愛の確認

「俺は!!!!!悪く!!!!!ねぇ!!!!!」


つーんと顔を反らした五条に夜蛾は頭を抱えた。
隣では桜花が苦笑いして五条に抱き込まれている。


事の発端は一時間前。
どん、と身体に響く震動に教師がすわ地震かと騒ぐ中、夜蛾は慌てず騒がず迅速に校舎を飛び出した。デジャヴ。
大概奴等が問題を起こす場所をピックアップ、それから煙の上がる方向に走り、夜蛾は頭を抱えた。


背中にぶら下がり説得するテディベアに構う事なく、嫌味な程長い脚で人の頭を踏みつけている無表情の五条悟。


石畳は円形に陥没していた。
サングラスを外した五条は無表情で、類い稀なる蒼を見開いている。瞳孔もガン開きである。怖い。


『悟!!もう止めよう!!これ以上はダメだよ!!ね!?』


「俺さぁ、宝物を侮辱されんの嫌なんだよね。言った瞬間に生きてる事を後悔させようって思うんだわ」


『止めよう!!お願いだから!!!デコ割れてるから!!!死んじゃうから!!!』


「だぁいじょうぶ、頭蓋骨はまだ割ってないって」


『まだ!?!?割れたら死ぬでしょ!!!止めろ!!!死ぬ!!!!』



「死ぬのがだめ……判った、脳味噌が零れない程度に割れば良いんだな?任せろ」


ごっ、と脚が振り落とされた。
剥き出しになった地面が軋む音と、めき、と人体が発してはならない音を夜蛾の耳は拾い上げた。
ぷらんぷらんと細い脚が揺れている。
腕だけで五条にしがみついている桜花は今にも落ちてしまいそうで、それでも彼女は凶行を止めようと声を張っていた。


『悟、ほんとにやめ……ぎゃっ』


ずる、としがみついていた手が限界を迎え、離れた。
背中から落ちる華奢な身体。あんなに細くとも桜花は一級呪術師だ、受け身は取れるだろう。
しかし懸命に止めようとしていた少女が地に転がるなど見たくもなくて、夜蛾は間に合わずとも駆け寄ろうとした。


その瞬間、男を踏みつけている五条がぐるりと振り向いて、桜花を抱き止めた。


『うぎゅっ』


「刹那に掴まって貰うのは嬉しいけどさ、こうやって落ちちゃうんだよなぁ。やっぱり俺が捕まえてる方が安心だ。
ああ、手が真っ赤じゃん。硝子んトコ行く?」


『いや待って悟、私よりその人を』


「細くて綺麗な指痛めたら大変だろ?硝子んトコ行こっか」


『…夜蛾先生!!もう無理!!助けて!!』


桜花を横抱きした五条はくるりと男に背を向けて、校舎に向かおうとする。
そこでとうとう助けを求めた桜花に応えるべく、夜蛾は拳を握った。


















「……悟、お前が踏みつけた人物が誰か判っているか…?」


「禪院のガキ」


「判っていてやったのか…」


口を尖らせた五条に頭が痛くなった。
禪院と五条の仲の悪さは呪術界に身を置く者なら誰もが知る事であるというのに、何故この問題児はわざわざ禪院の者に手を出したのか。


「だって、アイツ刹那に尻軽とか言いやがった。刹那の事何も知らねぇ癖に」


「だからと言って直ぐに手を出して良い訳がないだろう」


「…アイツ、術式使おうとしてたぜ。俺達を見た瞬間に呪力が熾きた。だから潰した」


『えっ』


「だからこれは正当防衛でーす。自分の身を護る為に術式を使いましたぁ」


ぎゅうっと桜花を抱き込み、髪に鼻筋を埋めながらしゃあしゃあと宣う問題児に夜蛾の胃がキリキリと痛みを訴えた。
それならそれでもう少し手はなかったのか。何故殺られる前に殺るを地で行く過激派しか居ないのか。
少年も何故五条の地雷の上にわざわざパラシュートで着地したのか。
医務室に運ばれた禪院の少年に思いを馳せていると、がらりと職員室の扉が開いた。
ひょこっと顔を覗かせた泣き黒子の少女は、むすっとしたままテディベアを抱える五条を見てゆったりと口角を上げる


「なにこれ?怒られて拗ねてんの?」


「硝子、彼の治療は済んだのか?」


家入には件の少年の治療を任せていた。あの出血量ではまだ掛かると思っていたのだが、案外傷が浅かったのだろうか。
夜蛾がそんな事を思いつつ問い掛ければ、少女はにっこりと微笑んだ


「最低限治しました」


「……………………ん?????」


夜蛾が無言で家入を見つめる。
強面の男からの直視を諸共せずに、彼女は悠然と笑んで見せた


「刹那を尻軽なんて罵りやがったんでしょ?じゃあ私が治療拒否しても問題ないですよね」


「『パパ………』」


「待て、待ちなさい。流石に治療拒否は問題になるぞ」


此処がほぼ五条の領地になっているとは言え、正式に当主になった訳ではない五条が禪院の次期当主候補を攻撃したとなれば、おまけに反転術式での治療を満足に受けられなかったとなれば、それは禪院側に有利な状況を作る事となる。
夜蛾が眉を潜めるのと同時、家入が手をひらひらと振った


「大丈夫ですって、アシスタントがかごめってるんで」


『しょうこっち……』


「今頃意識朦朧とした状態でかごめかごめ聴いてんじゃない?」


「ナイス硝子wwwwwwwwwwwwwwww」


五条が爆笑し、桜花が顔を引き攣らせた。夜蛾は胃を押さえた。
夜蛾の作った呪骸、しょうこっちは反転術式の使い手だ。
一体では弱い為複数で手を繋ぎ、輪になって反転術式を行使する。
……意識朦朧とした状態でかごめかごめを歌われれば普通にトラウマになるだろう。しかも本人の様な女性らしい声ではなく、デスボである


「なんでこう…お前達はそうエグい仕返しばかりするんだ……」


呻く様な夜蛾の問いに、きょとんとしてから家入と五条は笑った。


「そりゃあ私、親友でパパですから。刹那を悪く言うクズなんか唾つけてほっとけって思ってますけど」


「俺が俺の宝物護って何が悪いの?」


「せめて加減しろ……」


「「善処しまぁす」」


「語尾を伸ばすな」























禪院の次の当主となるのは、己である。
禪院直哉は幼い頃からそう教え込まれ、生きてきた。
当主の実の息子であり、術式も相伝。呪力にも性別にも恵まれた己こそが当主になるのだと、幼い頃から思い続けていた。


だからこそ、家の教えは正しいのだと信じていた。


無闇に外に出てはならない。
非術師に情をかける必要はない。
女は次の術師を産むための機械である。
女は戦闘ではものにならない上に、そもそもが次の術師を産むために生きているのだから、男の三歩後ろを歩くべきである。
術式を持たぬ者など、人ではない。
弱者は強者に従うべし。


禪院に蔓延る因習を、そうあれかしと望まれるがままに直哉は己の中に落とし込んだ。
三歩後ろを歩かぬ使用人の娘を突き落とせば良くやったと褒められた。
術式を持たぬ役立たずを殴らなければ己が殴られた。


禪院の教えこそが、至高。
遵守すべき絶対。


幼い頃より刷り込まれていった因習は、直哉の人格を大いに歪めた。
昔は抱いていた疑問が沸かなくなり、言われるがまま、そういうものだと頷ける様になっていた。
直哉は何時しか、思考する事を止めていた。


女は弱いのだから、家で床の準備でもしておけば良い。
術式を持たぬ役立たずは、少しでも術師の心を癒す為にサンドバッグにでもなれば良い。
非術師なぞ死のうが生きようが関係無い。


理由なんて必要ない。禪院でそう教えられたから、周りもそうあるべきだ。
世界はそうあるべきなのだ。
そう、思う様になっていた。


「刹那、プリクラ撮ろ」


『いいよー』


その二人を直哉が見掛けたのはたまたまだった。
任務で東京に来ていた直哉が街を歩いていると遠くに見えた二人組。
御三家故に通わずとも問題のない呪術高専の制服に身を包み、黒髪の女に笑いかける白銀の髪の男。
何処からどう見ても五条悟だった。
だがそれが直哉の中ではどうにも噛み合わず、彼は暫しフリーズした。


五条悟と言えば、無表情で機械の様な男だった筈だ。
常に冷めた青で周囲を見下し、口を開けば機械を思わせる平坦な声で話す一つ上のつまらない男。
人外染みた美貌も相俟って、人形と囁かれていた麒麟児。


そんな無表情の代名詞の様な男が、笑っていた。
口角を上げ、奇跡の青を蕩けさせ、甘い声で隣の女を呼んでいた。


「はは………五条の至宝が女に骨抜きにされとるん?嘘やろ?」


乾いた声が出たのは致し方無い。
当代最強と噂される男が、蓋を開ければ弱小術師の家の女に骨抜きにされている。
そんな事を直哉が許せる筈もなかった。


最強であるならば、何故産むための袋にそんなにも甘い声で囁くのか。
何故術師として見本たるべき態度を取らないのか。
────何故、機械だった筈の男がそんなにも人間みたいに振る舞っているのか。


禪院直哉は家の教えこそが術師の心得だと考えている。
呪術師たるもの禪院の教えを遵守すべきだと思い込んでいる。
故に女に尻尾を振る男が当代最強など到底許容出来ず、彼は一番手っ取り早く、それでいて最悪な手段を取ってしまった。


「────へぇ、禪院から五条に鞍替えした尻軽ちゃうか。
悟くんの所でお姫様扱いなんやって?良かったやん綺麗な顔役立って」


軽い挑発のつもりでそんな言葉を投げ掛けた、瞬間。
五条悟の青い瞳が見開かれるのを最後に、意識は途絶えた。


















「……何やねん。ジロジロ見てんなや女」


「何だコイツ口悪ぃな」


「硝子、せめてメスはバレない様に握りな」


悟による禪院さんちの直哉くんの額カチ割り事件の翌日。
頭に真っ白な包帯を巻いた金と黒のツートンカラーの彼は、医務室に入った私達を見るなりそう言った。
ガタガタと椅子を持ってきてさっさと座った悟は早速彼に問い掛ける


「直哉、オマエ何で此方居るの?禪院は京都周辺がメインの筈だろ」


「東京の奴ら弱いさかい此方にまで任務回ってくるんやろ。
まぁ京都方面は五条がおらへんくなったお陰で、無駄に陽を遮んのもなくてええけどなぁ」


「此方の数が少ねぇから頭数だけは多いオマエらを呼んでるだけだろ。
ふぅん?俺が居たら満足に太陽の下も歩けないって?相変わらず陰湿で影遊びが好きな連中だな」


「おや、悟くんええ時計してるやんか。やっぱし五条の次期当主は質のええもので飾り立てとかななぁ?」


「御丁寧にとっとと帰れとか言ってんじゃねぇぞクソガキ。
時計を褒めてくれてアリガトウ。これ四人でオソロだから気に入ってんだよね。
ああ、そうそう。言い忘れてたんだけどさ、直哉くんこそ随分洒落たモン着てるじゃん?」


「そらおおきに。ははは」


「ドウイタシマシテ。ははは」


嫌味が…京都流の嫌味に応戦する辺り悟もヤバい。洒落たモン着てる→直訳:ダサッ!だからねそれ。
笑顔で嫌味を投げ付け合う御三家次期当主からそっと目を逸らす。
椅子を並べてくれた傑は意味も理解しているのか笑っていて、硝子も何となく判るのかうげ、という顔になっていた。私?桜花は京都にあるので主にぶつけられてきた言葉である。
多分、一般的な生活圏内ならこんな悪口は横行しないんだろう。
ただし此方は呪術界。化石の思考回路で今まで生きてきたカブトガニの巣窟である。
なので、京都方面の呪術師とか普通に皮肉をぶつけてくる


「ああ、紹介忘れてたわ。夏油傑、家入硝子、桜花刹那。俺の宝物だから。手ぇ出す度にデコカチ割りの刑な」


「紹介とかええわ、覚える気ぃないし」


つんとそっぽを向いている禪院をじいっと見つめる悟。
サングラスを私に預け禪院を観察しているらしい彼を放置して、傑が口を開いた


「そうは言っても任務の都合上組む事になるかも知れないだろ?私は夏油傑だ」


「私は家入硝子、よろしく」


『桜花刹那です。よろしく』


挨拶は人としての基本である。
名乗った私達を怪訝そうな顔で見つめると、禪院は鼻で笑った。


「ふん、非術師の出に雑魚の家の女二人、五条の至宝に護ってもろうて偉そうに。
アンタが悟くんと同格やなんて勘違いも甚だしいな。
女は男の三歩後ろを歩いとったらええ。術師たる者それが当たり前の考え方やろ」


一気にそう言って、それから切れ長の目が此方に向けられた。


「大体そこの女は元々禪院の傘下やったやろ。
ジジイを蹴落として当主になったのも悟くんのお陰か?
何したんや?枕?胸はあらへんけどアンタええ声してるし、組み敷いたらさぞ────」


禪院の声が途切れた。それと同時にだぁん!!!と恐ろしい音がして、禪院がベッドに倒れた。
頭部に巻かれた包帯が、じわじわと赤く染まっていく。
私は静かに隣を見た。
……表情を削ぎ落とした悟が、デコピンをした体制のまま、かくりと首を傾けた


「あれ。俺言わなかったか?俺の宝物に手を出したらデコカチ割りの刑だって」


「ったぁ………!!!手ぇは出してへん!!!!!」


「俺の宝物を傷付けたらデコカチ割りの刑な。馬鹿で雑魚なオマエにも判る様に今言い直してやったぞ。次は護れよ」


「デコピンでデコ割るとかどうなってんねん!?
ちゅーか俺が悟くんに従う義理も理由もあらへんぞ!!!」


「?禪院じゃ弱い奴は強い奴に従うんだろ?じゃあ尻尾振れよ。オマエ俺より弱いんだから」


ずん、と空気が重くなる。張り詰めて、息をする事すら躊躇うほどに。
さらりと人の怒りポイントを踏んづけて、悟は無表情のまま目を見開く禪院を見下ろしていた。
背筋を伸ばし只管に相手を見下ろすその姿は、恐らく本来の呪術師の五条悟だ。
何処までも効率的に、冷静に、冷徹に、冷酷に事を成せる五条家が心血を注いで造り上げた鏖殺機械。
感情を削ぎ落とし、遥か上から此方を見下ろすその眼は神の様だ。
五条家次期当主の静かな威圧を真正面から受けた禪院は、目を見開いたまま動けなくなった。
そのまま数秒、男の蟀谷をつ、と汗が滑る。
ごく、と禪院の喉が動いて、そこで漸く悟が口を動かした


「返事は」


「………へん、じ?」


「返事は」


「は、い」


息も絶え絶えな様子で禪院が返事をすると、悟がゆっくりと瞬きをして、そこで空気を重たくしていた圧が霧散した。


「ウン。じゃあ謝れ。悪い事をしたらごめんなさいが基本だって俺は教えて貰った」


「………ごめんなさい?なんや、それ」


喘ぐ様に息をしながら、禪院は目を瞬かせていた。謝罪を知らず、する事すら思い付いていないのだろうその姿に既視感を抱く。
……ああ、彼は。
そうか、彼は一年前の悟に似てるんだ。


「傑と硝子と刹那に、酷いこと言ってごめんなさいって言うんだよ。
自分が言われて嫌な事を言っちまったら、ごめんなさいって言わないと仲直り出来ねぇの。知ってた?」


「なんやそれ、俺は仲直りなんか」


「ごめんなさいは」


悟が圧を掛けた。
ぴくっと禪院の肩が跳ねる。
ゆっくりと身を起こした禪院は、ちらちらと悟を見つつ渋々…本当に渋々といった表情で、口を動かした


「………酷いこと言うて、ごめんなさい」


「ふふ、良いよ。…なんだろう、懐かしいな」


『だよね。私も思った』


「ほんとそれな。ほら、傷見せな。ちゃんと謝れたんだ、治してやるよ」


「えっ」


不貞腐れて謝る姿は悟よりひねくれているものの、やっぱり懐かしくて三人で笑ってしまった。
対する禪院はまさか笑って受け入れられると思わなかったのか、目を丸くして固まっている。
動かないのを良い事に治療を始めた硝子を眺めていれば、悟がぎゅうっと抱き着いてきた


「…こういう感じで良いの?純粋培養の術師の調教」


「悟wwwwww調教はダメだよwwwww」


『調教wwwwwwwwwwww』


待って。調教は待って。
調教というか上下関係の刷り込みというか。取り敢えず獣同士のマウンティングに見えたのは私だけだろうか。


『調教は言い方がアレだけど…凄いよ悟。先生出来てた』


「!!!!!マジで!?!?!?」


「マジだよ。凄いよ悟、これなら五条先生って呼ばれるのも夢じゃないね」


「よっ、カッコイイゾー五条先生」


ちゃんと出来たのか確かめたかったのだろう悟に三人でOKを出せば、面白いぐらいテンションがぶち上がった。
にっこにこである。隣の傑ごと抱き込まれ、最強にサンドされた私は潰れた声を上げた。
禪院の治療で難を逃れた硝子が笑っている


「オマエらに教えて貰った事を誰かに教えるって、楽しい!!良い事した!!!」


『ツブレテイルヨ…タスケテ……』


「ふふ、本当に成長したね悟。あー……泣きそう」


『タスケテ……タスケテ……』


「おいママ泣いてないでテディ助けろよwwwwwwwwwww」


爆笑する硝子の声で漸く悟の拘束が外れた。しかし、大きく息を吸った瞬間にまた悟に抱き込まれたので自由は一瞬だった。


『嬉しそうだね悟』


頭を撫でてやると、悟はふにゃっと笑った。


「んふふ、嬉しい。
だって、オマエらが俺をこんなに変えてくれたって実感出来るから、それが一番嬉しいんだよ。
オマエらに貰った愛を再確認出来るから、嬉しくて仕方ないんだよ」


「えっ、かわいい…」


「なんだこいつかわいい…」


『かわいい……』


「?俺かわいい?ふふ、ありがと」


かわいい問題児に語彙が死んだ。
嘘でしょかわいい。結局私達の事大好きじゃん悟……
顔を覆った私達をにこにこな悟が見守り、放置された禪院が宇宙猫を背負っていた。












ほら、こんなに僕は人らしくなったよ










刹那→背中にぶら下がったテディベア。禪院に出会ったばかりの五条を思い出した様だ。
五条の調教()が獣のマウンティングに見えた。
五条の成長が嬉しいし、理由を知って死んだ。

五条→軽率に呪術師モードがONになる。
呪術師モードの時は抑揚がなく、疑問符もなくなるので注意が必要。
自分が誰かに教えるというのは、宝物に教えて貰ったという愛を再確認出来る行為だという事に気付いた。
誉められてご満悦。
直哉は一年前の自分と同じだと気付いている。

夏油→娘を貶してデコ割りピンされた直哉にざまぁwwwwと思っていた人。
ちゃんと謝れた直哉に久々に呪術界の闇を感じた。
五条の調教が狼のマウンティングに見えた。
五条の成長が嬉しいし、理由を知って死んだ。

硝子→娘を貶した男にメンタルを削るかごめかごめをプレゼントした人。デコ割りピンで笑いそうになって頬肉を噛んだ。
ちゃんと謝れた直哉に五条を思い出した。
五条の調教が出来の悪い犬の調教に見えた。
五条の成長が嬉しいし、理由を知って死んだ。

直哉→人間歴推定一時間。
人間みたいな五条にとてもびっくりしている。

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