お前が居ないと
『俺』なのにお前の言う俺じゃない。
この記憶は俺のもので『俺』のものではない
この姿も、霊圧も、性格すらも。
記憶も、心も、何もかも、全て。
只『俺』は『俺』で居たいだけなのに
『……夢…?』
ゆっくりと目を開ける。
あれ、右目の方が真っ白だ。何だこれ…布?
妙にぎしぎしと軋む左手を持ち上げてそっと触れてみる。感触的に包帯っぽい。
頭から右目の目尻まで巻かれているらしい
視界の問題を解決した所で改めて周りを見る
見慣れた天井。殺風景な部屋。そこから此処が僕の部屋だと把握する
両脇に居るのは白い虎と黒い犬のぬいぐるみ。ふと目つきの悪い犬のぬいぐるみを見た。あれ、何で修ちゃんがこの部屋にあるんだ?…ああ、修兵さんが寂しくない様に置いて行ったんだっけ
『……っい…!』
身を起こそうとすれば全身を激痛が走った。え、何で。自分の腕を見て納得。僕傷だらけだわ。
でも何でこんな傷だらけになったんだったか。確か十二番隊隊舎に乗り込んで因幡と戦って────
「おう、目ぇ醒めたか」
『……修兵、さん…?』
盆を持った修兵さんが此方に寄って来た。
え、何で此処に?てかそもそも何で僕は此処に居る?
あの時僕は確かに爆炎に飲み込まれた筈だ。かなり強力な爆炎だった。なのにそれを食らったにしては傷が軽過ぎる
「傷はかなり深い。あんまり無理して動こうとすんなよ」
近くまで来た修兵さんと目が合った。
────その目が、青白く光った
『…っ…霊骸…!』
「こら、動こうとすんなって今言ったばっかだろうが」
やんわりと僕を諫めて来たのは修兵さんの霊骸。
彼は持っていた盆を近くに置いた。小さな鍋の蓋を取って中身をよそい始めた
「粥、食えるか?」
『いやちょっ…おまっ……』
僕の身体を支えながらスプーンで粥を掬った。それを僕の口元まで運ぶ
「おら、口開けろ」
誰も食べるとは言ってない。てか何で僕の世話してんだこの人
「口開けろっての」
『むぐっ!』
何だかんだ考えているとスプーンを口に突っ込まれた。
ちょっ熱いんだけどっ!口の中火傷したんだけどっ!
『〜〜〜っ!』
「口開けねぇお前が悪い。ほら、水飲みな」
動かしにくい手でコップを受け取り、何とか口を冷やす。その間もコップの尻に掌を当てて支えてくれていた。ちらりと見れば僅かに眉を寄せた顔。この顔は心配してる時のそれだ。
何でこの人が僕の心配をするんだろう。この人は、霊骸なのに
「…霊骸なのに何で心配してんだ、とか考えてんだろ」
『!』
驚いて見れば彼は呆れた様な顔を向けてきた。何で判ったのか訊けば只一言
「お前アホか」
何でだ。何で訊いただけでアホ呼ばわり?ジト目で見ればデコピンされた。痛い
「幾ら霊骸でも俺は俺だ。お前が弱ってたら心配するに決まってんだろ」
『………』
いやでも敵でしょうよ。
そう言おうとすればつ、と僕に巻かれた包帯を指差した
「それにあの時お前を助けて此処まで運んで手当てしたの俺」
『ほんと何してんだあんた』
余りにも勝手な行動に呆れた僕は悪くないだろう
因幡に従ってるなら僕を助けるなんて駄目な筈だ。
しかもあの時助けたって…やっぱり気を失う直前の黒いのはあんたの死覇装だったのか
どうやって助けたのかと訊けば霊圧を上げて掻き消した、と。しかもあの時僕に向かって来たのは志波岩鷲が撃った花火。
あろう事か奴は狙いを間違えて僕に撃ったらしい。良し、あいつ次会ったらシメる
息を吹きかけて冷やしてから粥を僕の口元に運ぶ、というやたら恥ずかしい行動を取り続ける彼に、ふと思い出した事を訊いた
『そう言えば』
「ん?」
『僕の霊骸は?』
修兵さんの霊骸が復活したなら僕の霊骸も居る筈だ。僕の心配より其方の心配した方が良いと思うんだけど。
そう言うと修兵さんは頭を掻いた
「…お前の霊骸な、俺の事怖がってんの」
『………は?』
え、何それ。何で?
僕が修兵さんを怖がるって有り得なくないか?
首を傾げていれば彼は目を逸らしながら僕の口にスプーンを突っ込んだ。丁度良い温度のそれをもぐもぐと咀嚼する
「美味いか?」
『ん、美味しい……じゃなくて』
何で僕の霊骸が修兵さんを怖がってるのか訊きたいんだっての。
口を開けばまたスプーンが突っ込まれる。いや、ご飯欲しさに口開けてる訳じゃないんだけど。鳥の雛じゃあるまいし
食べさせ終わったらしくまたお椀によそい出した横顔をじっと見つめる。
これでもかとばかりに視線を送っていれば修兵さんは溜息を吐いた
「……ものっすごく言いたくねぇんだが…」
そしてまた僕の口にスプーンを突っ込んだ
『ごくっ……吐け』
「飯食いながら吐けとか言うな」
呆れた顔で窘められた。あんたは僕のお母さんか
修兵さんは青白い目を細め、ちらりと此方を見てから、渋々と言った感じで口を開いた
「………怖かったんだと」
『………?』
「…原種の俺の殺し方が…怖かったんだと」
『………え』
殺し方?
え、修兵さんそんな酷い殺し方したの?何だか訊きたい様な訊きたくない様な……
僕の頭を撫でた修兵さんが小さな声で言った
「……これ以上は言わねぇぞ」
『………うん』
多分訊かない方が良いんだと思う。何か修兵さんも言い辛そうだし
最後の一口を食べ終わる。それを確認した修兵さんが盆を持って立ち上がった
「良し、じゃあ少し寝ときな」
『………あの』
「ん?」
優しい声で振り向いた彼の目が青白く光った。
確かに修兵さんじゃない。でも、僕を助けてくれた
『……ありがとう…修兵さん…』
「!……おう、どーいたしまして」
此方を振り向いた彼は笑った
「………」
軽く手を開いたり閉じたりしてみる。力は入る。後は細かい傷だけだ。
そっと伝令神機の画面に目を落とす。着信はなし。各隊隊長とは連絡が取れないまま。俺も独月と連絡が取れていなかった。
掛けても繋がらねぇし、彼方から連絡も来ねぇ。やられてねぇとは思うが流石に心配になる。何てったってあいつは俺の霊骸に無抵抗のまま殺されかけたって前科持ちだから
「……悩んでたって仕方ねぇ…」
左耳に触れて、ペンダントを握る。死覇装を着て、風死を腰に差した。
部屋から出て霊圧の集まっている部屋に向かう。障子を開ければ一斉に此方を振り向いた。何だそのシンクロ率。軽く怖ぇ
「お目覚めですか?檜佐木サン」
「ああ。世話になったな」
話し掛けて来た浦原さんに軽く頭を下げる。場所を空けてくれた綾瀬川に礼を言って座った。
「これからの行動をどうするか、一護の家で話し合うってよ」
「判った」
部屋を出て行く斑目の言葉に返事をして出された茶を啜る。話し合ったって結局は敵を迎え撃つって対処しか取れねぇから無駄だと思うんだがな
茶を啜り置いてあった蜜柑を食いつつも、目をやるのは卓袱台に置いた伝令神機。
…何かを受信した様子はない。
「どうかしましたか?檜佐木サン」
「…いいや、何でもねぇよ……」
少し連絡が取れねぇと直ぐこれだ。さっきあいつなら大丈夫だと言い聞かせたばっかだってのに。
全く自分の女々しさが嫌になる
結局作戦会議も良く判んねぇ感じで終わった。九条望実も戦線に出るとごねていたがぶっちゃけ俺にはどうでも良い。我儘言ってりゃ死ぬだけだし
「……はぁ…」
適当な川原で寝転がり、溜息を吐く
気付けば左手は耳のカフスに触れ右手は胸元のペンダントを握っていた。両手が自然とその動きを取る事に思わず苦笑い。あいつが居ねぇとほんと駄目だな、俺
伝令神機は依然として無言のまま。
……あいつは無事だろうか。怪我してねぇかな。ちゃんと飯食ってるかな
「…あー…駄目だ…」
頭を振って思考を追い出す。気を抜けばこんな事ばっか考えてる。今は此方の事に集中しろ、俺。こんなんじゃあいつに笑われっぞ
「大丈夫ですか?檜佐木さん」
後ろから掛けられた声にひらひらと手を振る。声の主────吉良は俺の隣に座った
「全然平気」
「……桜花隊長の事ですか」
吉良の口から発せられた名に思わず固まる。その様子を見た吉良が溜息を吐いた。おい、俺先輩だぞ。
その行動は失礼じゃね?
「檜佐木さんは桜花隊長の事になると冷静さを欠きますよね」
冷静さ?俺は今も冷静じゃねぇか。そう言えば吉良が可哀想な物を見る目で俺を見た。おいだから俺先輩だって。んな目向けんじゃねぇ
「檜佐木さん、足袋も草履も履いてませんけど」
「………え」
数時間後、尸魂界から刺客が送り込まれてきた。只の雑魚ではなく、隊長格の
「刈れ――『風死』」
「面を上げろ――『侘助』!」
それぞれ始解して敵を見る。にやりと笑った日番谷隊長は氷輪丸を俺達に突き付けた
「精々俺を楽しませてくれよ……?」
Battle with the dragon of the ice
(行くぞ、吉良)
(はい!)
この記憶は俺のもので『俺』のものではない
この姿も、霊圧も、性格すらも。
記憶も、心も、何もかも、全て。
只『俺』は『俺』で居たいだけなのに
『……夢…?』
ゆっくりと目を開ける。
あれ、右目の方が真っ白だ。何だこれ…布?
妙にぎしぎしと軋む左手を持ち上げてそっと触れてみる。感触的に包帯っぽい。
頭から右目の目尻まで巻かれているらしい
視界の問題を解決した所で改めて周りを見る
見慣れた天井。殺風景な部屋。そこから此処が僕の部屋だと把握する
両脇に居るのは白い虎と黒い犬のぬいぐるみ。ふと目つきの悪い犬のぬいぐるみを見た。あれ、何で修ちゃんがこの部屋にあるんだ?…ああ、修兵さんが寂しくない様に置いて行ったんだっけ
『……っい…!』
身を起こそうとすれば全身を激痛が走った。え、何で。自分の腕を見て納得。僕傷だらけだわ。
でも何でこんな傷だらけになったんだったか。確か十二番隊隊舎に乗り込んで因幡と戦って────
「おう、目ぇ醒めたか」
『……修兵、さん…?』
盆を持った修兵さんが此方に寄って来た。
え、何で此処に?てかそもそも何で僕は此処に居る?
あの時僕は確かに爆炎に飲み込まれた筈だ。かなり強力な爆炎だった。なのにそれを食らったにしては傷が軽過ぎる
「傷はかなり深い。あんまり無理して動こうとすんなよ」
近くまで来た修兵さんと目が合った。
────その目が、青白く光った
『…っ…霊骸…!』
「こら、動こうとすんなって今言ったばっかだろうが」
やんわりと僕を諫めて来たのは修兵さんの霊骸。
彼は持っていた盆を近くに置いた。小さな鍋の蓋を取って中身をよそい始めた
「粥、食えるか?」
『いやちょっ…おまっ……』
僕の身体を支えながらスプーンで粥を掬った。それを僕の口元まで運ぶ
「おら、口開けろ」
誰も食べるとは言ってない。てか何で僕の世話してんだこの人
「口開けろっての」
『むぐっ!』
何だかんだ考えているとスプーンを口に突っ込まれた。
ちょっ熱いんだけどっ!口の中火傷したんだけどっ!
『〜〜〜っ!』
「口開けねぇお前が悪い。ほら、水飲みな」
動かしにくい手でコップを受け取り、何とか口を冷やす。その間もコップの尻に掌を当てて支えてくれていた。ちらりと見れば僅かに眉を寄せた顔。この顔は心配してる時のそれだ。
何でこの人が僕の心配をするんだろう。この人は、霊骸なのに
「…霊骸なのに何で心配してんだ、とか考えてんだろ」
『!』
驚いて見れば彼は呆れた様な顔を向けてきた。何で判ったのか訊けば只一言
「お前アホか」
何でだ。何で訊いただけでアホ呼ばわり?ジト目で見ればデコピンされた。痛い
「幾ら霊骸でも俺は俺だ。お前が弱ってたら心配するに決まってんだろ」
『………』
いやでも敵でしょうよ。
そう言おうとすればつ、と僕に巻かれた包帯を指差した
「それにあの時お前を助けて此処まで運んで手当てしたの俺」
『ほんと何してんだあんた』
余りにも勝手な行動に呆れた僕は悪くないだろう
因幡に従ってるなら僕を助けるなんて駄目な筈だ。
しかもあの時助けたって…やっぱり気を失う直前の黒いのはあんたの死覇装だったのか
どうやって助けたのかと訊けば霊圧を上げて掻き消した、と。しかもあの時僕に向かって来たのは志波岩鷲が撃った花火。
あろう事か奴は狙いを間違えて僕に撃ったらしい。良し、あいつ次会ったらシメる
息を吹きかけて冷やしてから粥を僕の口元に運ぶ、というやたら恥ずかしい行動を取り続ける彼に、ふと思い出した事を訊いた
『そう言えば』
「ん?」
『僕の霊骸は?』
修兵さんの霊骸が復活したなら僕の霊骸も居る筈だ。僕の心配より其方の心配した方が良いと思うんだけど。
そう言うと修兵さんは頭を掻いた
「…お前の霊骸な、俺の事怖がってんの」
『………は?』
え、何それ。何で?
僕が修兵さんを怖がるって有り得なくないか?
首を傾げていれば彼は目を逸らしながら僕の口にスプーンを突っ込んだ。丁度良い温度のそれをもぐもぐと咀嚼する
「美味いか?」
『ん、美味しい……じゃなくて』
何で僕の霊骸が修兵さんを怖がってるのか訊きたいんだっての。
口を開けばまたスプーンが突っ込まれる。いや、ご飯欲しさに口開けてる訳じゃないんだけど。鳥の雛じゃあるまいし
食べさせ終わったらしくまたお椀によそい出した横顔をじっと見つめる。
これでもかとばかりに視線を送っていれば修兵さんは溜息を吐いた
「……ものっすごく言いたくねぇんだが…」
そしてまた僕の口にスプーンを突っ込んだ
『ごくっ……吐け』
「飯食いながら吐けとか言うな」
呆れた顔で窘められた。あんたは僕のお母さんか
修兵さんは青白い目を細め、ちらりと此方を見てから、渋々と言った感じで口を開いた
「………怖かったんだと」
『………?』
「…原種の俺の殺し方が…怖かったんだと」
『………え』
殺し方?
え、修兵さんそんな酷い殺し方したの?何だか訊きたい様な訊きたくない様な……
僕の頭を撫でた修兵さんが小さな声で言った
「……これ以上は言わねぇぞ」
『………うん』
多分訊かない方が良いんだと思う。何か修兵さんも言い辛そうだし
最後の一口を食べ終わる。それを確認した修兵さんが盆を持って立ち上がった
「良し、じゃあ少し寝ときな」
『………あの』
「ん?」
優しい声で振り向いた彼の目が青白く光った。
確かに修兵さんじゃない。でも、僕を助けてくれた
『……ありがとう…修兵さん…』
「!……おう、どーいたしまして」
此方を振り向いた彼は笑った
「………」
軽く手を開いたり閉じたりしてみる。力は入る。後は細かい傷だけだ。
そっと伝令神機の画面に目を落とす。着信はなし。各隊隊長とは連絡が取れないまま。俺も独月と連絡が取れていなかった。
掛けても繋がらねぇし、彼方から連絡も来ねぇ。やられてねぇとは思うが流石に心配になる。何てったってあいつは俺の霊骸に無抵抗のまま殺されかけたって前科持ちだから
「……悩んでたって仕方ねぇ…」
左耳に触れて、ペンダントを握る。死覇装を着て、風死を腰に差した。
部屋から出て霊圧の集まっている部屋に向かう。障子を開ければ一斉に此方を振り向いた。何だそのシンクロ率。軽く怖ぇ
「お目覚めですか?檜佐木サン」
「ああ。世話になったな」
話し掛けて来た浦原さんに軽く頭を下げる。場所を空けてくれた綾瀬川に礼を言って座った。
「これからの行動をどうするか、一護の家で話し合うってよ」
「判った」
部屋を出て行く斑目の言葉に返事をして出された茶を啜る。話し合ったって結局は敵を迎え撃つって対処しか取れねぇから無駄だと思うんだがな
茶を啜り置いてあった蜜柑を食いつつも、目をやるのは卓袱台に置いた伝令神機。
…何かを受信した様子はない。
「どうかしましたか?檜佐木サン」
「…いいや、何でもねぇよ……」
少し連絡が取れねぇと直ぐこれだ。さっきあいつなら大丈夫だと言い聞かせたばっかだってのに。
全く自分の女々しさが嫌になる
結局作戦会議も良く判んねぇ感じで終わった。九条望実も戦線に出るとごねていたがぶっちゃけ俺にはどうでも良い。我儘言ってりゃ死ぬだけだし
「……はぁ…」
適当な川原で寝転がり、溜息を吐く
気付けば左手は耳のカフスに触れ右手は胸元のペンダントを握っていた。両手が自然とその動きを取る事に思わず苦笑い。あいつが居ねぇとほんと駄目だな、俺
伝令神機は依然として無言のまま。
……あいつは無事だろうか。怪我してねぇかな。ちゃんと飯食ってるかな
「…あー…駄目だ…」
頭を振って思考を追い出す。気を抜けばこんな事ばっか考えてる。今は此方の事に集中しろ、俺。こんなんじゃあいつに笑われっぞ
「大丈夫ですか?檜佐木さん」
後ろから掛けられた声にひらひらと手を振る。声の主────吉良は俺の隣に座った
「全然平気」
「……桜花隊長の事ですか」
吉良の口から発せられた名に思わず固まる。その様子を見た吉良が溜息を吐いた。おい、俺先輩だぞ。
その行動は失礼じゃね?
「檜佐木さんは桜花隊長の事になると冷静さを欠きますよね」
冷静さ?俺は今も冷静じゃねぇか。そう言えば吉良が可哀想な物を見る目で俺を見た。おいだから俺先輩だって。んな目向けんじゃねぇ
「檜佐木さん、足袋も草履も履いてませんけど」
「………え」
数時間後、尸魂界から刺客が送り込まれてきた。只の雑魚ではなく、隊長格の
「刈れ――『風死』」
「面を上げろ――『侘助』!」
それぞれ始解して敵を見る。にやりと笑った日番谷隊長は氷輪丸を俺達に突き付けた
「精々俺を楽しませてくれよ……?」
Battle with the dragon of the ice
(行くぞ、吉良)
(はい!)