事態、急変
隣に修兵さんが寝ているのは何でも旅禍による負傷者が多過ぎて部屋が足りないからだとか。卯ノ花隊長に謝られたけれど別に構わないと言ったらそれはそれで微妙な顔をされた。何故
僕は修兵さんに庇われていた為軽傷だった。庇ってくれた修兵さんの怪我もそんなに酷いものではなかったらしく、二、三日もすれば復帰出来るとの事。あんなに瓦礫が降ってきたのに軽傷な辺りが激しく謎である。二人とも同じ日に退院ですよと言われた時は修兵さんの頑丈さに驚いた
「ほんま堪忍な」
『なら僕を九番隊に戻して下さい』
僕達に怪我させた挙げ句自分は腕に切り傷一つという素晴らしく軽傷な十四番隊隊長がお見舞いに来た。渋々会釈程度に頭を下げられるくらいなら僕は九番隊三席に戻る事を望む
「ほら、謝ってるし許してやったらどうだ?」
『やだ』
修兵さんが何と言おうと此処は引けない。僕は九番隊に戻りたいんだ
僕の頭を撫でている修兵さんに財前が口を開く
「ちゅうか檜佐木さん、こいつ庇わへんでもあないな生き埋めじゃ死なへんで」
『お前なんか修兵さんの爪の垢煎じて飲んでろ』
ほんと修兵さんの優しさを分けて貰え
抜刀しようとすれば修兵さんに止められた
『修兵さん今すぐあいつを斬滅したいので離して下さい』
「今離したら大惨事になるから却下だ。副隊長が自分の隊長に刀向けんじゃねぇ」
「斬滅って何やねん」
『藤凍月の刀の方の口癖』
因みに藤凍月の具象化は銀の狐と赤茶色の狐。銀が長刀で赤茶色が銃らしい
「取り敢えず文句言わんと戻って来い」
『なら退院したら有給休暇寄越せ』
財前は呆れた様な顔をした
「お前毎日有給休暇やんけ」
『うっさいわピアス。有給休暇寄越せ』
「んなもん働いてから言えや」
『善哉野郎の隊で働けるか』
「…ほら、取り敢えず落ち着け」
修兵さんに頭を軽く叩かれる。見上げれば彼は困った様に笑った
「なぁ独月、有給なんか貰ってどうする気だ?」
『九番隊に行く。あとお爺ちゃんとお婆ちゃんのとこ行く』
最近は忙しくて会いに行けてないし。九番隊はあれだ。単に僕が九番隊に戻りたいだけ
元々九番隊…というか修兵さんの部下の位置から離れる気はさらさらなかったのに財前光が勝手に十四番隊の副隊長に強制就任させやがったから。勿論今でも九番隊に戻りたい。でも実力行使で九番隊に戻らないのは、修兵さんとある約束をしたから。
まぁそれが何時果たされるかはまだまだ未定だが。でも何時か九番隊に戻れるって信じてる
「なら俺も行くかな」
『修兵さんも?』
意外な人の言葉に驚いていたら俺も太蔵さん達に会いてぇし、と修兵さんが笑う
「財前隊長、俺が面倒見るんで桜花に有給許可して貰えませんか?」
「檜佐木さんまで何考えてはるんすか」
財前は呆れ顔。だが知らん僕は帰りたいんだ
「こいつは頑固なんですよ。自分でこうするって決めたら絶対に意見を変えねぇし」
うん流石良く判ってるね修兵さん。僕意地でも有給貰って帰るつもりだよ。寧ろこれで副隊長辞めさせられて九番隊に戻れたらとか思ってる
「…ま、しゃーないっすわ」
財前が呆れた様に溜息を吐いた。やったと修兵さんに飛び付けばわしわしと頭を撫でられる。お熱いこっちゃ、と財前が溜息を吐いた
「…せや、俺伝えに来たんやった」
急に財前が真面目な顔をした。何となく嫌な予感。修兵さんと顔を見合わせ光を見る
財前はゆっくりと口を開いた
「朽木ルキアの処刑が早まった」
混沌とした
(何で?可笑しいだろ……)
(独月、詳しく話を聞かせろ)
(修兵さん……)
僕は修兵さんに庇われていた為軽傷だった。庇ってくれた修兵さんの怪我もそんなに酷いものではなかったらしく、二、三日もすれば復帰出来るとの事。あんなに瓦礫が降ってきたのに軽傷な辺りが激しく謎である。二人とも同じ日に退院ですよと言われた時は修兵さんの頑丈さに驚いた
「ほんま堪忍な」
『なら僕を九番隊に戻して下さい』
僕達に怪我させた挙げ句自分は腕に切り傷一つという素晴らしく軽傷な十四番隊隊長がお見舞いに来た。渋々会釈程度に頭を下げられるくらいなら僕は九番隊三席に戻る事を望む
「ほら、謝ってるし許してやったらどうだ?」
『やだ』
修兵さんが何と言おうと此処は引けない。僕は九番隊に戻りたいんだ
僕の頭を撫でている修兵さんに財前が口を開く
「ちゅうか檜佐木さん、こいつ庇わへんでもあないな生き埋めじゃ死なへんで」
『お前なんか修兵さんの爪の垢煎じて飲んでろ』
ほんと修兵さんの優しさを分けて貰え
抜刀しようとすれば修兵さんに止められた
『修兵さん今すぐあいつを斬滅したいので離して下さい』
「今離したら大惨事になるから却下だ。副隊長が自分の隊長に刀向けんじゃねぇ」
「斬滅って何やねん」
『藤凍月の刀の方の口癖』
因みに藤凍月の具象化は銀の狐と赤茶色の狐。銀が長刀で赤茶色が銃らしい
「取り敢えず文句言わんと戻って来い」
『なら退院したら有給休暇寄越せ』
財前は呆れた様な顔をした
「お前毎日有給休暇やんけ」
『うっさいわピアス。有給休暇寄越せ』
「んなもん働いてから言えや」
『善哉野郎の隊で働けるか』
「…ほら、取り敢えず落ち着け」
修兵さんに頭を軽く叩かれる。見上げれば彼は困った様に笑った
「なぁ独月、有給なんか貰ってどうする気だ?」
『九番隊に行く。あとお爺ちゃんとお婆ちゃんのとこ行く』
最近は忙しくて会いに行けてないし。九番隊はあれだ。単に僕が九番隊に戻りたいだけ
元々九番隊…というか修兵さんの部下の位置から離れる気はさらさらなかったのに財前光が勝手に十四番隊の副隊長に強制就任させやがったから。勿論今でも九番隊に戻りたい。でも実力行使で九番隊に戻らないのは、修兵さんとある約束をしたから。
まぁそれが何時果たされるかはまだまだ未定だが。でも何時か九番隊に戻れるって信じてる
「なら俺も行くかな」
『修兵さんも?』
意外な人の言葉に驚いていたら俺も太蔵さん達に会いてぇし、と修兵さんが笑う
「財前隊長、俺が面倒見るんで桜花に有給許可して貰えませんか?」
「檜佐木さんまで何考えてはるんすか」
財前は呆れ顔。だが知らん僕は帰りたいんだ
「こいつは頑固なんですよ。自分でこうするって決めたら絶対に意見を変えねぇし」
うん流石良く判ってるね修兵さん。僕意地でも有給貰って帰るつもりだよ。寧ろこれで副隊長辞めさせられて九番隊に戻れたらとか思ってる
「…ま、しゃーないっすわ」
財前が呆れた様に溜息を吐いた。やったと修兵さんに飛び付けばわしわしと頭を撫でられる。お熱いこっちゃ、と財前が溜息を吐いた
「…せや、俺伝えに来たんやった」
急に財前が真面目な顔をした。何となく嫌な予感。修兵さんと顔を見合わせ光を見る
財前はゆっくりと口を開いた
「朽木ルキアの処刑が早まった」
混沌とした
(何で?可笑しいだろ……)
(独月、詳しく話を聞かせろ)
(修兵さん……)