※呪術師100%表現があります。ご注意を。
がっ、ごっ、ごしゃ、ごっ、ぐきっ。
「なぁ、これってちゃんと出来てんの?」
ぼきっ、めきっ、ごっ、がっ、びきっ。
「うーん、掃いた先から汚している気はするな」
ごきっ、ぐっ、みしっ、ぺきっ。
「────────────!!!!!!」
「おーおー、ガムテが良い仕事してら」
「これ絶対うるさかったよね」
「おい、もう少し斜めに使え。それだと脳天から直だろ」
「判った。もう少し斜めだ。そうそう、その角度」
傑が呪霊に指示を出し、ホウキを持ち直させる。
呪霊の周囲ではしょうこっちがかごめかごめをしていて、俺達はそれをお菓子片手に眺めていた。
「んー!!んんん…!!!」
ぐちゃり。
「あーあ、鼻が潰れたな」
「傑、あの呪霊掃除下手過ぎねぇ?」
「そもそも呪霊に掃除の概念はないだろうしね」
あの掲示板で俺と刹那の写真を載せたのは、今呪霊にホウキにされている男だった。
逆さに吊られ、掃く為に何度も顔面から固い地面に叩き付けられている。呪霊は力加減が下手なのか、左右にホウキを動かす度に重い音が響いていた。
男のやり口は簡単だ。
わざと俺と刹那が周囲から注目される様にして、その次は標的に盗撮した写真を見せる。
それで脅して部屋に連れ込み、クソみてぇな事をして、その写真を元に刹那を従わせる気だったんだろう。
「しょうこっちは便利だよなぁ。拷問専門要員じゃね?」
「そういえば前回も協力して貰ったもんね」
「あのクズが私らの着替え盗撮しやがったんだろ?ならこれぐらいは当然だ。つーか、まだ足りねぇ」
すっと硝子が指差したのは、鉄パイプ。
それをすぐるっちから受け取ったかと思えば、クソ猫を膝から降ろして立ち上がった。
「夏油、ホウキの股開かせろ」
「良いけど…どうするんだい?」
「決まってんだろ?潰すんだよ、タマを」
にっこり笑った硝子が鉄パイプを高く掲げた。
ホウキが後生だとても言う様に首を振る。
それを笑ったまま見下ろして────
「■■■■■■■■■■■■■!!!!」
断末魔。
なんとも表現しづらい音が辺りに響いて、思わず自分の肩を抱いた
「す、すぐる…股間がヒュンってした。ヒュンって」
「ハハハ……ワタシモダヨ」
ぱぱがいちばんこわい。
五条→テディちゃんが寝てから刑を執行した。ヒュンってした。
夏油→娘とパパを害する輩は許せないので、ホウキの刑を執行した。ヒュンってした。
硝子→盗撮しやがった?ああ、タマ要らないよな?からの実行。
一番怖い。
刹那→zzz……
実はヤバい奴に会ったら、あらかじめ用意してある空メールを一斉送信するのが女子組の約束。
つまり、さとすがサッカーボールにしたストーカーも空メールでの通報。
地獄2(物理)
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