Thisohri
:ティシュリ
元々鉱石や商業で栄えていた土地の為か、今でも多数の財産家が在している国。
豪華に飾り立てられた町並みからも華やかで明るい印象を受けるが、きらびやかで魅力的な富の国と謳われる反面、内地には様々な薬物や理不尽な格差社会も浸透しており、その異常な繁栄振りから国の未来を懸念する声も少なくない。
■同盟国:マルヘシュヴァン、テヴェト、シュバト、アダル、ニサン、イヤル、シヴァン、アブ、エルル
■首都:JAUNE(ジョーヌ)
■面積:世界三位
■人口:世界三位
■交通:車、自転車、馬車(飛竜が主流)、船、路面電車、汽車など
■主な宗教:創世教・博愛派
■食文化:主食は硬めのパンや小粒のパスタが多く、中流家庭の一般的な食事は朝昼夕晩の四回、果実を砕いて作られた様々な調味料を使うものが多い。中流〜上流家庭では昼食の前後二回、茶時を取るのも一般的だが、頻繁に肉や魚を食べる習慣は無く、野菜や卵、角や羽根等を調理したものが殆どである。
■苗字の有無等:家名と言う意味合いでの苗字は存在しないが、多くの場合、臨月〜産後一ヶ月以内の女性(夫や祖母が同行する場合も多い)が最寄りの神殿、教会に赴き、聖職者(女神の代弁者と言う認識が強い)から幼子の一生を守護する精霊の名を拝受、生涯苗字のように、名前の下に付けて名乗る事は極一般的である。あくまで個人(自分)を守護する精霊名で有る為、婚姻や血縁関係等で変化する事は無いが、土地柄や時期等で名が偏る事も有り、数が多い割には同姓者も珍しく無く、犯罪者等と同姓と知った者が後々改名を求める事も屡々。因みに、姓名の拝受は無料となっているが、大抵の場合、幾らかの礼(金銭は避け、貴金属や花の種、食べ物等が一般的)を納めるのがマナーとされているようで有り、改名については一部、主に年配者からは《精霊への裏切り》と嫌悪される傾向に有る。
■稀少人種の有無:民の中には時折、額や耳の上に角を持つ人種が生まれ、有角人種と呼ばれている。彼らは魔物と同格として扱われ差別や中傷を受ける事が多いが、“法律上は”人権を与えられた存在とされており、公の場ではその歪曲した事実を“国家の寛大さ”と利用される事も屡々。最早国家の狡猾さは、民の中では周知の事実で有る。
■主な長所:安定した財力、舞踊の才が有る者の多さ、(サーカスやアミューズメントパーク、各種展示施設等の質や数を始めとする)娯楽文化の発達など
■主な短所:(家柄や財力を過度に重視する傾向等を始めとする)格差社会の浸透、人体に悪影響を及ぼす薬物の浸透など
■主な著名人:???
■政治傾向など:現国王の実父に当たる先代国王が指導し、ここ数十年の間政治に携わって来た現政権派と、彼等が政権を握る以前から国家に仕えていた者の子孫が中心となり、旧王家を支持し現政府の撤退、正当な王族の捜索を望む前政権派の両派が混在。
それ故か近年、城内からのスキャンダルも増加傾向に有り、国民からの支持率は芳しくないが、又同時に、逸早く開国を推進し国内外有数の権力者や財産家の娘を妃に迎えるなど、他国との不戦盟約を結び国内の治安維持を図る現国王・政権の賢明さは、その底無しの財力も重なり、寧ろ国外からの人気の方が根強いようである。
また、国内には八人の領主が存在しており、国家からの勅命を受けて複数の自治区を管理、統括している。
王権が代わり、しばらくは国内にいつ大規模な混乱が起きてもおかしくはない状況が続いていたにも関わらず、今日まで治安や金融情勢に大きな問題が起きなかった件については彼らの功績が非常に大きかったと言えるだろう。
しかしながら、徐々に外国との交流が盛んになりつつある現代、最早国内の金融情勢の流れを握っているのが彼ら限られた領主ではなく、無数に存在する商人たちへと移り始めていることも事実であり、領主貴族社会の衰退を危惧、商人たちの存在を危険視する者も少なくはない様子。
外交に積極的な現王の影響から、他国からの観光客、移民に関しても段々と増加傾向に有り、現代、異文化に関しては最も寛容な国と言える。
※人名や町名等は、主に仏人名や仏単語等を元に考案、使用していますが、実在のあらゆるものとは無関係です。