ハリー・ポッター
アリエデ・フォーマルハウト・ブラックArided Fomalhaut Black
「兄さんもレギュラスも、父様も母様も……今は少し仲違いをしてしまっているだけよ。口を出すことはしないけど、そうだなあ。またあの誕生日の時みたいに、皆で笑って食卓を囲められれば――」
「
演者:シャルロット・ゲンズブール/吹替:佐藤日向
1961年生まれ、1979年にホグワーツにて死亡。享年18。純血・ブラック家の令嬢で、死ぬ間際まで未婚。愛称は「アディ」。シリウス・ブラックの二つ下の妹で、レギュラス・ブラックとは双子。レギュラスが兄でアリエデが妹。監督生も務めた成績優秀者。杖はアカシアの木、芯にセストラルの尾毛。闇の魔術に対する防衛魔術と天文系の魔術に長け、良質でよくしなる。21cm。アカシアは杖の素材としては稀で、所有者以外が魔法を使おうとすると拒否されることが多い(ただしアリエデの場合、レギュラスはもう一人の所有者となる)。有能な魔法使いでないと使いこなすことが難しく、選んだ魔法使いとはとても相性がいい。セストラルの尾毛は死を覚悟した者を選ぶ。従来より短い杖は性格に欠陥があることが多い。
今代の「トム・リドルの日記」の保持者。入学時に入手、入学二週間後に対面。「才はあるが性格が気に食わない」(日記のトム談)、成り行きで閉心術を習うことになった。ホグワーツ入学時から四年来の付き合いであったため一応これでも情はお互いにあったが、成長したトム(ヴォルデモート)の姿に恐怖と絶望を抱く。また、日記のトムからの情報で双子の兄がやろうとしていることを知る。レギュラスが分霊箱の毒を飲み干したと同時にダンブルドアの協力を得て立場を反転させる呪文を行使。それによって毒を飲んだのはアリエデとなりレギュラスは生きるはずであったが、その直後に二人の体は闇の魔法使いによって刺された。コンマ一秒の時間のズレもなく、ただ一ミクロンの場所のズレも無かった。ゆえにどちらも死亡。終ぞアリエデの願い(「幼い頃のように家族皆でご飯を食べたい」)は叶わなかった。
得意科目は天文学と闇の魔術に対する防衛術で、苦手科目は飛行術とマグル学。レギュラスに箒乗せてもらうから良いもん別に……。パトローナスは兄のアニメーガス(黒犬)に似た黒い狼、もしくは自身の名である大きな白鳥。どちらか、もしくはどちらもが現れたりもする。ボガートが変身するのはレギュラス・ブラック。
名前のアリエデ(Arided/アリデッド)ははくちょう座デネブの別名。フォーマルハウトはみなみのうお座の一等星。どちらも全天21しかない一等星に含まれる。特にデネブはレグルスと同じ明るさであり、アリデッドの意味は「後に続く者」。小さな王、その後に続く者、である。その名前の影響ゆえか、いつでも最初に気にするのはレギュラスのこと。自己犠牲が激しいというわけではないが、レギュラスのためであるならば自身の命が絶えようとも構わないという考え。
ブラック家でありながらグリフィンドールに入ったアリエデではあるが、両親に溺愛されて育っているため、シリウスほど怒られはしなかった。長期休暇にもきちんと帰省している。また幼い頃家族と秘密で会っていたマグルの女の子が闇の魔法使いに殺されているため、セストラルを見ることが出来る。
双子の兄であるレギュラス・ブラックとは魂の双子≠ニお互いに自称しており、感情をダイレクトに伝わらせることが出来る。アリエデが閉心術をマスターしてからは不可能。怪我をしたら同じところが痛む、どちらかがピンチになったらもう片方に寒気が走る、風邪をひくタイミングが同じ、など。最大限双子だなあと思う機能は、「片方が好きな人のことはもう片方も好き」ということで、例えばレギュラスに好きな人が出来たなら、嫉妬する余地もなく「アリエデもその人が好きになる」ということ。逆もまた然り。死するときでさえレギュラスとアリエデに違いはなかった。死に方、貫かれた場所、時間でさえ。唯一違いがあったとすれば、それは体内に残る毒と立っていた場所、性別くらいである。こんな感じの関係であるからか、アリエデの杖は本人以外しか使えないはずのアカシアであるにも関わらず、レギュラスも使用可能。
なお兄であるシリウス・ブラックと近親相姦まがいな関係になる可能性があるが、そうなる前に死んでいる。生きていたとしたらレギュラスがセコムっているのでシリウスは無理。イフでセブルス・スネイプと結ばれる世界もあったりなかったり。