春になりまた学年が上がった。先生が言うには五番隊から勧誘が来ているそうだが修兵さんが卒業するまで僕は此処を離れる気はない。勿論修兵さんに勧誘の事を話した。彼は何故受けないのかと不思議そうに首を傾げていたが理由は瞬歩が上手く出来ないからだと言っておいた
本当の理由を話せば彼は怒るだろうから
因みに僕と同じ時期に飛び級した天才…名前は…ぜんざいくん…だったか。彼は五番隊に入隊したらしい。いや話した事もないけれど

「…今年で六回生か…」

只今絶賛さぼり中。因みに入学式です。隣の修兵さんは確か最優秀生徒として生徒代表に選ばれていた筈なんだが。
それを聞けば彼は「面倒だから断った」のだそうで。最近この人さぼり癖が出て来た気がする

『修兵さん最近さぼり癖付いた?』

「誰かさんが良く木の下で転がってんのを見たら俺もしたくなってな」

それって僕の事か。つまり僕の所為か

「猫が転がってたら隣に寝たくなるだろ?」

ならねぇよ。てか誰が猫だ。僕か。首輪は修兵さんが着けたんじゃないか
修兵さんが首輪の鈴を指先でつつく。ちりんと可愛らしい音が鳴った

「今年も宜しくな」

『此方こそ』


進級しました


(こらお前らそこで何してるっ!)

(やべっ逃げるぞ独月っ!)

(ん)