リーダーには多分誰も勝てない


これの更にその後。


「リーダー…わたしとは遊びだったのね!」

「…帰ってドア開けた瞬間修羅場とは…まいったなぁ」

「あ!メローネ、おかえり」

「ああ、ただいま。そしてお邪魔しました」

「え、どこ行くの。今帰ってきたとこでしょ?」

「何故引き留める。ホルマジオがひっくり返ってなまえが怒って、その相手はリゾットで呆然と立ち尽くしているだなんてこんな面倒くさい状況、全力で係わりたくないんだが」

「メローネ…妙な誤解をするな」

「そう言うリゾットの顔が一番重苦しいから問題なんだよ」

「あ、そっか。メローネ今来たばっかりだからびっくりしたよね」

「ああ。なまえの言葉から驚きの連続だ」

「聞いてよ〜!リーダーったらすごいんだよ。ホルマジオ瞬殺!」

「…死んでるのか、これ」

「ただの脳震盪だと思う。もしくはショック死」

「2分の1で死んでるじゃねぇか。…はぁ、しかしリゾットが実力行使するなんて珍しいな。いったいホルマジオは何をやらかしたんだ?」

「違う。ただの…力比べのようなものだ」

「そう!リーダーからしたらホルマジオも瞬殺。わたしとやった時には実力の半分…ううん、もっと少ない力でわたしのこと弄んでたのよ!」

「オーケー、わからん。とりあえずまず主語をくれないか」

「主語?…えーっと、あ。アームレスリング!」

「ああ、なるほど。リゾットとホルマジオをぶつけてみたらリゾットがなまえの思った以上に圧勝だった、ってとこか」

「もうね、テーブルがダァンッ!っていった!ホルマジオが身体もってかれるくらいだもん。相当だよ」

「少し力を入れすぎたんだ。ホルマジオには悪いと思っている」

「ほらほらほら!メローネ、聞いた?それでも『少し力を入れすぎた』だけなんだって!わたしはリーダーとの勝負、いつも本気で全力だったのに!リーダーからしたら所詮わたしとなんて遊びでしかなかったんだ…」

「なまえ、誤解だ。オレは一度たりともお前を軽んじたことはない。…信じてくれ」

「……おい、メローネよォ…こりゃあいったいどういう状況だ…?」

「お前のせいだぞ、ホルマジオ」

「ハァ〜〜?一瞬気ィ飛んでたうちに何がどーなったらこんな修羅場になるってんだよ?!」



誰も悪気はない。




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