リーダーとホルマジオに勝った子
◇
これの後日。
「リーダーリーダー!」
「どうした。…やけに機嫌がいいな」
「そりゃあもう!今日、ついに宿敵ホルマジオに勝ったんだよ!」
「ホルマジオ…ああ、アームレスリングか」
「イエス!あの時のホルマジオの顔…ふふふっ、リーダーにも見せたかったなぁ」
「そうか。特訓の成果が出たのならなによりだ」
「おかげで、今日の晩ご飯はホルマジオの奢りになりました!本当にありがとう、リーダー!」
「…待て。ホルマジオと二人で食事に行く、ということか」
「うん。ご飯をどっちが奢るかって賭けたから」
「なまえ、オレとも一戦交えてくれないか?」
「え、リーダーと?…勝てる気がしないんだけど…」
「言ったろう。アームレスリングは力だけではない。駆け引きが重要なのだと。…ホルマジオを倒したお前の実力を、オレも実感したくなったんだ」
「んん〜…そー言われちゃうと引き下がれない性格なんだよな〜、わたしって」
「(百も承知だ)」
「…で、なーんでオレがあんたに奢ることになってんだよ、リゾット」
「あいつから『今日の権利』を譲り受けた」
「はー、そうかい。…あんたも変なトコで不器用だよなぁ〜」
「…自覚している」
「しょ〜がねえ〜なぁ〜っ。…ま、とりあえず飲めよ」
その頃、なまえさんはペッシに筋トレ方法を聞いていた。
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