「あっ! 独歩くんだあ!」
 ぎゅ、と座敷に膝立ちになって抱きついてくるちとせに独歩は内心慌てるが、足元がおぼつかないちとせを突き放すような真似は独歩には出来なかった。
 場所は都内の居酒屋で、独歩も度々同僚と使用する場所である。
 酒の種類も豊富であり、食事も安くて美味しい。
 半個室ということもあるため使用頻度はほかの居酒屋に比べると多い、いわば馴染みの店の中だった。
 そんな店の中、独歩は腕の中のちとせが赤い頬でへにゃへにゃと笑っているのを見て酔ってても可愛いなとぼんやり考える。
「すみません、ちとせ、観音坂さんが来ないと帰らないって駄々こね始めて」
 我に返ったのは、ゆかりが申し訳なさそうにそう言って頭を下げたからだった。
 ご機嫌そうに独歩に抱きつき、笑顔と同じくへにゃへにゃと座り込みそうになるちとせを落ちないように思わず抱き止めながら独歩は「いえ」と首を横に振った。

 ちとせから電話がかかってきたのは、残業終わりで疲れ果て、もそもそと帰路についていた時だった。
 上司からだと嫌だなと思ってディスプレイを確認したスマートフォンの画面にちとせと出ているのを見た瞬間に若干疲れも取れたような気持ちになって電話に出た。
「独歩くん〜」
 途端、うふふと笑いながらちとせが電話口に出て、それだけで酔ってるなと独歩は思う。
 が、可愛い恋人からが酔っ払って電話をかけてくるということがこんなに愛おしいものだと思わなかった独歩は、疲れもどこへやら、自分で思うよりずっと優しい声で「どうしたんだ?」と返していた。
「あのね、会いたくてね、迎えに来てくれないとやだ……」
 ギュ、と独歩はその場で立ち止まり胸元をスーツごと握りしめていた。
 声にならない声も上がる程に。
 あまりにも可愛すぎるわがままに、どこにでも迎えに行こうという気持ちにすらなる。
 だが、それと同時にどこで誰と飲んでいるのか気になり、電話の向こう側、ざわざわとした人の声に耳を思わず澄ませてしまった。
 迎えに来て欲しいということはどこかの店だろう。
 ざわざわと賑やかなことを考えても居酒屋のような場所である。
「ちとせちゃん、それだけじゃ彼氏さんも分からないよ」
 遠くから少し困ったような女性の声が聞こえ、そこでほっと独歩は息を吐いた。
 ちとせに限って合コンのような集まりではないのは分かっていたが、狭量と言われようとも、心配になるのが男心である。
 他の男のことは独歩も知らないのだが。
「んん〜……でも会いたい……」
 電話の向こう側では会話になってすらいないが、でも会いたいという言葉は独歩に対しての攻撃力が高かった。
 ちとせは酒には強いはずなのだが酔っているのは珍しいという考えにすらならない程、攻撃力の高さに気を取られてしまった。
「店の名前と場所言わなきゃ観音坂さん来れないでしょ、ちとせ、言える?」
 そして電話口の向こうからさらに聞こえた別の女性の声は先日会ったゆかりのものである。
 女子会でもしてたのかな、とぼんやり思いながら「ちとせ」と名前を呼ぶとちとせは「えっと」とぽやぽやした口調で店の場所と名前を言った。
 よく行く店だったことと、今独歩がいる場所から徒歩で数分という近さだったためすぐに行くよと言い残し電話を切りすぐに向かって、冒頭の会話である。

 疲れすら吹き飛ぶような可愛さの恋人に癒されつつ、ちらりと半個室にいる面々を見ると女性ばかりで安心したのは独歩だけの秘密である。
 水色の髪をした女性は心配そうにちとせを見ており、金髪の女性は興味深そうに独歩とちとせの様子を眺めていた。
 ゆかりは申し訳なさそうにしているが「ちとせ、しっかり立てる?」とちとせの世話も焼いている。
「ごめんなさい、私たちが飲ませすぎちゃって」
「ちとせさんも飲みすぎると酔っ払うんですね」
 申し訳なさそうな水色の髪の女性と、やはり興味深そうな金髪の女性。
「まあちとせちゃんも人間だし酔っちゃうと思うよアイギス」「惚気話を聞くためには飲ませようと言ったのはゆかりさんでは?」等話しているが、独歩は腕の中でへにゃへにゃしているちとせが「独歩くんの匂いがする……」と急に匂いを嗅ぎ始めたためそれどころではなくなってしまった。
 季節的にも汗をかくような季節ではないが仕事終わりで走り回ったあとである。
 自分では到底いい匂いだと思えないため慌ててちとせが転ばないように離れようとしたものの、ちとせが更に抱きついてきたためそれもできず。
 ゆかりが居るということはペルソナ関係の、ちとせにとっては姉のような女性たちなのだろうとは思うが、人前でいちゃいちゃするというのにあまりにも慣れずそれにも独歩は冷や汗をかきはじめる。
 セクハラ野郎じゃありません! と心の中で叫びつつ「ちとせ、帰るのか?」と表ではちとせに声をかけていた。
 それにちとせはすぐにぱっと笑うと「帰る! けど独歩くんと居たいから帰りたくない」と最後には不貞腐れたように独歩の胸元に顔を埋めてしまった。
 手を繋ぐだけでもいっぱいいっぱいなのに、と驚くほど早い心臓の音がちとせに聞かれそうで落ち着かなかった。
 離れて欲しい気持ちと、離れて欲しくない気持ちが独歩の中で殴り合いを始める。
 あまりにも可愛すぎる、とまた胸元を掴みたい衝動に駆られたがちとせが抱きついているためそれもできず独歩は口の中をぎゅっと噛むことで平静を保つことにした。
「一緒に帰ればいいでしょ。観音坂さん、いいですか? ちとせ任せても」
「あ、はい。俺で良ければ……」
「独歩くんがいいの!」
 ゆかりの申し訳なさそうな言葉に返事をしたが、それに対して不服そうにちとせが物申した。
 赤い頬を膨らませて不貞腐れているらしいがやはり可愛い以外の感情がわかなかった。
「ふふ」
 このままでは独歩の身が持たない、と思い早々と帰らせて布団に寝かせようとちとせを座敷から立たせようとしたところ、水色の髪の女性が嬉しそうに笑った。
「すみません。ええと、観音坂さん、と呼ばせてもらってもいいですか?」
「あ、えっと、はい。その……」
 おっとり話す女性の名前を知らず、じっと見てしまったが女性はそれに気づいたのかすみません、と申し訳なさそうに目を伏せた。
「山岸風花です。笑ってしまってごめんなさい。ちとせちゃんが甘えてるのが珍しくて」
「え?」
 甘えるのが珍しいと言われ、何度か独歩は瞬きをした。
 確かにちとせはあまりわがままも甘えもしないが、風花たちにも甘えるのが珍しいと言われるほどだろうか、と首をかしげそうになった。
 抱きつかれたり、手を繋いだり、そういう時に甘えられているなと思うことは多かったが。
 そういうことではなく、心理的な甘え方が少ないということだろうか。
「本当に観音坂さんのことが好きなんだなって」
「風花ちゃん! ストップ! もういいよお……恥ずかしくて死んじゃうからもう帰る……独歩くん帰ろう……? 私独歩くんと帰るからっ」
 真っ赤になって独歩の胸元に顔を埋めるちとせのなんと愛おしいことか。
 このまま抱きとめている腕に力を入れて両腕で抱きしめたい衝動にも狩られたが、なんとか独歩は我慢した。
 さすがに人目があるため理性が本能に負けることは無いらしい。
「そのために呼んだんでしょ! わざわざ来てくれたんだからお礼言うんだよ?」
「はあい。独歩くん来てくれてありがとう!」
 ゆかりに突っ込まれていたが素直にお礼を言われ、思わず頬が緩んだ。
「いいよ。……じゃあ俺が責任をもってきちんとちとせさんを送り届けます」
 ちとせが独歩から離れて靴を履き始めたのを見て、独歩は九十度に頭を下げて真面目な顔をした。
 責任重大である。
 この女性たちの大切な存在であるちとせを無事に家まで送るのが独歩のミッションになった。
「や、そんな大層な顔しなくても大丈夫だから」
 と冷静なツッコミを入れたゆかりの言葉は独歩にもちとせにも届かなかった。


 ちとせと独歩がいなくなった居酒屋にて、ひそひそとゆかり、風花、アイギスがどうかな、と言い合う。
「送り狼になると思う?」
 ゆかりの言葉に、うーん、と風花が首を傾げた。
「ちとせちゃん軽く言ってたけど……女の子としての魅力ないわけじゃないもんね。観音坂さんだってあんな優しい顔してちとせちゃんのこと見てたし」
 と風花。
 アイギスはじっと二人の会話を聞きながら「わたしは」と口を開いた。
「明日のちとせさんが笑顔ならそれでいいと思います」



 居酒屋からちとせの家までは少し距離もあったためタクシーを拾い送り届けることにした。
 幸いにもタクシーはすぐにつかまり、ちとせを無事に送り届けることはできそうだった。
 タクシー内でもちとせがべったりと独歩にくっつき「独歩くんいい匂いする」「今日もかっこいい」とへにゃへにゃしながら連呼するため、タクシーの運転手に「お兄さん、彼女の酔い方注意したげなよ」等と気遣われてしまった程である。
 今日は女子会だったため事なきを得ているが、男もいる飲み会であれば独歩も気が気ではない。
 ちとせに飲ませすぎたと言っていたため、酒に強いちとせが酔うほど飲ませたということなのだろうが。
 酔いが覚めた時にでもちとせには男の人と飲む時は重々注意してくれと頼もうと独歩はタクシーの中で決意した。
 一緒に飲むような場面にならないで欲しいとは思うが、それは独歩の勝手な我儘であるため言えるわけもない。
 ちとせの家から独歩の家までは電車でそう離れておらず、終電もまだまだのためタクシーは帰らせてちとせをとりあえず布団に寝かせる所まではしようと独歩は一度来たきりだったちとせの部屋へ入ることにした。
 へにゃへにゃしているちとせはそれでも歩くことはきちんとできるようで、独歩と手を繋いだ状態でご機嫌に部屋までの道のりをしっかり歩けた。
 のだが、部屋に入った瞬間何を思ったのか独歩に抱きついて「まだ帰っちゃダメー!」と言い始めた。
 それに独歩は驚き、両手を上げて触ってませんのポーズをとったが先程居酒屋でしっかりと片腕とはいえ腕を回していたため今更かもしれないと考え直す。
 今更なら、落ち着かせるために抱き締め返してやった方がいいのではないか、と思ったのは酔っぱらいの介抱をしてやったほうがいいかもしれないという気持ちからである。
 自分の照れや緊張もあったが、ちとせが酔うほどの酒を飲んでいるのなら下手に動いて転んで頭を打ってもおかしくないだろうという心配の気持ちが大きかった。
 そっと片手をちとせの背中に回して、ぽんぽんと撫でてやるとぴたりとちとせは止まって、顔だけを独歩へと向けた。
 思ったより近くにあったちとせの顔にドッと心臓が音を立てたが、邪な考えは遠くへ追いやりさらにぽんぽんと背中を撫でてやる。
「ちとせがちゃんとベッドに入るまで帰らないよ」
「泊まらないの? 一緒に寝ない?」
「寝っ……」
 寝たいです、と反射で答えそうになった口を空いた片手で抑えた。
 上目遣いで、赤い頬で、潤んだ瞳でそんなことを言われてしまえば本音が口から飛び出してもおかしくは無いはずである。
 すんでのところで言わずにすんだため事なきを得ているが。
 酔っぱらいの発言があまりに心臓に悪い。
 抱きつかれていること、片腕で介抱とはいえ抱きしめ返していること。
 それだけでも独歩にはわりといっぱいいっぱいなのにこれ以上供給過多になると死ぬんじゃないかと不安に思った。
 金曜日の夜である。
 泊まれるかと言えば、独歩の服や下着諸々は置いてあるため可能ではある。
 可能ではあるが、それとこの状態のちとせと一緒に眠れるかとは別問題だった。
 あまりにも発言が危うすぎる。
 可愛い方向に、ではあるが、独歩の理性をガンガンに殴ってくるのだ。
 先日ペルソナを見せてもらってから、ちとせは独歩から見てもいつもよりも明るく元気で、可愛いことを言ってくるとは思っていたが今日はその比ではない。
 危ういほうである。
 俺なんかが抱きしめてもいいのか、と思う気持ちはあるにはあるが、独歩からしてもペルソナで戦うちとせを見れたことは、ちとせが本気で独歩を好いてくれているのが分かって嬉しかったのだ。
 自分の隠していることを知って欲しいと思うのは勇気がいることだろう。
 隠し続けることもできただろうに、それをしなかったのは独歩に隠し事をしたくなかったからだろう。
 ただの友人や関係の深くない他人に見せられるようなものではなかったはずだ。
 ちとせの気持ちがどれだけ独歩に向いているのか、あの時に独歩も実感することができた。
 そうなると、抱きしめない方が寂しい思いをさせるのではないか、と思う気持ちがここ数日で芽生えてきた。
 逆の立場ならあまりにも寂しい。
 寂しいし嫌われてるんじゃないかと独歩に関しては気持ちが底辺まで落ちてしまうだろうことが安易に想像がついたのだ。
 ちとせは行動や言葉で気持ちを伝えてくれることが多い。
 好きだとか、抱きつくだとか、手を繋ぐだとか。
 泊まってほしそうにしているのも、好かれているからだろうと、自覚はあるのだが。
「きょ、今日はやめておくよ。ちとせが酔ってない時にまた来るから」
「私酔ってても明日ちゃんと記憶あるよ?」
 それは尚のことたちが悪いのでは、と思ったが言葉にはしなかった。
 明日朝起きた時にちとせがひとり反省会のようなものをしなければいいと独歩は思う。
 ちとせの背中をぽんぽんと撫でていた手を止めて、抱きついたままのちとせはそのままに独歩はちとせの家の中に入る。
 ずるずる引きずられるようにちとせもついてくるが離れる気はないようで「ああー……脚の長さが違いすぎるう……」等と言いながらも独歩を止めるつもりはあまりないようだった。
 一応一言ことわってちとせの部屋に入り、ちとせがむうと頬を膨らませたような表情をしているのを見つつも独歩は「寝れるか?」とちとせの背中をぽんぽんと優しく叩く。
 それにちとせは眠くないもんと返すが、先程よりも眠そうにはしている。
 抱きついている腕の力も緩んでいるため両手でちとせの手首を持ちゆっくりと離し、布団をめくってベッドに座らせた。
 目線を合わせる為にと思って膝立ちでちとせの前に座ると、ちとせはそのまま独歩の首に抱きついて「帰っちゃヤダ」とやはり先程より眠そうに呟く。
 抱きつかれたことにも驚いたが、なんとしても帰って欲しく無さそうなちとせに愛おしささえ感じてしまった。
 バクバクうるさい心臓は隅に追いやり、とりあえず安心させるようにちとせの背中をまた優しく撫でてやる。
「私、女の子として魅力ってない?」
 しばらく大人しく撫でられていたちとせは、言いにくそうに小さな声でそう言った。
 抱きつかれているため顔が見えないが、声だけは淡々としているのが余計に不安になる。
「えぇっ!?」
 が、声のトーンよりも後に言われた内容が頭に入ってきた独歩は、ワンテンポ遅れてひっくり返った声で叫んでしまった。
 びく、と体も動いたがちとせが離れる様子はない。
「いやいやいやいや魅力しかないけど!? 今だって抱きしめるの我慢してるしなんなら一緒に寝たいと思ってるけどさすがにこれだけ酔ってるちとせに無理はさせられないだろ!?」
 大焦りで隠していたことまで口から流れて行ったのだが、ちとせは「我慢せずに抱きしめて欲しいし独歩くんが思うままなんでもしていいのに」とさらにきゅうと抱きついてくる。
少し不安そうなその声に、不安にさせていたのかと独歩の胸が痛くなってしまった。
 独歩自信は自己評価が低く、あまりにも可愛い年下の恋人が自分に触れられたいと思っていると本気で思えず、付き合っているにも関わらず距離をとりすぎていたかもしれない。
 それは独歩の落ち度である。
 ちとせはちとせで独歩とは距離感をはかりながら交流していたが、お酒が入りゆるくなった理性から本音が漏れてしまったのだろう。
 恐る恐る、ゆっくりと両腕をちとせの背中に回し抱きしめる。
 ぎゅ、と引き寄せればちとせが自分の腕の中で少しだけ緊張したように身を固くしたのがわかったが、それよりもずっと細く小さな体にドキッとした。
 この小さくて細い体でシャドウという得体の知れないものと戦っていたのだろうか。
 独歩よりもずっと小さなその体に、あまり力強く抱き寄せると折れてしまうんじゃないかと不安になってしまった。
 抱きしめた体からじわりと暖かさが伝わってきて、密着した体が熱を持っている。
 飲酒後のため当たり前だが、普段よりもあついくらいの暖かさを近くに感じる、ただそれだけでも独歩は心臓が暴れてしまう。
「俺、ちとせを大切にしたいから今日は帰るよ。抱きしめるのも、それ以上も、ちゃんとしたい、と、思ってるし……」
 そもそも仮に泊まったとして、流れでそういうことになったとしても仕事帰りであるため備えも何も無い状態である。
 ちとせの家の独歩スペースに置いておくという手も考えたが、ちとせの家にそんなものがあると考えるだけで何故か震えたため独歩は考えるのをやめた。
 もちろんあるに越したことはないのだろうが。
「これからは俺もちゃんとちとせが好きだって伝えていく。ちとせが不安にならないように。……その、女性としての魅力はちとせが思うよりずっとあるから安心してほしい」
 最後は尻すぼみになってしまったが、もごもごと口の中で言った内容にはちとせは無反応である。
 いつもなら笑い声が返ってくるのだが。
 そう思って「ちとせ?」と名前を呼べば、すうすうと規則正しい寝息が聞こえてきて独歩は肩を落とした。
 次いで緊張が解けたことでのため息も盛大に吐いてしまったが。
「ね、寝てる……」
 あまりにもお約束である。
 が、情けないぼやきを聞かれずにすんだのは幸いだと思い、独歩はゆっくりとちとせをベッドへと寝かせた。
 顔にかかった髪をよけてやると、むにむにと何か言おうと唇が動いたがそれは声になることはなく。
 たったそれだけでも可愛い、愛おしいと思うのだから独歩ももはや末期かもしれないと自身で思った。
「おやすみ、ちとせ」
 親指で頬を撫でて、そのままするりと唇まで滑らせて、触れる直前でピタリと止める。
 しばらくそのままちとせを眺めていたが、ぐっと独歩は腹に力を入れて大きなため息をついた。
「帰るかあ……」


 

戻る