遂に来た。待ち望んだこの日が



去年修兵さんが卒業生代表としてこの場に立っていた事を思い出す。その時僕は在院生代表だったけれど

『――以上で終わります。卒業生代表、桜花独月』

一礼して席に戻り、ぼんやりと空を見上げる。五回生の生徒代表がつらつらと文章を読み上げる中、早く終わらないかなと考えた

三日後には五番隊に正式に入隊する。九番隊に直ぐに入れる様に頑張らなければ


やっと追い付ける


(檜佐木、何だか今日は落ち着きがない様だが、何かあったのか?)

(東仙隊長…え、そ、そうですか?)

(ああ、今日霊術院の卒業式だもんねー修兵はちびさぎちゃんが気になるんでしょ?)

(乱菊さんっ!!)