名馬に癖あり


(こじらせてるアルジュナ)


「おはよう、新宿のインド人」

「お待ちください」

「ぐえっ。ちょ、どこに連れて行く気?まさか体育館裏?番長呼ぶよ?」

「体育館裏なんてないでしょう。それと、番長とは誰です」

「番長は番長だよ。カルナ番長」

「おのれカルナ!!!!」

「うわっ声うるさ!」

「ゴホンッ。…それで、先程のはなんです?」

「先程の、とは?」

「新宿のインド人というふざけた呼び名です」

「ああ、あれね」

「そのように言われる覚えはないのですが」

「だって、アルジュナが来た次の日に教授と新シンくん来たし。ということはアルジュナも新宿勢の仲間ってことでしょ?」

「馬鹿なんですか?」

「ひどい……」

「そもそも、私の後に彼らが来たのは偶然でしょう。あの頭につく"新宿の"というのは亜種特異点からきていると聞いていますし」

「なんだよう……ただのノリじゃん……ノリ悪いよ……」

「ノリが悪くて結構」

「カルナ番長ならノッてくれる」

「おのれカルナ!!!!」

「うわっ声うるさ!」

「それに、私に"新宿の"が付くなら"新宿のアーチャー"が妥当でしょう」

「それだと教授と被るじゃん」

「ぐっ…!し、しかし"新宿のインド人"は如何なものかと!」

「なんで?新宿に住んでるインド人のアルジュナさん、的な感じでよくない?略し方は"新人"」

「おのれカルナ!!!!」

「カルナ番長関係ないし」

「他の、他の呼び方を要求します!」

「んーー。次の候補は新宿三兄弟なんだけど、どう?」

「新宿から離れろ……」

「ちなみに来た順番で長男がアルジュナ、次男が教授、三男が新シンくん」

「何故わたしがあの胡散臭い翁より上に!!!!」

「胡散臭いって言っちゃったよ」

「あなたのネーミングセンスはどうにかならないのですか」

「ワガママだな〜〜。じゃあ、どんなのがいいのさ」

「カルナより強くて賢い最優サーヴァントアルジュナ、でしょうか」

「めんどくせぇわ」