(凛ちゃんおたおめ記念!)
凛ちゃんの綺麗な金髪が窓から差し込む陽射しに反射してキラキラする。
女の私より綺麗な長い髪をしたこの顔も綺麗な彼は、髪をいじられても気にも留めずに雑誌に夢中。
『良いなぁ……綺麗な金色』
「ん?そうか?」
『うん、凛ちゃんの髪大好き』
「わんはなまえの髪好きさー」
『えー、ただ真っ黒なだけだよ?』
「漆黒の長い髪ってそそられる」
『……何それ!』
一度意識がこっちに向いた凛ちゃんはバサっと雑誌を閉じて私の方へ身体を向けてくれた。
『凛ちゃん…?』
今度は私の髪を触る凛ちゃんの顔がすごく綺麗で、照れてしまってまともに顔を眺められなくなる。
「なまえこっち向けよ」
『…だって…』
そっと髪から頬に手を滑り込ませて自分の方に向かせようと凛ちゃんは力を入れた。
「…ぬーや紅くなってるんさ」
向かされた視線の先にある凛ちゃんの顔は笑ってて、余計に恥ずかしくてカァっとなった。
「ほら、」
『……』
すると分かったかのように凛ちゃんは腕を広げて私をその中に抱き入れた。凛ちゃんの程よい体温が気持ち良くて、それでいて落ち着く。
『凛ちゃんの匂いがする』
「ふらー」(ばか、)
『凛ちゃん、』
「ぬー?」
『好き、』
ぎゅうっと凛ちゃんを抱きしめると、凛ちゃんも強く抱き返してくれる。
「…なぁ、」
『うん?』
やー、どれだけわんのこと好きなんだよ
『髪の毛先から足の踵まで全部、全部』
「……」
『凛ちゃん…?』
「……それはちょっと……、照れる)
Title by 確かに恋だった