プリムラ

・特殊設定あり






世界には、二つの人種がある。


normalと呼ばれる、特に特徴のない人間。
そして、獣人therianthrope、と呼ばれる種族。


獣人therianthropeは主にゲノム配列がnormalと違い、“明確に何処かがnormalよりも優れている”事が多い。
獣と書くとはいえ種類は実に様々で、獣も居れば虫も居る。
ただ厳密に言ってしまえば皆同じ人間なので、違う種族の生き物を顕現させていても、はたまた相手がnormalでも、結婚も出産も問題はない。
獣人therianthropeの特徴がある人間は所謂エリートである事が多いから、その点に於いて妬みやら嫉みやらが発生しやすい。
まぁ総人口の三割居るだろうか、という程度の人数らしいし、普通に生きていれば街中やメディアで目にする事もある。
“優れている”種族故か、獣人therianthropeは政治家や芸能人に多いのだ。


「刹那、次の任務俺と一緒だって」


『そうなの?宜しくね、悟』


「ん」


太い尻尾がぐるりと腰に巻き付いてきた。
呪術界に於ける御三家が一、五条の当主である悟は雪豹の獣人therianthropeである。


ひとえに獣人therianthropeと言えどランクがある。


顕現させた動物の希少性が高い、または純粋に強い動物の獣人therianthropeは、単純に格が高い。
そして格が高ければ、総じて本人のポテンシャルも高い。


簡単な振り分けとしてはA1が、希少性が高く、強いもの。
B1が希少性が高い、若しくは強い動物。
C1はペットや雀など、希少性が低く、強くもない動物。


現に幻と言われる雪豹の悟は、何百年振りの六眼と無下限呪術の抱き合わせだ。
恐らくは最高ランク。種族不明の狼である傑もB1か、A1だろう。
マヌルネコである硝子も希少性からA1だ。
ハシビロコウである語部さんも希少性でB1、コヨーテである黒川くんもB1だ。確か湖島さんもB1だったと思うし。何だったか忘れたけど。


…そう考えると、呪術師とは高ランクの獣人therianthropeが多い。


二級以下はCランクも居るけど、基本的に準一級からはBランクばかり。
…というか基準がガバガバなので、強ければB!珍しければA!みたいなトコある。
政府はもう少し獣人therianthropeのランクを細分化した方が良い。


ざり、とうなじを濡れたものが撫でて、身を捩った


『悟、グルーミングやめて』


「んー」


『猫ちゃん、やめなさい猫ちゃん』


「親愛の証だろー?受け入れろよ」


ざりんざりんとちょっとざらざらした舌がうなじを舐め、頬を舐める。
親愛の証なら傑舐めてこいよ。あんたの舌ざりざりするんだよ。
止まらない悟と無駄な攻防を繰り広げていれば、硝子が自分の耳の後ろを掻きながら呟いた


「おいネコ科がメスにグルーミングするのは求愛行動だろうが」


『私の知ってる求愛行動とは大分違いますね』


「オマエの求愛行動はヤベェわ。勃起したチンコ擦り付けろって?俺達にはまだ早いよ。段階踏もうね」


「悟、そんな事を私の娘にしたら切り落とすよ」


振り向いた先、傑が切れ長の眼をかっ開いていた。
それを見た悟が不満そうに尻尾を床に叩き付け始めた。
斑模様のある耳も水平に伏せられている。所謂イカ耳。ネコ科は機嫌が判りやすい


「んだよ傑、ソッチは俺の求愛行動じゃねぇっつーの。つーかアレじゃん、オマエの求愛行動はストーカーじゃん」


「んふっ」


悟の一言で硝子が噴き出した。
それはアレ、ハイイロオオカミの求愛行動だ。
笑ってしまわない様にさっと顔を伏せる。
その瞬間、カーン!とゴングが鳴った気がした。


「心外だな。好きな子を見つめていたいのは当然だろ?」


「いやしつこいじゃんオマエら。ずーっと付いて回って傍で腹見せて転がるんだろ?尻に敷いて下さいって言ってる様なモンじゃんドMかよ」


「本当に好きな子なら絶対に振り向いて欲しいからね。
そもそも年中盛ってるネコ科に言われたくないな」


「あ゙???それはイエネコですぅ!
アイツらの発情期は日照時間が十四時間を越えると来るんですぅ!!
しかも最近のイエネコ共は人工照明なんかで勘違いして発情しやすくなってるんですぅ!!!
しかも発情すんのはメスだから!!オスは鳴き声とフェロモンに誘発されるだけだから!!!
これだから知識のねぇいぬっころは!!!イエネコと雪豹も判んねぇとかそのほっそい眼ぜんっぜん見えてねぇじゃん!!!」


「狼とイエイヌを一緒にするんじゃないよ。イエイヌは食う寝る遊ぶを体現する愛玩動物だろ。
狼は厳しい環境で獲物を獲ってるんだよ。
お前こそそんなに大きな眼で何にも見えてないな。ああ、ネコって眼が悪いんだっけ?それじゃあ犬と狼を見間違えても仕方無いのかな、節穴な訳だし」


「……表出ろ犬っころ。それとも尻尾巻いて逃げんのか?」


「好奇心は猫をも殺すって諺を知らないのかなネコちゃん?ああ、知らないか。だってうっかり水に落ちるのが好きだもんね君達」


キレたらしい悟が傑の襟首をとっ掴み、教室を飛び出した。
校庭の方から怒号と何かを破壊する音が聞こえだして、私と硝子は目を見合わせた


『ネコ科の硝子さん、ぶっちゃけあの争いどう思います?』


「くだんね」















獣人therianthropeとはいえ、全員が全員見た目で判るかと言うと、そうでもなかったりする。
簡単に言うと、陸の生物を宿している獣人therianthropeはその特性を顕現させている者が多く、海の生物を宿す獣人therianthropeはその特性を封じている事が多い。
それは何故か?
単純に、陸での生活に向いていないものが多いからだ。


「normalの癖に悟様に色目使ってんじゃないわよ!」


「そもそもnormalが一級なんて可笑しいわ!あんた、カラダでも売ってるワケ?」


目の前で私を詰っているのは蝶の女の子と、猫の女の子。
紋白蝶とヒマラヤンという事は、どちらもC1だろう。
今回の私の役割は、一年生のサポートだと聞いていた。
だからこそ、まだ呪力の安定しない二人の補佐に入りつつ、無事に祓ったというのに。
睨んでくる二人を見つつ、鉄扇を握った。


『任務は終わりましたけど、まだ帰る気はないんですか?』


「当たり前でしょ!偉そうに見下しやがって!!」


「normal風情が!!」


刀を振りかぶる蝶の後輩の一撃を躱し、猫の後輩が飛ばしてきた呪力を鉄扇で叩いた。


獣人therianthropeはnormalを蔑む傾向にある。


恐らくはそれで、一級で悟と近しい仲の私を妬んだのだろう。
…これをささっと解決する方法は、あるにはある。
しかし、やった後・・・・が問題なのだ。


『あの、落ち着きませんか?私はnormalじゃ…』


「調子乗んなよnormal!!」


「死ねぇ!!」


うーん、これは無理そう。
……仕方無い、これも必要犠牲だ。
溜め息を吐きつつ、鉄扇から水の塊を引き出した。
それを、真上からぶちまける。


特性を封印している者がそれを顕現させる条件は、簡単だ。


ばしゃりと、水が降り注ぐ。
その瞬間、背中と腰の間からずるり、と飛び出す感覚がした。
ばりばりと破れる音が下の方から聞こえてくる。黒のスラックスが破れ、落ちた。靴はギリギリで脱いだので、多分セーフ。
ばしん、と立派に育った尾鰭が、泥濘んだ地面を叩いた。


特性を封印している者がそれを顕現させる条件は、簡単だ。
それは────大量の水に、触れること。


「は…?嘘でしょ…?」


「え…?」


窮屈な拘束から解き放たれた様な、解放感。
目を見開く馬鹿ににんまりと口角を上げる。
特性を封印しているタイプの獣人therianthropeは、総じて海の生き物である事が多い。
そして、海の生き物は────大型種である事が、多い。


冥界からの魔物Orcinus orca……あは、ごめんね?私、シャチです☆』













『あー、困った』


森の中、びたんびたんと地面を叩きながら独りごちる。
気絶してしまったあの二人は、補助監督さんに回収してもらった。しかし私自身の回収で困っているのだ。


簡単に言うと、封印タイプの獣人therianthropeは、一度解くと暫く戻れない。


縛りとかではないのだが、恐らくは拘束から解き放たれた解放感が落ち着くまでに暫く掛かるのだろう。最低でも二時間はこのままだ。
二人を傷付けずに落ち着かせる為とは言え、解除はやはり軽率だっただろうか。


『シャチだもんなぁ……尻尾が長いよなぁ……』


今の私は肩甲骨の直ぐ下辺りから大きな背鰭が生え、臍から下が黒い流線型のフォルムになっている。
控えめに言って4mはあるであろう下半身では、車に乗る事も出来ない。うっかり動けば多分車が凹むし。
どうしようかと尾鰭でびしゃびしゃと泥水を弾いていると、不意に真上から影が落ちてきた。


「おーおー、人魚姫が森に打ち上げられてんじゃん。お持ち帰りして良い?」


『あれ、やっほー悟。どうしたの?』


「オマエが封印解いたら俺と傑と硝子に連絡来る様になってんの。忘れた?」


『あー…そういえば?』


入学当初、大雨で封印が解けてしまい動けなくなった事があった。
それからだ。私の封印が解けてしまった場合、親友達に連絡がいく様にプログラミングされたペンダントを付けているのは。


「じゃあ高専までトぶ?敷地内に入っちまえば自分で動けるだろ?」


『うん。お願いします』


伸ばされた手に手を重ねる。
ぐん、と身体が浮遊する感覚を覚え、次の瞬間には見知った石灯籠の通り道に風景が切り替わった。


『ありがとう悟、助かった』


「おー。なぁなぁ背中乗りたい」


『どうぞー』


鉄扇から水を引き出して、自分の身体を持ち上げる。
そのまま水のレーンを敷いて泳ぎ出せば、早速背中に乗った悟が嬉しそうに笑った


「ちっこい刹那が実は一番デカイって、変な感じ」


『まぁ陸地より海は広いからね。シロナガスクジラじゃなくて良かったとは思うけど』


「クジラは流石に家に入んねーわな」


腰から下は人間の胴の太さに合わせて変化するので、私の見た目はまぁ細い。
ひょろっとした下半身を見た悟と傑が「……イルカ?」「いやリュウグウノツカイじゃないか?」とか抜かしやがったのは許さない。一応海の王者なので。サメにもクジラにも負けないので。


『ちょっと。背鰭擽らないで』


「刹那さぁ、この状態で何人乗せられんの?」


『んー…悟と傑と硝子乗せて満員かな。全力で泳ぐならそのぐらい。海とかで浮力アリなら語部さんと黒川くんと夜蛾先生までいけるかも。落ちたら知らないけど』


そもそも私はあくまで獣人therianthropeであり、純粋なシャチではない。なので本物より力はないのだ。せいぜい車を尾鰭で叩いて凹ませる程度。
ぴょん、と背中から降りた悟が私の髪を一房掬った


「刹那って泳ぐ時俺の顔の高さで泳ぐからさ、隣歩くの好きだよ。泳ぎも綺麗だし」


『ふーん。…私は陸の動物が良かったなぁって思うけどね』


「なんで?」


『陸の動物は可愛いじゃん。悟も傑も硝子も耳と尻尾もふもふで可愛い』


獣人therianthropeの私が備えているのは長い背鰭と流線型の下半身、それから大きな尾鰭だ。全然かわいくないし、陸地で生活するには不便が過ぎる。
おまけに特性を封印すればnormalだ何だと絡まれるのだ、面倒な事この上無い。


『私は術式的にこの特性と合ってるから良いけどさ。違う術式だったらって思うとゾッとするわ』


「知ってる?この間死んだ一年、術式ナシの鱸だったらしいよ」


『うわぁ…』


「オマケに任務中に大雨が降って封印が解けたんだと」


『うわぁ…』


海の生き物に陸地が優しくない。
まぁ私は海の生き物でも海獣にカテゴライズされるのだが。どっちにしろ顕現させている状態では生きにくい。だって歩けないし。しかも獣人therianthropeの中でも海の生き物は数が少ないらしく、闇オークションなんかに売り飛ばされる事もあるんだとか。
まぁね、バケツ一杯の水掛けられたら足がなくなって動けないからね。私は術式で動けるけど、街中でやったら大問題だし。
最近じゃ路地裏を歩く人に突然水を掛けて、封印が解けた水棲生物系獣人therianthropeを誘拐する事件があるとも聞く。
結論:陸地が優しくない。


「俺、オマエのこの格好好きだよ」


『どうしたの急に?』


宙でくるくる回っていれば、悟が急にそんな事を言い出した。
驚いて顔を覗き込めば、空と海を溶かし込んだ蒼がゆるりと細くなる


「だってオマエが急にシャチになれば、俺が迎えに行かなきゃ動けないじゃん。…それってオマエは俺から離れられないって意味みたいで、すっげぇ好き」


『うわぁ………』


「オイ引くな」


陸地ってロクな奴が居ない。












『上がったよー』


「おー」


「私も入ってくるね」


『熱いかもだから気を付けてねー』


「ふふ、わかったよ」


笑った傑に頭を撫でられて、刹那はふよふよと宙を泳いでくる。
白のワンピースの裾をひらひらと揺らしながらリビングまでやって来た刹那は、ソファーの前で腰を降ろした。
そんな刹那に後ろから覆い被さると、海獣にあるまじき温もりに思わず笑ってしまった


「茹でシャチじゃん」


『お風呂はぽかぽかが好きですので』


「海って冷たいモンじゃねぇの?」


『私純正のシャチじゃないからね。シャチ人間だから』


「ミミズ人間みたいに言うじゃん」


『あんたも雪豹人間だよ』


「は?????」


水分を取ったんだろう、乾いている綺麗な黒髪に頬擦りしつつ、小さな身体をぎゅうっと抱き締める。
尻尾も腰に巻き付けると、テレビを観ていた硝子が呆れた様に言う


「マタタビ貰ったネコじゃん」


「は???イエネコと同じ扱いすんな」


『マタタビ買ってこようか?』


「イエネコと同じ扱いすんな」


「でもこの間ライオンがマタタビで遊ぶ映像見たよ。もしかしたら私らにも効くんじゃないか?」


『マタタビ買ってこようか』


「ねぇ疑問符は????」


オマエ俺がふにゃふにゃになってんの見たいだけだな?笑う刹那をラグの上に転がして、ぎゅうっと抱き締める。
尾鰭がぺしぺしと床を叩いたが無視。されるがままにマーキングされる刹那を硝子が眺めている。


「刹那もさ、五条が嫌なら拒否して良いんだよ?陸と海じゃ勝手も色々違うだろ」


『うーん、私はそこまでシャチの習性が大きく出てる訳でもないから、平気だよ』


「寧ろオマエが持ってるシャチの習性ってあんの?ぽやぽやテディじゃん」


『熊じゃないね、シャチだね。んー…』


首筋にフェロモンを擦り付ける俺を放置しながら、刹那は思案している。
背鰭に気を遣って横倒しにされたまま、海の王者である筈のシャチはのんびりと尾鰭を揺らした


『ポッドを作らないと寂しい、ぐらい…?』


「ポッド?…ああ、シャチの群れの事か」


「それって俺達がポッドって事で良いの?」


『うん。独りだと寂しくて凶暴化するよって時雨さんにも聞いてるから、仲間外れにしないでね』


それを聞いた俺と硝子は固まった。
………え?そんなかわいい事言う…?
オマエ急にそんなかわいい事言う…???


「かわいい…嘘だろかわいい…海の王者なのにさびしいの嫌いなのかわいい…」


「可愛いのは当たり前だろ私の娘だぞ毎日可愛い」


『ん?なんか急にバグったね?』

















ある日、教室で。
椅子の上で。


悟が自分の尻尾を咥えていた。


私は無言でケータイを取り出した。
連写を始めた所でぱっと此方を見た悟が尻尾を離し、立ち上がる。
ちょっと頬が赤い。かわいい。


「待て。ヤメロ。撮るな」


『悟かわいい。尻尾咥えてんのかわいい。え?寂しいとするの?』


「ヤメロ。もうやらねぇ」


『ちょっとそこに座ってやってくれない?かわいい』


「もう絶対やらねぇ」


画像をパパとママに送信し、長い腕に捕まった。
ぎゅうぎゅう抱き付いて頭に鼻先をぐりぐりしてくる悟に、思わず笑ってしまった。


『尻尾って咥えたら安心するの?』


「………咥える?別に良いけど」


『遠慮しとくね。口の中毛だらけになりそう』


「オラ、咥えろ」


『んぐ』


真っ正面から太い尻尾を口に突っ込まれた。
いやさっき側面咥えてたじゃん?これはやり方が違うんじゃない?

















おはようこんにちはこんばんは、語部です。
私は軽率に転生した準一級術師にございます。
元々知っていた呪術廻戦に良く判んない獣要素を足したこの世界。ふざけんなよ無駄なモン足してんなコッチは生きるのに必死ですぅ!!!
とか思っていた、けど。


「刹那、口開けて♡」


『?あー』


黒髪に菫青の瞳を持つ美少女にチョコを食べさせる銀髪碧眼の美人。
五条の頭部からは黒い模様の入ったネコ科の耳が生えていて、腰からも子供の腕ぐらいの太さの尻尾が伸びていた。
小さな口がチョコを受け取ると、奇跡の蒼が零れ落ちそうな程に蕩けた。


「んふふ、かぁいい。かわいいね刹那♡」


『?なんか凄い嬉しそうだね?』


「あー…シャチにはこういうのないのかな?」


『独りぼっちの子の面倒見たりはするみたいだけど、こんな風に食べさせてうっとりするのはないかも?』


あ、刹那ちゃんもしかして気付いてない???
多分五条のそれはアレだな?ネコ科の求愛行動の一つだな?
私の属する鳥類でもその求愛方法を取る仲間も居るけど、まぁ求愛行動って千差万別だしな。
踊ったりする鳥も居るしな。


「かーわいい。給餌ってこんなに楽しいんだ…」


『?』


「かわええ……海と陸の恋…?人魚姫じゃん…絶対に泡にならない人魚姫じゃん……」


「語部。拝むのはやめなさい語部」












泡と空










刹那→シャチの獣人therianthrope。ランクはA1

シャチだが狂暴性はない。食べ物が豊富な海域のシャチかも。
術式との相性は抜群なので特に嫌ではないらしい。

水辺の生物の特性を持つ獣人therianthropeは日常生活が大変な為、特性を封じる能力を持つ。
封じるとnormalと同じ外見になる為、勘違いからのマウントに遭いやすい。
ついでに誘拐されやすい(陸地での移動が苦手な種が多い)ので、可哀想な種族。

封印を解除すると全身で5mくらいになる。
その為さしすせカルテットの家は通路も広い。

五条→雪豹の獣人therianthrope。A1+

尻尾を咥える癖がある。それを見たしすせが何時も連写するのが不服。
刹那にマーキングするのが好き。
求愛行動がたのしい。

夏油→狼の獣人therianthrope。A1

好きになった子にはオオカミ式求愛行動を取る。

硝子→マヌルネコの獣人therianthrope。A1

ネコ科だよねー!!と言いたくなるドライさ。

語部→ハシビロコウの獣人therianthrope。B1

じっと見つめる事は得意。



プリムラの花言葉「青春のはじまりと悲しみ」「青春の恋」

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