「お帰り桜花くん、檜佐木くん」

『只今帰りました、藍染隊長』

「お出迎え感謝致します」

「ああ、そんなに堅くならないでくれ」

頭を下げると顔を上げてくれと藍染隊長に笑われた。頭に手を置かれ、昨日は大変だったそうだねと労われる。昨日…ああ、巨大虚の事か

『修兵さんが強かったので平気でした』

「何だそりゃ」

修兵さんに呆れた様に笑われる。え、だって強かったもん冗談抜きで。

「藍染隊長、こいつも良くやりましたよ」

「そうか。頑張ったんだね」

『いやいやいや』

僕は只腕凍らせただけだ。他は何も出来てないし。それを言えば修兵さんに笑われる

「あの時俺がして欲しかったのは巨大虚の引き付けだ。俺が上から来るのがバレたら意味ねぇからな」

そしたらお前が巨大虚を上手く引き付けてくれた、と頭を撫でられる。いや、其処まで考えてなかったんだけどな。只巨大虚を倒そうとしただけで

「これは九番隊に異動するのも時間の問題かな?」

藍染隊長が困った様に笑った。何故そう思うのか訊けば東仙隊長が引き抜こうとしているらしい。実際九番隊への異動は決まった、と。え、それって約束どうなんの?修兵さんを見れば頷かれる。

「もう少し後に言おうと思ってたんだけどな、今年中には迎えに行くつもりだった」

『………ほんと?』

「ほんと」

つまり修兵さんが迎えに来る。約束は守られるらしい。藍染隊長にも良かったねと頭を撫でられた。

「あと少ししかないけれど、宜しく頼むよ」

『はい』




ただいま


(これからも頼むぞちびさぎ)

(これからも宜しく修兵さん)