――時は来た。


空座町に住む人々の魂魄を使って王鍵を創ろうと企んでいる藍染率いる破面と剣を交える時が。



『………………』




目を閉じて、ゆっくりと開く。

九番隊の事は直哉さんに任せて来たから問題はない。
あの人はやる時はやる人だ




振り返り、眺める。
瀞霊廷。此処には本当にお世話になった。
もしかしたらもう帰って来る事は出来ないかも知れない。
そう思うと自然と目が細くなる




「たーいちょ」





ぽんと頭に手を置かれた。
振り向けば彼はにやりと笑う




「安心しな。死ぬ時は一緒だ」




いやだからそれ安心出来ないって
そう思うものの修兵さんの笑顔に何も言えなくなる





「帰ったら好きなもん作ってやるよ。何が良い?」







『………オムライス』






「了解」





二人で笑って少し離れた所で待っていた。斑目さん達と合流する




『第二部隊、これより出撃する』



僕は藤凍月を抜いた




『行くぞ――開錠』



幕は切って落とされた