Caught up in those eyes
『………写真集?』
「そ、写真集!」
何だその協力したくない名前の物体。断ろうとしたが笑顔の乱菊さんに何を言っても無駄だと悟る。要するに僕で酒代を稼ぎたいんだろう
そう言えばこの収入は女性死神協会の活動費に当てられる、と返された。いや僕その協会に入ってないからぶっちゃけ何も得はないんだが
「ちゃんと稼ぎの三割はあんたにあげるわよ♪」
三割なんだ。というか僕の写真集なんか出してなんの需要があるのか。自分で言うのも何だが僕は胸も無いし魅力なんて欠片も無いぞ。寧ろ乱菊さんの写真集出した方が売れると思う
「あんた結構人気あるのよー?じゃ、行きましょ!」
『え、あの、ちょっ乱菊さん?』
さっと抱えられて連行される。ねぇ乱菊さん拒否権って知ってる?つか何処に拉致る気なのこの人
「はい此方よーそうそう良い感じー♪」
『………………』
何この虐め。乱菊さんが凄く楽しそうに撮影している。僕絶対顔引きつってるわ。逃げ出したい。何故こんな服で写真撮られないといけないのか
げんなりとした状態で撮られていれば部屋の扉がノックされる。開いた扉から入って来たのは僕の上官
「失礼します。何の用ですか乱菊さん、いきなり呼び出して」
「あ、来た来た!」
乱菊さんが目を輝かせた。何だろうあの笑顔。嫌な予感しかしない
「………で?何で俺まで巻き込まれてるんですか」
「あんた達二人の写真が良く売れるから♪」
取り敢えず現状把握。現世の男子用の制服を着せられた独月を上に乗せてる同じく制服姿の俺。それを笑顔で撮影している乱菊さん。つまり俺等は被害者か
「独月、大丈夫か?」
『………ん』
こくりと頷いた独月は完全に困り顔。まぁこんなもんに巻き込まれたら誰だってそうなるわな
「良いわその表情!ちびさぎもっと修兵に近付いてー!」
いやそれさせたらこいつ泣くぞ。
只でさえ半泣きなのにこれ以上要求したら泣く。つかもっと近付けってあんたはどんな写真撮ろうとしてんだ
「え?今流行りのBL風味な写真を」
「帰るぞ独月」
「ちょっと冗談よ?」
間髪入れずにそう言えば乱菊さんが慌てた様子で引き留めた。意味は知らねぇが何か猛烈に嫌な予感がしたぞその単語
「ちびさぎって修兵といちゃついてる写真が良く売れるから、それを写真集にしようと思って」
因みに髪を下ろしてる写真はそれ自体が高額なんだと。部屋に行きゃ大概下ろしてるけどな
『…そもそもいちゃついてません』
「確かに」
いちゃついてるって何の事だ。俺等は普通にしてるだけだぞ。そう言えば乱菊さんはにっこり笑った。
「それよそれ!それをいちゃついてるって言ってるのよ!」
首を傾げつつ見れば俺の手は独月の頬を撫でていた。もう片方は背中に添えている。え、これ普通じゃね?
「取り敢えずあんた達が普通にしてくれてたら直ぐ終わるから。撮るわよー!」
「……疲れたな…」
『……ん…』
ぐったりとした独月を腕に乗せて帰る。取り敢えずちびさぎの写真集は撮り終えたらしい。明日は独月として写真撮影だと。大変だなこいつも
「まぁ頑張りな」
『……頑張る…』
「写真集出来たわよ修兵♪」
「そりゃおめでとうございます」
書類から目を離さずに言えば乱菊さんが不機嫌そうに写真集を顔の高さまで持ち上げた
「何よー特別にタダであげようと思ったのに」
「え、マジっすか」
反射的に顔を上げる。いや知り合いが出てる写真集っつったらどんな風に載ってるのか気になるだろ?断じて下心はねぇ
差し出された写真集を受け取る。ちびさぎと独月の二冊。まず独月の方を先に開く
「え…ちょっ……何て格好を…!!」
「可愛いでしょ?」
表紙を開いた1ページ目に載っていたのは無表情のバニーガール。何て格好させてんだあんた。あいつは仮にも三席だぞ
「可愛いから良いじゃない♪」
「いやそういう問題じゃなくて」
確かに可愛いけどな、そういう問題じゃねぇんだわ。
バニーガールとか色々と教育に悪ぃ気がする。つかこれ買った奴等全員見るのかよ。何か複雑。
そう思いつつ次のページを捲った俺は机に突っ伏した
「な…な…な…!!!!」
「可愛いでしょ?これも私のお気に入りなのよ」
猫耳と尻尾を付けた独月が顔を真っ赤に染めて此方を見ている写真。何だこの際どい服。だから何あいつに着せてんだあんたは
「あんたの反応がこれなら売り上げ期待出来るわねー」
「売るんすかコレ!?」
「当たり前じゃない♪」
マジかよ。いや判ってるけど。改めて知らされると何か凄ぇ嫌だ
他のページも見たが花魁やら水着やら全てにおいてほぼ無表情なあいつが載っていた。化粧した花魁の姿は何時ものあいつからは想像出来ねぇ程色気が出てる。こんな写真が出てるのも嫌だがまぁ笑顔が載ってねぇだけマシか
隣の乱菊さんに低い声で釘を刺す
「…次の写真集の販売は認めませんからね……」
「えーっ!?」
当たり前だっての。こんな教育に悪ぃもんにあいつを出せるか
Gasped involuntarily beautiful sight of you
(独月、写真集もう作らねぇ様に乱菊さんに言っといたからな)
(!…ありがとう修兵さん)
(おう、どーいたしまして(やっぱ笑った顔が一番可愛いわ))
「そ、写真集!」
何だその協力したくない名前の物体。断ろうとしたが笑顔の乱菊さんに何を言っても無駄だと悟る。要するに僕で酒代を稼ぎたいんだろう
そう言えばこの収入は女性死神協会の活動費に当てられる、と返された。いや僕その協会に入ってないからぶっちゃけ何も得はないんだが
「ちゃんと稼ぎの三割はあんたにあげるわよ♪」
三割なんだ。というか僕の写真集なんか出してなんの需要があるのか。自分で言うのも何だが僕は胸も無いし魅力なんて欠片も無いぞ。寧ろ乱菊さんの写真集出した方が売れると思う
「あんた結構人気あるのよー?じゃ、行きましょ!」
『え、あの、ちょっ乱菊さん?』
さっと抱えられて連行される。ねぇ乱菊さん拒否権って知ってる?つか何処に拉致る気なのこの人
「はい此方よーそうそう良い感じー♪」
『………………』
何この虐め。乱菊さんが凄く楽しそうに撮影している。僕絶対顔引きつってるわ。逃げ出したい。何故こんな服で写真撮られないといけないのか
げんなりとした状態で撮られていれば部屋の扉がノックされる。開いた扉から入って来たのは僕の上官
「失礼します。何の用ですか乱菊さん、いきなり呼び出して」
「あ、来た来た!」
乱菊さんが目を輝かせた。何だろうあの笑顔。嫌な予感しかしない
「………で?何で俺まで巻き込まれてるんですか」
「あんた達二人の写真が良く売れるから♪」
取り敢えず現状把握。現世の男子用の制服を着せられた独月を上に乗せてる同じく制服姿の俺。それを笑顔で撮影している乱菊さん。つまり俺等は被害者か
「独月、大丈夫か?」
『………ん』
こくりと頷いた独月は完全に困り顔。まぁこんなもんに巻き込まれたら誰だってそうなるわな
「良いわその表情!ちびさぎもっと修兵に近付いてー!」
いやそれさせたらこいつ泣くぞ。
只でさえ半泣きなのにこれ以上要求したら泣く。つかもっと近付けってあんたはどんな写真撮ろうとしてんだ
「え?今流行りのBL風味な写真を」
「帰るぞ独月」
「ちょっと冗談よ?」
間髪入れずにそう言えば乱菊さんが慌てた様子で引き留めた。意味は知らねぇが何か猛烈に嫌な予感がしたぞその単語
「ちびさぎって修兵といちゃついてる写真が良く売れるから、それを写真集にしようと思って」
因みに髪を下ろしてる写真はそれ自体が高額なんだと。部屋に行きゃ大概下ろしてるけどな
『…そもそもいちゃついてません』
「確かに」
いちゃついてるって何の事だ。俺等は普通にしてるだけだぞ。そう言えば乱菊さんはにっこり笑った。
「それよそれ!それをいちゃついてるって言ってるのよ!」
首を傾げつつ見れば俺の手は独月の頬を撫でていた。もう片方は背中に添えている。え、これ普通じゃね?
「取り敢えずあんた達が普通にしてくれてたら直ぐ終わるから。撮るわよー!」
「……疲れたな…」
『……ん…』
ぐったりとした独月を腕に乗せて帰る。取り敢えずちびさぎの写真集は撮り終えたらしい。明日は独月として写真撮影だと。大変だなこいつも
「まぁ頑張りな」
『……頑張る…』
「写真集出来たわよ修兵♪」
「そりゃおめでとうございます」
書類から目を離さずに言えば乱菊さんが不機嫌そうに写真集を顔の高さまで持ち上げた
「何よー特別にタダであげようと思ったのに」
「え、マジっすか」
反射的に顔を上げる。いや知り合いが出てる写真集っつったらどんな風に載ってるのか気になるだろ?断じて下心はねぇ
差し出された写真集を受け取る。ちびさぎと独月の二冊。まず独月の方を先に開く
「え…ちょっ……何て格好を…!!」
「可愛いでしょ?」
表紙を開いた1ページ目に載っていたのは無表情のバニーガール。何て格好させてんだあんた。あいつは仮にも三席だぞ
「可愛いから良いじゃない♪」
「いやそういう問題じゃなくて」
確かに可愛いけどな、そういう問題じゃねぇんだわ。
バニーガールとか色々と教育に悪ぃ気がする。つかこれ買った奴等全員見るのかよ。何か複雑。
そう思いつつ次のページを捲った俺は机に突っ伏した
「な…な…な…!!!!」
「可愛いでしょ?これも私のお気に入りなのよ」
猫耳と尻尾を付けた独月が顔を真っ赤に染めて此方を見ている写真。何だこの際どい服。だから何あいつに着せてんだあんたは
「あんたの反応がこれなら売り上げ期待出来るわねー」
「売るんすかコレ!?」
「当たり前じゃない♪」
マジかよ。いや判ってるけど。改めて知らされると何か凄ぇ嫌だ
他のページも見たが花魁やら水着やら全てにおいてほぼ無表情なあいつが載っていた。化粧した花魁の姿は何時ものあいつからは想像出来ねぇ程色気が出てる。こんな写真が出てるのも嫌だがまぁ笑顔が載ってねぇだけマシか
隣の乱菊さんに低い声で釘を刺す
「…次の写真集の販売は認めませんからね……」
「えーっ!?」
当たり前だっての。こんな教育に悪ぃもんにあいつを出せるか
Gasped involuntarily beautiful sight of you
(独月、写真集もう作らねぇ様に乱菊さんに言っといたからな)
(!…ありがとう修兵さん)
(おう、どーいたしまして(やっぱ笑った顔が一番可愛いわ))