なんで私はこんな所にいるんだろう?
目が醒めるとそこは見たこともない場所で、私はベッドに寝かされていた。ベッドはふかふかしていて気持ち良い上質な布団なのにこの部屋はすごく質素とゆうかちょっと汚い。ここはどこなんだろう、確か……家に帰る最中でクロロさんっていう人に出会って、いつもの喫茶店まで案内してたはず。だけど行き着く少し前で私の記憶は切れてしまっている。なんで…?
「目が覚めたのか」
「あ、ク…ロロさん…?」
誰もいなかったはずなのに突然声がして、見上げれば人が立っていた。
「そんなに怯えるな」
そう言って近づいてくる男の人はオールバックで、額にはよく分からないタトゥーが入っている。何もしてないのに何故かこの人がすごく怖くて、身体が震える。
「だ、誰…こ、ないで!」
「何を言ってる?クロロだ」
「え……う、そ」
確かに声は似ているけど、雰囲気も全然違うし別人みたいだと言うのに。それに、さっきまでクロロさんはこんなに怖くなんかなかった、
"怖い"
「な…んで、」
「そうか、お前は恐怖に反応するのか」
「なにが…、」
ギシ、とクロロさん乗ればベッドが軋む。何故か嬉しそうにクロロさんが笑えば恐怖が少し揺らいだ。だけど、この人が言いたいことは把握出来ない。
「綺麗な色だ…そそられるな」
「…いろ、」
色…? ……まさか
「嫌!」
私はクロロさんを突き飛ばして目を触ると、着けていたはずのコンタクトレンズがない。……とゆうことは、
「この眼が目的なんですか?」
「……ああ、その眼が欲しい」
「こんな呪われた眼、欲しいならあげます」
「いや、俺はその眼を持ったお前が欲しい」
「……え」
「お前は緋の眼と違って生きていなければ意味がない」
そう言ってクロロさんは真剣な顔をして不敵に笑う。何故かそれにはもう恐怖は感じなかったのに、悪寒がした。
わたしの眼は、
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