『………………』

「おい独月、俺に隠し事出来ると思ってんのか……?」

話したくなくてそっぽを向く。
僕の顎を掴んで視線を無理矢理合わせた修兵さんが、綺麗な笑みを浮かべた

「吐け」

『ごめんなさい話しますごめんなさい』

それから修兵さんに可笑しいと思われる点を幾つか話した。というか白状させられた。修兵さんに脅されて口割らずに済む人なんているんだろうか
藍染隊長の暗殺、朽木ルキアの双極での処刑及び執行日の変更、義骸の即時廃棄、そして市丸隊長の不審な動き。一連の話を聞いた修兵さんが顎に手を添える

「朽木ルキアの処刑や他の決定……つまりお前は上を怪しんでるんだな?」

頷くと修兵さんが目を細めた。うん、怪しんでるよ。中央四十六室の事。だから忍び込んでみようと思ってる

「中央四十六室に忍び込むんは俺がやったる。お前は表で暴れたれ」

財前のその言葉に目を見開く。隊長がんな事してどうする

「平気や。何や他の隊長さんらも何人かこの処刑に疑問持ってはるみたいやし、俺等はそん人ら上手く使うて黒幕引きずり出したればええっちゅー話や」

『お前他の隊長さん使う気か』

手伝うんじゃなく利用するんだね、うんやっぱ酷い奴だわあんた

「…なら俺は独月と一緒に場を掻き乱します」

『え』

修兵さんの言葉に硬直する。え、良いの?僕等がやろうとしてる事は瀞霊廷への反逆だ。修兵さんは上司である東仙隊長を裏切る様なものなんだよ?
それを伝えても修兵さんは優しく笑うだけだった

「話は纏まったな。ほな明日、動くで」

財前の一言に僕と修兵さんは頷いた




決戦前日




(……明日になれば全てが判る…)

(ヘマすんなや)

((……すみません東仙隊長…俺は………))