TrackONE-IMPACT-


MCの途中でメンバーの予期しないタイミングで照明が暗転した。

樹「え、なに?なに?」

高知「スタッフさん怒った?」

いろんなところに設置されたモニターに【こんな方からメッセージが届いています】というテロップが出てVTRが流れ始めた。

慎太郎「え、誰?」

北斗「何も聞いてないよ?」

『Hello?』
という言葉と共にエマが出てきて会場は黄色い声で包まれメンバーはそれぞれ驚いていた。

『SixTONESデビュー決定おめでとう!ジェシーには何回言ったかわかんないくらい言ってるんだけど』

ジェシー「いっぱい言ってくれてます」

樹「あいつなにしてんだ」

『そして横浜アリーナにお越しのファンの皆さん、初めましての方も知ってくれてる方も改めまして絵馬名前です。女優やってます』

樹「大抵の人は知ってると思うけどね」

『知らない方が多いと思うんですけど、私Jr.をやらせてもらってたことがあって、SixTONESのみんなとは他のJr.の子たちより多く共演とか一緒に歌ったりとかさせてもらって、SixTONESのデビューを心待ちにしてた1人です。勝手にSixTONESのメンバーの1人だって思ってたりとかします』

ジェシー「名前はSixTONESだよ」

北斗「勝手にじゃねえよ俺らも思ってるよ」

『何かできないかなって思ってねスタッフさんとか事務所とかに相談したの。そしたらね、出れば?って、ライブに出れば?って言われてね』

樹「は?え?」

『出ることに、なったよー!』

6人「えっ!!」

モニターが暗転し会場の照明がつくと黄色い歓声とメンバーと観客の困惑の声が広がる。

慎太郎「ジェシー!!」

ジェシー「何!知らないよ俺!」

「やっほー」

きゃーーーー!!!

樹「ふらっと現れてんなよ!お前!」

「あははビックリした?」

高知「ビックリしないわけなくない?」

「yeah〜」

ジェシー「え、え、」

北斗「バグってるバグってる」

ジェシー「この後、一緒にライブやるの?」

「うん。練習頑張った」

観客から歓声が上がるのとジェシーがエマに抱きつくのが同時で歓声が大きくなった。

樹「サラッと言うなよ。俺ら置いてきぼりだからな」

「後ろでずっと踊ってたよ。RAM-PAM-PAMとかJAPONICAとか」

慎太郎「どんな風に踊ってたの?」

「え、こんな」

シャツを持ってサビの部分を踊ってみせるエマのお腹がチラチラ見えるのにすかさずジェシーが隠すように前に出た。

ジェシー「ダメダメダメ」

北斗「旦那が出てきたぞ」

「まだ旦那じゃないよ」

エマの言葉にジェシー以外のメンバーが笑って観客がざわざわしたことに発した本人は変なことを言ったつもりがなくて首を傾げる

樹「すいませんね、初めての方はね、これがJr.でも普通だったということを知っていただけたら」

「なんか変なこと言ったならごめんなさい。ファンの皆さんお邪魔します!楽しんでいただけるように頑張ります!」

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