ネイト #1



▶キャラストーリー ネイト #1

 一夜荘に遊びに来たウルスラ。
 庭先で作業している人を発見した。妙に黒づくめである。
「……ん?」
 ウルスラに気付いたようで、彼は顔を上げた。

「こんにちは」
「ああ、こんにちは。作業ご苦労さまだねぇ」
「初めましてかな。うちに何か用事?」
 彼は小首を傾げた。表情にあまり変化は無いが、口調は穏やかだし見た目よりフレンドリーだ。一夜荘に住んでいる人物であれば、悪い青年ではないだろう、とウルスラはすぐに思った。
「アシュレイとキースの顔を見にね。あんたは何の作業をしてるんだい?」
「ああこれ。柵を直してたんだ」
 そう言って彼は立ち上がった。ウルスラに劣らず、背が高い。
「へぇ、自分で直せるのか。凄いねぇ」
「……ああ。俺はネイト。キミは?」
「あたしはウルスラ。最近この街に引っ越してきたばかりさ、よろしくねぇ」
「そうなんだ」
 一つ頷くと、ネイトはまた作業に戻る。
「たまには休憩しなさいよ、あとで何か持ってきてあげようか?」
「うん、ありがとう。……あ」
 言い忘れたというように、ネイトはまた立ち上がる。
「よろしく、ウルスラ」
 マイペースなんだか、律儀なんだか。ウルスラは笑いながら「よろしく、ネイト」と彼の肩を叩いて、一夜荘に入っていった。

(アシュレイに聞けば、ネイトの好きな飲み物も分かるかね?)


ネイトさんは何となーく細いイメージがあるので、ウルスラさんは「いっぱい食べな!」と世話焼いてそうな気がします。いや、むしろ全然細くなくてもいいな……いずれにせよ、何か休憩もせずに黙々とやってそうなイメージがあるので、やっぱりウルスラさんが「水分補給しな!」とお節介しに来てそうな気もします。たまにおかあさんぽいウルスラさん。




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