間田くんの写真写りを羨む
「間田くん!」
「え、な、なに…なまえさん、(うわ、ヤバい、いきなり名前で呼んじまった…!)」
「あ、名前覚えててくれたんだ」
「そりゃあ、一応クラスメートだからね(…セーフ、か…?)」
「そっか。そうだよね。ふふっ、でもちょっと嬉しかった!」
「それで、何か用?(おれに愛想よくするなんて…何かロクでもないことじゃあないだろうな…)」
「そうそう!あのね、間田くんって写真写りいいじゃない?」
「…え、そう…?」
「うん。実は前から行事とかの写真見て、いつも写真写りいいなって思ってたの」
「…ふーん(もしかして逆に貶されていやしないか)」
「それでね、わたしその…すごーく写真写り悪くて…コツっていうのかな?なにかあったら教えて欲しいな、なんて…」
「別に、そんなの気にしたことないけど」
「そうなの?気にしてなくてあの写り…逆にすごいよ!」
「それは…どうも」
「…うーん…よし!じゃあわたし、これから間田くんを観察することにする」
「は?え?(どうしてそうなった?!)」
「そしたらなにか掴めるかもしれないでしょ」
「(そんな満面の笑み見せられてもな…)まぁ…好きにしたら?」
「うん、ありがとう。じゃあ、また明日ね間田くん!ばいばーい」
「…また、明日…(初めてバイバイって言われた…)」
間田くんの写真写りの良さは異常。
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