「美味しそうなアイスだね。僕にも1口分けるといいね!」
「冷凍庫から自分で取ってきて食べてね」
暑いからひっついて座らないで…なんて、僕にそんな事を言うのは君ぐらいだよ、悪い日和!僕がいるっていうのに、全然構ってくれない彼女にムッとして、無理にギュッと近づいた。身を捩った彼女の腰を掴んで、自分の体に引き寄せる。
「君と恋人らしい事をしたいから1口分けてって言ったら分かってもらえる?」
「…っ、え?」
あぁ、ちゃんと持たないとアイスが落ちてしまうよ。間抜けな顔で可愛いね。顔を真っ赤にした彼女を横目に、アイスを1口拝借した。…うん、甘いね。