エグゼイド
綿貫汀わたぬき なぎさ
「あー……ええと、綿貫汀。もう知っているだろうから、自己紹介は必要無いだろう、永夢。また宜しく頼むよ」
「凄いんだな、鏡先生。ご指導ご鞭撻の程、宜しくお願いします」
「花家先生の代打なんて端から思って居ないさ。わたしはわたしとして、
お相手:花家大我
仮面ライダーネメシスに変身する女性。使用するガシャットはホラーゲームの「ケイオスタイド」。血液型はA型。聖都大学附属病院に所属する研修医で、24歳。宝生永夢とは同級生、同期にあたる。女性らしい話し方では無いが、外見は丸っきり女性。どこからどう見ても女性。医者に対しては「○○(名字)+先生」と呼ぶ(鏡先生、花家先生etc)。ただし同級生の永夢は下の名前、ノリの軽い九条貴利矢に関しては名字を呼び捨てにしている。九条呼びは後半で貴利矢に変わった。ポッピーピポパポのことはCR内ではポッピー、それ以外の場では明日那さん呼び。西馬ニコには母親のように接してもいいと言われているので呼び捨て。第1話のポッピーピポパポの反応を見るに、顔が良いらしい。将来の所属先は自己申告で内科だったが、劇中で鏡灰馬から内科所属という宣告を受けて内科に所属することが決定している。恐らく呼吸器科か腎臓科。心療内科医からスカウトも受けている様子である。
仮面ライダーの変身者を等しく変身後の名前で呼ぶ花家大我が初期で唯一変身前の名前で呼ぶ人物であることから関係性が深いことを予測されていた。詳しくは後述。
母の名前は綿貫宗花(わたぬき・しゅうか)で旧姓は檀宗花。檀黎斗の父こと絶版おじさんこと檀正宗の妹であった。母は体が弱かったため汀が幼い頃に亡くなってしまっており、父と二人三脚で生きてきた過去がある。汀は檀黎斗から母の旧姓を告げられるまで自分が檀黎斗といとこだとは知らなかった。母を死なせたのは体が弱い母を支えきれなかった自分と父の責任だと思っており、父のことも自分のこともあまり好きではない。ちなみに自分自身も母の性質を受け継いだのかお世辞にも体が強いとは言い難く、度々医者にお世話になっていた。医者になることを決意したのは母の体を治したかったからだが、自分の体がそもそも強いとは言い難いため諦めかけていた節がある。
花家大我は昔から家が近く、医者になりたがっている幼い頃から知っているお兄さん、という印象。実際、一時期は汀の主治医になったこともある。入退院を繰り返していたため、百瀬小姫とも面識があった。その地頭の良さから留学して医師になることも考えられたが、慣れ親しんだ場所から離れたところで病状が悪化することも考えられたため断念している。現在は風邪に罹りやすい程度の体になっているので、恐らくもう少し時間が経てば普通の人間と同じような体になりそうだ。
ゲームに対しての知識は無いに等しいが、説明を聞けばそれをカバー出来るほどのセンスと頭の良さが備わっている。得意なのは今のところリズムゲームらしい。永夢からはトンデモ人間と称されつつあるとはいえ、汀も永夢をトンデモ人間であると思っていたりもするとか。
ネメシスとは天罰を執行する女神のこと。五年前、檀黎斗によって適合手術を受けさせられたにも関わらず、その身体能力の弱さから戦闘することが適わなかった汀。大我にも知られないようにしなければならなかったとはいえ、全てを知っているのに友人であった小姫を救えない・幼馴染であった大我を助けられない。何も行動せずにただ見ていただけだった自分のことを心底恨んでいる。当初九条貴利矢のことを九条呼びしていたのは勝手に抱いた責任感によるもので、貴利矢呼びになったのはきちんと和解したから。
それなりに完璧人間だが、目指す場所が花家大我なのは幼い頃から変わらず。オールマイティになんでもこなせるドクターになりたいとか。料理も出来るし音楽にも長けており語彙力もある、加えコミュニケーション能力も申し訳ないしバトルのセンスもいい。そんな汀の苦手なこと。それは美術。というか細かくと言うと、絵が壊滅的に下手。デザインのセンスは頗る良いし色使いも綺麗なのだが、絵が本当に駄目。劇中では見たことがある永夢や大我が必死に見ようとする貴利矢を止めるなど。SAN値が減少するレベルで下手。
「わたしが……わたしがやらなくてはならない。だって駄目なんだ、これ以上は、みんな、」劇中、なんとゲーム病に感染する。「マイティノベルX」にて語られた永夢の過去を本人から聞き、どうして大我が医師免許を剥奪されたのかを知り、飛彩と貴利矢がゼロデイの時に親しい人間を失ったのを理解している。責任感が強い人間が、それを理解すればどうなるか――。やろうとしていたことは大我と同じだった。ウイルスと戦うのは、仮面ライダーになるのは自分だけでいいと思っていた。けれど人間的に成熟していない汀がそれをするには、あまりにもストレスが膨大すぎて、あまりにも心体が弱すぎたのだ。そもそも汀は五年前に適合手術を受けた際、ゲーム病のウイルスに感染させられているという事実を貴利矢によって暴露される。結局バグスターは切除されたものの、檀黎斗への怨恨は残ったままである(というか檀親子のことを基本的に恨んでいる)。