「じゃーん!これ着ていきます」
えへ!と嬉しそうに笑う彼女はとっても可愛い…じゃなくて、いや、可愛いんだけど、そのビキニタイプの水着は何?!呆気に取られる俺を彼女は大して気にも留めずに「薫くんがサーフィンしに行く時連れていってね」と言葉を紡ぐ。
「…俺のそばを離れちゃダメだからね」
「私サーフィンできないよ…」
いや、サーフィン一緒にしたいとかじゃなくて!あぁもう伝わらない!俺以外に君の水着姿見られたくないから海は禁止――なんて、ウキウキしてる彼女に言えるわけないんだよね。惚れた弱み、何でも言う事聞いちゃうよ。まぁ、俺が守ればいい話だからいいか。