401(エイプリルフール記念)
『しゅーへーさん』
「うん?」
膝の上の独月を見る。少しだけ視線を彷徨わせながら、銀髪は言った
『…好きなひと、出来た』
「え゙」
ちょっと待て今こいつ何て言った?思わず独月の顔を覗き込む
「どんな奴だ?性格は?お前を虐めたりしねぇ奴か?」
もしこいつに暴力振るう様な奴なら意地でも妨害する。てか俺がそいつをシメる
そんな事を考えていれば独月が困った様に眉を下げた。まさかそんな奴なのか?こりゃ絶対阻止しねぇと────
『…しゅーへーさん』
「独月、悪い事は言わねぇ。そんな奴止めとけ。お前を傷付ける様な奴は……?」
話している途中で口を塞がれた。小さな手で俺を止めた独月が、少しだけ目許を緩める。これはこいつの笑った事を示す動きだ。笑えねぇ独月のミリ単位の笑み
え、何で笑った?もしかしてそれ程そいつが好きなのか?俺に口出しされたくねぇ程に
『しゅーへーさん』
珍しく笑ったままの独月が、ゆっくりと口を開いた
『……今日、なんの日か、知ってる?』
「へ……?」
口許から手が外されて、問われたのはそんな事。何の日って何だ?
独月はその目に僅かに楽しそうな表情を浮かべている。まるで悪戯に成功した様な────
其処まで考えて、はたと気付く
今日は何の日か、聞いたよな?今日は四月一日。何の日?何の…………
「…………まさか」
『しゅーへーさん、今日は、エイプリルフールだよ?』
可愛い顔に騙された
(おまっ、俺は本気で心配して……っ!)
(…僕、ともだち居ないからすぐ気付くかなと思ったんだけど……ごめんなさい)
(…もう良い。俺も悪かった。けど次からはもう少し軽いやつにしてくれよ?マジでびびった)
(……次も、やっていいの…?)
(おう、これから毎年騙してくれよ。楽しみにしてっから)
(………ありがと…)
(どーいたしまして)
「うん?」
膝の上の独月を見る。少しだけ視線を彷徨わせながら、銀髪は言った
『…好きなひと、出来た』
「え゙」
ちょっと待て今こいつ何て言った?思わず独月の顔を覗き込む
「どんな奴だ?性格は?お前を虐めたりしねぇ奴か?」
もしこいつに暴力振るう様な奴なら意地でも妨害する。てか俺がそいつをシメる
そんな事を考えていれば独月が困った様に眉を下げた。まさかそんな奴なのか?こりゃ絶対阻止しねぇと────
『…しゅーへーさん』
「独月、悪い事は言わねぇ。そんな奴止めとけ。お前を傷付ける様な奴は……?」
話している途中で口を塞がれた。小さな手で俺を止めた独月が、少しだけ目許を緩める。これはこいつの笑った事を示す動きだ。笑えねぇ独月のミリ単位の笑み
え、何で笑った?もしかしてそれ程そいつが好きなのか?俺に口出しされたくねぇ程に
『しゅーへーさん』
珍しく笑ったままの独月が、ゆっくりと口を開いた
『……今日、なんの日か、知ってる?』
「へ……?」
口許から手が外されて、問われたのはそんな事。何の日って何だ?
独月はその目に僅かに楽しそうな表情を浮かべている。まるで悪戯に成功した様な────
其処まで考えて、はたと気付く
今日は何の日か、聞いたよな?今日は四月一日。何の日?何の…………
「…………まさか」
『しゅーへーさん、今日は、エイプリルフールだよ?』
可愛い顔に騙された
(おまっ、俺は本気で心配して……っ!)
(…僕、ともだち居ないからすぐ気付くかなと思ったんだけど……ごめんなさい)
(…もう良い。俺も悪かった。けど次からはもう少し軽いやつにしてくれよ?マジでびびった)
(……次も、やっていいの…?)
(おう、これから毎年騙してくれよ。楽しみにしてっから)
(………ありがと…)
(どーいたしまして)