長期任務2
『修兵さーん』
「どしたぁ」
『暇ー』
「良い事だろーが」
まぁそりゃそうだけども。
只今民家の屋根の上で日向ぼっこ中。虚も現れないし魂魄も彷徨ってないし何もする事がない。伝令神機にも連絡はなし。ころころ転がって居ると猫と目が合った。うわ、超見てる。暫く見つめ合っていると電子音が鳴り始めた。慌てて修兵さんを見る。彼はぼんやりと画面を見ていた
「隣町で出たみてぇだな…ほっとくぞ」
『了解』
修兵さんの一言でまた座り直す。正直この町には余り虚が出ないから暇だ。いや、暇なのはほんと良い事なんだけどさ
暇だなぁとぼやいていると修兵さんが僕を見た
「じゃあ現世の甘い物でも食いに行くか?」
『良いの?』
修兵さんが頷いた
「お前食った事ねぇだろ?」
『………甘い』
「そりゃ甘ぇだろうな」
小さなお店でショートケーキなる物を口にする。うん、美味しい。尸魂界だと基本和菓子とかだからこのクリームの甘さとかスポンジの食感は面白い。
修兵さんはチョコケーキをコーヒーを飲みながらちまちまと食べている。甘い物そんなに好きじゃないもんなこの人。
眺めていると此方も食ってみるか?と。いや、欲しくて見てた訳じゃないんだけど。まぁ他の味も気になるので頷いてみるとほらよ、と僕の目の前にフォークが差し出された。それにぱくりと食いついてみる。ショートケーキとはまた違った甘味。うん、美味しい
「美味いか?」
『ん』
お返しに自分のショートケーキを乗せたフォークを差し出すと修兵さんが食いつく。
「甘ぇな」
『甘味だしね』
コーヒーを飲む修兵さんを眺めていると胸ポケットに入れた伝令神機が震えた。虚かと見ればメールの受信。乱菊さんからのメールが届いていたので今ケーキ食べてますと送ると私も食べたい!と返ってきた。返信早っ
「誰からだ?」
『乱菊さん』
ケーキの旨を伝えるとああ、と納得された。あの人は甘い物好きだからな、と言いつつチョコケーキを乗せたフォークを僕に差し出す。何、食えってか
「お前こっちのが好きだろ?」
『……何故判った』
「さぁな?」
ほら食えよと言われたので遠慮なく頂く。確かにチョコケーキの方が好きだ。てか本当何でバレた?
幾ら訊いても口を開こうとすればケーキを突っ込まれるので訊くのを諦めた。てかほぼ僕が食べちゃったんだけど。あと半分もないし
ショートケーキを差し出せばそれは修兵さんの口に収まる。何で食べさせ合いみたいな事になった。もういっその事ケーキ交換しようよ。お互いに面倒だろこれ。ああ周りの目が痛い
何故こうなった
(…ご馳走様でした)
(満足か?)
(ん)
(そりゃ良かった)
「どしたぁ」
『暇ー』
「良い事だろーが」
まぁそりゃそうだけども。
只今民家の屋根の上で日向ぼっこ中。虚も現れないし魂魄も彷徨ってないし何もする事がない。伝令神機にも連絡はなし。ころころ転がって居ると猫と目が合った。うわ、超見てる。暫く見つめ合っていると電子音が鳴り始めた。慌てて修兵さんを見る。彼はぼんやりと画面を見ていた
「隣町で出たみてぇだな…ほっとくぞ」
『了解』
修兵さんの一言でまた座り直す。正直この町には余り虚が出ないから暇だ。いや、暇なのはほんと良い事なんだけどさ
暇だなぁとぼやいていると修兵さんが僕を見た
「じゃあ現世の甘い物でも食いに行くか?」
『良いの?』
修兵さんが頷いた
「お前食った事ねぇだろ?」
『………甘い』
「そりゃ甘ぇだろうな」
小さなお店でショートケーキなる物を口にする。うん、美味しい。尸魂界だと基本和菓子とかだからこのクリームの甘さとかスポンジの食感は面白い。
修兵さんはチョコケーキをコーヒーを飲みながらちまちまと食べている。甘い物そんなに好きじゃないもんなこの人。
眺めていると此方も食ってみるか?と。いや、欲しくて見てた訳じゃないんだけど。まぁ他の味も気になるので頷いてみるとほらよ、と僕の目の前にフォークが差し出された。それにぱくりと食いついてみる。ショートケーキとはまた違った甘味。うん、美味しい
「美味いか?」
『ん』
お返しに自分のショートケーキを乗せたフォークを差し出すと修兵さんが食いつく。
「甘ぇな」
『甘味だしね』
コーヒーを飲む修兵さんを眺めていると胸ポケットに入れた伝令神機が震えた。虚かと見ればメールの受信。乱菊さんからのメールが届いていたので今ケーキ食べてますと送ると私も食べたい!と返ってきた。返信早っ
「誰からだ?」
『乱菊さん』
ケーキの旨を伝えるとああ、と納得された。あの人は甘い物好きだからな、と言いつつチョコケーキを乗せたフォークを僕に差し出す。何、食えってか
「お前こっちのが好きだろ?」
『……何故判った』
「さぁな?」
ほら食えよと言われたので遠慮なく頂く。確かにチョコケーキの方が好きだ。てか本当何でバレた?
幾ら訊いても口を開こうとすればケーキを突っ込まれるので訊くのを諦めた。てかほぼ僕が食べちゃったんだけど。あと半分もないし
ショートケーキを差し出せばそれは修兵さんの口に収まる。何で食べさせ合いみたいな事になった。もういっその事ケーキ交換しようよ。お互いに面倒だろこれ。ああ周りの目が痛い
何故こうなった
(…ご馳走様でした)
(満足か?)
(ん)
(そりゃ良かった)