フーゴは新入りが心配


◇実に平和なブチャラティチーム。

「今回のキミの仕事は、荷物運びです。ルートは頭に叩き込みましたか?」

「はい!大丈夫です!」

「パッショーネや他の組織の機密情報だとかってものじゃあないが、とても大事な資料なんだ。そのことを忘れてはいけない。いいですね?」

「はい!心得てます!」

「もしもキミを尾行けてくるような連中がいたら、どうするんでしたっけ?」

「えっと、わざと違う道に入ったり、人の多いところへ行って撒きます」

「よろしい。…ただし、建物や人気のない道には行くんじゃあないぞ」

「了解です!」



「フーゴ、そんなに心配ならお前も一緒に行っておくか?」

「ブチャラティ…。いえ、これくらいの仕事、彼女一人でもこなせるようになってもらわないと…。ぼくが同行しては意味がない」

「…そうか。すまない、余計なことを言ったな」

「ブチャラティさん、お心遣い感謝します。でも、これくらい一人で大丈夫ですよ!それじゃあ、行ってきますね!」

「ヤバいと思ったらすぐに連絡をするんだぞ!いいな?!」

「はぁい!」



「なんだかんだ、フーゴが一番心配性だよな〜。オレの時もすげー言ってくるし」

「ナランチャ、オメーのとはちょっと違うと思うぜ、オレは」

「えー、なんだよ!どういう意味だよミスタァ?!」




- 50/68 -

前ページ/次ページ


一覧へ

トップページへ