秘密の関係
マンションのエントランスを抜けてエレベーターに乗った裕貴は自宅のある階のボタンを押して壁に寄りかかるとスマホでLINEを開きエレベーターに乗ったことを彼女へ送った。
『はーい』という返事にマスクの下で微笑んだ。
今日の昼間、同じ現場にいた名前がSNSを始めたことが既にネットニュースで取り上げられていた。
現場で別れた名前が始めてSNSで発信したのが自分のことだったことに嬉しかったのは事実だが昔の写真を上げてくるとは思っておらず、本当に驚いた。本人ではなく、マネージャーに確認するところが抜かりないなと思った。
後からLINEで兄とのトークの写真と『ごめんね』というスタンプが送られてきたのが可愛いと思った。
自分の昔の写真を見てスマホに入っている昔の写真を見返したことでちゃんと残っていた自分と名前の写真を裕貴もSNSにアップした。それがまさか名前が声優として演じたアニメのキャラクターみたいだと言われるとは思っていなかった。
自宅のドアの鍵を開けてリビングに入るとソファに座ってテレビを見ていた名前が裕貴を振り返り微笑む。
「おかえりー」
「ただいま」
荷物などを置いて自分もソファに座った裕貴はピタリと名前にくっついた。
「どうかしたの?」
「りりちよちゃん?」
「そんなに似てた?」
「ごめん、りりちよちゃん分かんない」
「何で言ったの?」
「ネットニュースになってたから」
「なってたねー」
仕方ないなと持っていたスマホを操作し始める名前を見てキャラクターの画像を見せようとしているんだろうと思った裕貴は名前の肩に顔を乗せて呟いた。
「昔も今も名前ちゃんは可愛いよ」
「……裕貴くんも変わらずかっこいいよ」
「ふは、真っ赤だー」
上げた写真のような顔を真っ赤にしている名前の頬を裕貴は両手で包んで額を合わせた。
『はーい』という返事にマスクの下で微笑んだ。
今日の昼間、同じ現場にいた名前がSNSを始めたことが既にネットニュースで取り上げられていた。
現場で別れた名前が始めてSNSで発信したのが自分のことだったことに嬉しかったのは事実だが昔の写真を上げてくるとは思っておらず、本当に驚いた。本人ではなく、マネージャーに確認するところが抜かりないなと思った。
後からLINEで兄とのトークの写真と『ごめんね』というスタンプが送られてきたのが可愛いと思った。
自分の昔の写真を見てスマホに入っている昔の写真を見返したことでちゃんと残っていた自分と名前の写真を裕貴もSNSにアップした。それがまさか名前が声優として演じたアニメのキャラクターみたいだと言われるとは思っていなかった。
自宅のドアの鍵を開けてリビングに入るとソファに座ってテレビを見ていた名前が裕貴を振り返り微笑む。
「おかえりー」
「ただいま」
荷物などを置いて自分もソファに座った裕貴はピタリと名前にくっついた。
「どうかしたの?」
「りりちよちゃん?」
「そんなに似てた?」
「ごめん、りりちよちゃん分かんない」
「何で言ったの?」
「ネットニュースになってたから」
「なってたねー」
仕方ないなと持っていたスマホを操作し始める名前を見てキャラクターの画像を見せようとしているんだろうと思った裕貴は名前の肩に顔を乗せて呟いた。
「昔も今も名前ちゃんは可愛いよ」
「……裕貴くんも変わらずかっこいいよ」
「ふは、真っ赤だー」
上げた写真のような顔を真っ赤にしている名前の頬を裕貴は両手で包んで額を合わせた。