まざまざと思い出してしまう。父の笑顔、母の手の温かさ。
勿論、言われるのは仕方ない事なのだ。しかし、義務的に答えられるようになるには、もう少し時間がかかりそうだ。
涙ぐんでしまった若芽を優しく見つめながら、四方田はぽん、と優しく肩を叩いてくれた。
その手の大きさがまた、父の手を思い出してしまうようで、若芽は涙を堪えるのが大変になってしまったのだった。
※四方田さんは思ったことをストレートに口に出さないタイプらしい……のですが、何か優しくなっちゃいました!!
(PLが夢女なのと、ワカちゃん傷心中だから許してほし〜!)
そして四方田さんの下で働くことになってる! すみませんヒーロー課に入り浸っていて……(笑)
共同戦線みたいな!?
🌸 🌸 🌸
四方田の家につく。
随分広く、男の一人暮らしにしては大きい気がした。
「広いだろ、元は妻と子供がいたんだけどな。今はいないんだ」
「えっと……」
別居中なのか、それとも……。けれど聞く前に、四方田の目を見て確信した。嗚呼、この人もきっと、わたしと同じだ。
隠し切れない哀しみと憤りが、そこには宿っていたから。
四方田は広い家の一室の扉を開け、「ここがおまえさんの部屋だ。好きに使ってくれ」と手で指し示す。
ベッドとクローゼット、机と椅子がある簡素な部屋だが、十分な広さがある。
「わ……良いんですか? こんないいお部屋……ありがとうございます」
「内鍵も掛けられるし、トイレは1階と2階にあるから……俺は1階のを使うよ。風呂はそうだな……大体は俺の方が遅くなるだろうから、先に使っていい。湯船は使ったらその都度払って、掃除する。これでどうだ?」
「はい、大丈夫です。……すみません、気を遣わせてしまって」
「気にするな。あとは……生活費やら、食事の事なんかは、ここでの生活が落ち着いてきたら改めて相談することにしよう。明日からは仕事だ、今日は早めに休みなさいな」
「はい、そうします。……上手く出来るでしょうか」
「大丈夫だろうさ、あのご両親が育てたおまえさんなら。晩飯はレトルトのカレーになるが……いいか?」
少しだけバツが悪そうに言う四方田に、若芽はくすりと微笑を零した。
「……はい、カレー好きなので、嬉しいです。お手伝いしますね」
こーんな感じかな!? 終始切なさが混じるけどPLそういうのも好きなので仕方ないね……。
ほぼ他人、異性同士なのでちょこっと気を遣う場面はありそうだなと思いつつ、何とかなるでしょう……いやしかし、この世界線(?)でも四方田さんの妻子は……;;
いやでも!? もしかしたら!? 家出中かもしれんし!?
(それはそれで何があったんですかではあるものの)
▶好感度
🎲4+2=6up 四方田 好感度6%
良かった、まずまずの反応!
▶桜の欠片
🎲5+2=7 49→56枚
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