この心、叶わぬならば

大好きだった。
だからこそ全てが欲しくて。
でも心をくれない貴方が、堪らなく憎くなった。
















「刹那、随分術式への理解が深まってるな」


『本当ですか?やった』


久々に夜蛾先生との任務が来て、一級呪霊の祓除に向かった。
現場は都内の墓地。如何にもな場所に巣食う呪霊を無事に祓って、私達は現在手頃な飲食店でお昼を食べている。


「刹那、最近はどうだ?無理をしてはいないか?」


トンカツ定食を頼んだ先生が、ご飯を口に運びながら聞いてきた。
その問いにきつねうどんを啜りつつ、最近の変化を思い浮かべてみる。


『任務は特級審査が入る様になりましたね』


「特級審査?何だそれは」


『最強コンビが私個人の任務に事前チェック入れてきます』


前回の雨が止むまで帰れま10の件と、天与呪縛の詳細で相当心配を掛けてしまった様で、悟と傑が私個人にアサインされた任務に目を通す様になってしまった。
此方に資料が届く頃には表にどちらかのサインがあるし、審査に引っ掛かった場合はどちらかとセットになる。めちゃくちゃ過保護。


『先生、私ってそんなに信用ありませんか?そんなに弱くないつもりなんですけど』


大事にしてくれているというのは判っている。けれど、此処まで来ると、私が弱いから二人が安心出来ないのでは?と不安になってくるのだ。
これでも一級だ。最強コンビには及ばずとも、強い部類に入れると自負している。
けれど今は、それすらも揺らぎそうで。
目を伏せた私の頭を大きな手がぐしゃりと撫でた


「安心しろ、お前は強い」


『……ほんと?』


「ああ。強くとも謙虚で、努力を怠らない。お前は俺の自慢の生徒だよ」


夜蛾先生の鋭い目が、優しい光を湛えて真っ直ぐに私を見つめている。


……認めてもらえた。
目を逸らさずに紡がれた言葉が、言葉に詰まる程嬉しくて。
何も返せず変な顔になっているであろう私の頭を撫でながら、先生は言う


「あいつらはお前が大事だから、過保護になるんだ。確かに全ての任務に目を通すのはやり過ぎだが、その内過保護も落ち着くだろう」


『……落ち着くのかな』


「今は、お前が死にかけたのが相当堪えているんだろう。だから少しだけ待ってやれ。
一、二ヶ月程度待ってやって、それでも状況が変わらなければ素直にお前の思った事を言うと良い。
もし駄目そうなら、俺が説教してやるから」


大きな手に、安心出来る雰囲気。
そして何時でも受け止めてくれる懐の広さ。
……これは、あれだ。


『…先生、おとうさんみたい』


思わず呟けば、仕方のないものを見る目で笑われた。


「その時はパンダの姉になるぞ?」


『ふふ、テディベアってクマだし、良いんじゃないですか?』


あんなに可愛い子が弟になるなら大歓迎だ。笑いながら返すと、トンカツを大きな口で噛った夜蛾先生が笑った。


「早く食え。伸びるぞ」


『はぁい』



















「なぁ、今年の交流会て九月なん?」


『うん。今までは割と早かったんだけどね、今年から繁忙期が終わる九月頃にするんだって』


「ふーん、何で今までは早かったん?」


『確か、入学したばっかりの一年のお披露目会、的な意味が大きいって悟が言ってたよ』


「入学早々上級生とブチ当てて、上級生の凄さを身を持って思い知らせるって意味付けもあるのよ。…あんたの同期には意味なかったけど」


『ははは』


今回は準一級二体の祓除任務で、組んだ相手は二級の直哉と準一級の歌姫先輩だった。
最初こそ敬語が使えない直哉に歌姫先輩がイラついていたものの、ただ単に人との関わり方が下手なのだと気付いた先輩が妥協してくれた事で、今の二人の関係はそれなりである。
しかし直哉は今人間歴数ヶ月。
七海と灰原が付いているとはいえ、まだまだヤベェ状態だった。


「なぁ歌姫ちゃん見て、あのブス太い脚晒して歩いてるで。大根みたいちゃう?」


「やめろ!!聞こえたらどうすんのよ!!!」


「そやけど髪も緑やし、顔白う塗ってるやろ?大根みたいちゃう?」


すっと直哉が指を差した人影に歌姫先輩が悲鳴を上げた。だって普通に聞こえる距離で、聞こえる声量で言ったのだ。
歌姫先輩が素早く此方に目を向ける。
私は直哉の指をそっと降ろさせながら、他のもので興味を惹く事にした


『直哉、ほら見てハワイアンパンケーキだって!美味しそうだねー!!』


「!!刹那ちゃん、アレ行きたい!ええ?」


『私は良いよ。先輩、どうです?』


「良いわよ、行きましょう…」


歌姫先輩がげんなりした顔になっている。
それに苦笑いしつつ、目をキラキラさせた直哉に着いていく事にした。


「あんた、まさかアレの面倒も見てるの…?」


『いえ、直哉には基本的に二年の七海と灰原が付いてます。私はほら、三年の方の問題児がメインです』


「ああ……まぁどっちもどっちだけど…」


歌姫先輩はちらりと直哉を見てから言った


「可愛げがある分、此方がマシね」


『悟も可愛いですよ?』


「アレはあんた達にしか懐いてないでしょ。大体アイツは私を先輩扱いしないじゃない。
禪院の方は、接し方が下手なだけで此方を敬う姿勢が見えるもの」


大正解。
先輩の言葉に苦笑いしか出てこない。
悟はあの良過ぎる眼の弊害か、術式で人を判断してしまう癖がある。なので相手が悟の気に障る行いをすると、雑魚と一蹴する事が度々あるのだ。
勿論格下と判断した相手に払う敬意を持ち合わせていないので、歳上からは嫌われる傾向にある。だって悟が上手くいってる歳上の人って、夜蛾先生とか甚爾さんとか時雨さんとかママ黒さんとか…悟より何処かが強くて、心の広い人ばかり。
非常に心苦しいが、とても優しい歌姫先輩を歳上として立てようとしないのはそういう理由もあるのだ。


対する直哉は年功序列というか、“人間として生きてきた年数”を重視する傾向にある。


なので基本的に周りに毒は吐いても、意外な事に悟よりはキレにくいし、彼にとってはめちゃくちゃ複雑な立ち位置であろう恵にも出来る限り丁寧に接している。
そして懐いた人には君付け、ちゃん付けで友好を示す。
なので歌姫先輩は歌姫ちゃんだし、夜蛾先生は正道くんである。
最初こそ抵抗を示されるが、そこは人間歴数ヶ月故のバブっぽさが炸裂し、仕方無いなぁ、で受け入れられる事が多い。現に先輩も先生もそうだった。
……つまり、直哉の方が人間関係を円滑に回せるのだ


……いや、こう考えると悟ヤバいな?
もしかして全然マトモになってない…???


『え、歌姫先輩』


「なに?」


『私達、悟に怒るなら三回は悪口を聞き流しなさいとか、初手術式暴露やめなさいとか、挨拶はきちんとしなさいとか、横断歩道は信号を護りなさいとか、猿って呼ぶならバレない様にしなさいとか、呪霊でバスケットはやめなさいとか、ストーカーを燃えるゴミで出すなとか、叩きのめした呪詛師の顔を地面に叩き付けて筆の代わりにするなとか、おじいちゃんにバルサンを焚くのはやめなさいとか色々教えてきたんですけど』


「待って?後半が冗談抜きで危ないんだけど???」


『まだバブちゃんの筈の直哉の方が人間社会に適応出来そうな気がするのは何故…?』


禪院という超大所帯で育った所為か、直哉は悟よりも達観した面がある。その辺りが明確な差となって、今私の前に横たわっていた。


ぶっちゃけるとAIBOを人として育てるのと、零歳の赤ちゃんを育てるぐらいの違いがありそう。


だって悟、常識ないじゃん。
悟のバブちゃんって、これってどういう感情?みたいな所から教えるレベルだったじゃん。
なのに直哉は一般社会には疎いけど、歳上に可愛がって貰える性格してるじゃん。
うわぁ、育成楽そう…
遠い目をした私の肩を歌姫先輩が叩く


「諦めちゃダメよ。最近二本足で歩けるぐらいには人間っぽいから、あんたのAIBO」


『SATOBOじゃん…つら…』


「何しとるん?はよう行こ?」


「待ちなさい禪院。女の子と歩くならもう少しゆっくり歩いて」


「?女は男の三歩後ろやって家で言うとったで?あと遅いのんは歌姫ちゃんの脚短いんちゃう?」


「クソガキ…!!!」


「???何で怒ってるん?」


『……ははは』


やっぱりバブもヤベェ奴だった。
















────願いを叶える三鈷杵。
それを手に入れたのは偶然で、しかし今の私にとっては必然とも言えた。


「この三鈷杵を握って、願い事を強く念じなさい。貴女の願いが本物ならば、ソレはきっと応えてくれる」


ふらりと訪れた骨董店で勧められた、褪せた黄金の三叉鉾。
まるで誘われる様に手に取ったソレ。
私が願うのなら、それは一つしかなかった


────あの人に近付く女が、死にます様に。















歌姫先輩と直哉と三人でハワイアンパンケーキを堪能し、次の任務もないので街をぶらぶらしていたその時の事。


「なぁ、雄くんと建人くんにお土産買いたいんやけど、どんなんがええの?」


「街に出た程度のお土産なら、クッキーとかおやつ程度で消費出来るものが良いんじゃないかしら」


『直哉、七海と灰原の好みとか判る?』


「パンと米」


「和と洋がぶつかってるわね…」


『またお土産を選びにくい所を突いてくるな…』


お米ってお米?もういっそコシヒカリ5kgとか?いやそれは可哀相。
パンでお菓子というとラスクが浮かぶけど、お米って何だ?お煎餅系?


『んー、クッキーとお煎餅買って帰る?そしたら和と洋だし拒否反応は出ないかも』


「刹那ちゃんは?悟くん達になんか買うん?」


『うん。何時も甘いのとしょっぱいのを買うよ』


「刹那も大変よね、毎回お土産で悩んでるじゃない」


歌姫先輩に言われ、そういえば毎回駅のお土産コーナーで時間を取ってしまう事を思い出した。
それと同時に、選ぶ時の心境も思い出す。


『お土産選び、好きなんですよ。
これは悟が好きそうだなとか、此方は硝子が喜びそうとか、傑にはこれが良いかもとか……傍には居なくても、三人の事を考えられるので』


大好きな人達の事を思い浮かべるだけで、単独任務の寂しさは紛らわす事が出来るのだ。
本当は毎日メールもしているし、泊まりの任務の時は寝る前に電話もするから、思いっきり孤独感に苛まれる時間も少ないのだけれど。それでも画面越しでしか顔を見られず、温もりを感じられないというのは大きい。
今日は三人に何を買って帰ろうかな。
そんな事を考えて自然と頬が弛んだ私の頭を歌姫先輩が撫でた


「ほんと良い子……呪術師にあるまじき良い子よね…」


『ふふ、ありがとうございます。歌姫先輩の撫で方って優しくて好きです』


「あーかわいい。今日硝子も連れて泊まりに来なさい。女子会するわよ」


『めちゃくちゃ楽しそうですね!でも私達が行くとサト子とスグ子も来ちゃうんですけど大丈夫ですか?』


「…あんた達仲良すぎない…?なんで女子会に男が乱入するのよ…」


『一度語部さんと女子会したら来たんですよね』


女子会だと言ったのに平然と乱入してきた悟と傑なら、先輩とのものでも当然と言った顔をして来るだろう。
何でだろうな、そっちも男子会すれば良いのに何故か此方に混ざりに来るのだ。


『まぁ皆お昼に任務終わりに遊んで帰ってきたりしますし、完全にべったりって訳ではないんですよ?』


「あのね、刹那。任務以外で五条に付き纏われてる状況はべったりって言うのよ…?」


『え』


歌姫先輩と信号待ちをしながら話していると、一歩前に立っていた直哉が不意にじいっとある一点を見つめ始めた。


『直哉?』


「…俺な、最近思うんや」


信号が変わる。
人の流れに沿って歩きだした直哉の後を、先輩と共に追い掛ける。
スタスタと歩いていく直哉は、前方を真っ直ぐに睨み付けていて、私は歌姫先輩と目を見合わせた


「きゃあああああああああああ!!!」


「逃げろ!!」


「その女、ナイフ持ってる!」


不意に前方からそんな悲鳴が聞こえてきて、人々に恐怖が伝播した。
逃げようと動き出す人に押され、動けなくなる。
何とか鉄扇を掴み、何時でもナイフを持った女の制圧が出来る様に備えようとして


「み つ け た」


『!!!!!!』


────直ぐ傍。
歌姫先輩が居た筈の場所に、ぎょろりと眼を剥いた女が居た。
何故。どうやって。
疑問は数多く浮かぶが、悩む時間などない。
鉄扇でおどろおどろしい呪力を溢れさせた凶器を防ごうと、褪せた光の行く末を凝視。狙われている箇所、心臓の前で鉄扇を開いて────


「禪院の、女は男の三歩後ろを歩けって言うのんは」


────褪せた黄金が鉄扇に突き立てられる寸前、女の身体がぴたりと止まった。
直哉が女の背後から腕を掴み、素早く脚払いをかける。
受け身も取れず膝から倒れ込んだ女の腕を極めて、完全に制圧した状況で、直哉はニヒルに笑った。


「男が、女を護りやすいさかいちゃうかって」
















『アレは私じゃなきゃ惚れてましたね。つまり奴もタラシ』


「呪術師の男ってタラシしか居ねぇの?」


「等級が上になる程ツラだけは良い奴等で溢れ返るのよね……ソイツみたいに」


お昼の出来事を歌姫先輩主催の女子会で硝子に報告していると、先輩は私の方を見てげんなりした顔をした。
何故か?そんなの簡単なこと。


「せつな、おれのほうがなおやよりつよくてかっこいいよ」


『そうだねー。悟は強くて格好いいねー』


背後から私の首もとに顔を突っ込んだサト子が居るからである。


「クソ面倒ねソイツ」


「最近嫉妬を覚えたらしくて。刹那が直哉をちょっと格好いいって言おうモンならコレですよ」


「めんどくさ」


「私と夏油が褒めようモンなら床に転がってじたばたします」


「めんどくさ…」


歌姫先輩の顔がどんどん死んでいく。
それに苦笑いしつつ、ポテチを悟に差し出してみた。


『悟、ほらポテチだよ。しあわせバタ〜だよ。甘くて美味しいよ』


「……まだとげとげしてる」


『そっかぁ。どうすれば良さそう?』


「なでて」


『はいはい』


言われた通り、綺麗な白銀の髪を撫でてやる。梳かす様に指を髪に通しつつポテチを食べていれば、歌姫先輩から信じられないものを見る目を向けられた。


「良いの…?あんたそれで良いの…???」


『え?まぁヤキモチ妬いてるだけですし。機嫌悪いよりはマシですから』


機嫌が悪い悟は無表情で怖いのだ。
だからこうやってむすっとしているのは可愛い方だと思う。
ぐりぐりと首筋に額を押し付けてくる悟に笑って、耳殻を指先で優しく挟む。
すると擽ったいのか低い声がくすくすと笑って、お腹に回った腕がぎゅうぎゅうと締め付けてきた。


『綿が出そう…』


「愛してるから頑張って」


『愛が痛いんだよなぁ』


どうやら大分トゲトゲが治まってきた様だ。顔を上げた悟の口許にポテチを差し出せば、ぱくりと一口で食べてしまった。
にこにこしている悟を見て、歌姫先輩が言った


「そういえば夏油は?帰ってきた時は居なかった?」


「夏油なら今日の非術師の尋問に立ち会ってます。何でもあの女、アイツの元オトモダチ(意味深)だったみたいで」


「傑は雌猿の口割らせ要員だと。終わってもセンセから説教みたいだし、女子会には間に合わねぇかなぁ」


「女子会だって判ってんなら帰れよ」


「サト子わかんなーい♡」


白昼堂々起こされた出来事はニュースで衝動的に引き起こされた通り魔事件として扱われ、私を狙ったという事は隠蔽された。
混乱こそあれど怪我人もなかった為、ニュースはゆっくりと表舞台からフェードアウトする予定らしい。


警察から内密に女を高専で引き取って調べた結果、女は傑の元オトモダチ(意味深)だったらしいという事が判明した。


何でも傑に関係を解消され、たまたま覗いた彼の携帯の画面に映っていた硝子と私に一方的な殺意を抱いていたらしい。
ただそれだけならまだ……いや、私としては微妙だけど、それだけならまだ良かった。
しかし、此処で厄介な事に彼女の趣味が絡んでくる。


「まさか傑も切ったオトモダチ(意味深)が呪具持って娘を刺しに来るなんて思わなかったんだろうな」


「骨董品の鑑賞が趣味なんて、どんだけピンポイントで復讐してきそうな女引っ掛けてんのよ…」


女の趣味は、骨董品の鑑賞だった。おまけに骨董品店巡りも毎週敢行する程筋金入り。
恐らく傑と関係を解消してからも趣味は継続していたんだろう。
そしてそこで、彼女は運悪くも“曰く付き”の品物を手に取ってしまった。


『あの人が言うには、願いが叶う三鈷杵って触れ込みで売られたんだって。
まぁそこも直ぐに調べに行くって話だけど』


「願いが叶う、ねぇ。実際は、自分の命を削って殺したい相手と廻り逢うって術式だけどな。歌姫と場所を入れ換えたのも術式の効果」


オエ、と出した舌が頬にべちゃっと当たって悟を叩いた。
ティッシュで頬を拭く私をぶすっとした悟が睨んでくる。…もう一度べちゃっと舐められたので、躾の悪い舌にカカオ98%チョコを押し付けた


「んげぇ!?!?!?」


『うるさ』


「刹那も淡々と対処すんのね」


「そりゃあアレをメインで面倒見てるのは刹那ですからね」


苦かったのか涙目になった悟の前でミルクチョコを揺らせば、ぱかりと口が開いた。そこにチョコを放り込んで、私自身はコーヒーを口にした。


「せつな、いじわるした…」


『あのね、悟。化粧水とか乳液とか塗った後のほっぺなんて舐めたら身体に悪いでしょ?だから舐めるのやめようね』


「………じゃあ風呂上がり直ぐに襲撃すれば良いの?」


『先ず舐めるのやめようか』


「えー、刹那美味いのに」


『私は人間だからね。美味しくないね』


「でも唇は甘いじゃん。じゃあきっと全身甘いだろ?舐めさせろ」


『凄い暴論』


ぱかっと開いた口を掌で覆うという攻防戦を繰り広げていたから、歌姫先輩が呟いていた事を私は知らない


「……アレで付き合ってないの?何で?」


「恋愛感情のリハビリ中ですね」











どうか、消えてください










刹那→被害者。
仲の良さに嫉妬され、刺されそうになった。狙われたのが硝子ではなく自分で良かったと思っている。
呪術師としてはマトモに見える(ただしマトモではない)

五条→刹那が直哉を格好良いと言ったのでトゲトゲした。
しかし直哉よりも愛されている自覚があるのでそこまでトゲトゲしなかった。
女子会だろうが平然と参加する。

夜蛾→俺の教え子が今日もかわいい。
刹那が襲われてビックリしたし、原因を知って頭を抱えた。

直哉→お姉ちゃんと任務でにっこり。優しそうな先輩も出来て、お土産も買えてにっこり。お姉ちゃんを護れてにっこり。
男が三歩先に歩くのは、敵をいち早く倒す為では?と思い始めた。

歌姫→久々に可愛い後輩と一緒の任務だったのに、明らかに見下してきそうな後輩も居てうげっとなった。しかし五条より可愛げがあるのでまぁ許した。
白いクズとテディベアの関係が不思議で仕方ない。

硝子→刹那が襲われたと聞いてビックリしたし、原因を知って夏油にグーパンした。

女→非術師。
得られぬ愛を利用された人。

目次
top