3徹目の空条兄妹
◇名前変換なし。
「…お兄ちゃん、これが終わったら牛タン食べに行こう。お兄ちゃんの奢りで」
「これが終わったらナントカするっつーのは死亡フラグだぜ」
「いや、論文まとめてて死ぬとか…それただの過労死だからね。そしたらお兄ちゃんのせいだからね」
「有料で手伝ってやるとか言ったのはおめーだろうが」
「そうだよ、言った。言いました。でもまさか3徹するなんて思ってなかったからね。なんかもうお金とかどうでもよくなった。だから現物支給でいいから牛タン奢って」
「…そういや、この辺じゃあ牛タンが旨いとか言ってたな…誰か忘れたが」
「あれだよ、最初にここ来る時に乗ったタクシーの運ちゃんが言ってた」
「どうでもいいこと覚えてんな」
「どうでもいいこと覚えてて大事なこと忘れるって人間あるある。…全然杜王町の観光とかしてないし、せめて名産くらい食べたい」
「わーったよ。ただし店はお前が探せよ。できれば個室で」
「オーケー、探しとく。…あ、そういえばこの間仗助くんにお世話になったんでしょ?仗助くんも誘おうよ。男子高校生なら焼肉好きでしょ」
「それだと高くついちまうだろ。高校生の食欲ナメんな」
「えー、そこは病院に行って治療費かかるよりいいと思わなくちゃ」
「お前仗助をなんだと思ってんだ」
「お兄ちゃんこそ仗助くんに感謝してんのかしてないんだかどっちなの…」
「…チッ、しょうがねえな…。仗助にも声かけとけ」
「へーい。仗助くんとタン…じょうたん…ふへっ、仗たん…ふへへ、上質なタンみたい」
「おい、それだとおれも同じになるだろうが」
「承たん…考えようによってはかわいいよ。ふひひっ」
「…とりあえず、これが終わったら牛タン食いに行く前に…寝るか」
「そだね」
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