2023/04/08
心身共に疲れながらもシャワーだけ浴びて倒れるようにベッドに横たわる夜。凄く寂しくなって「寂しい、会いたい」と、そういうことだけする関係の相手に連絡しようとしたら間違えてそこそこ仲の良い爆豪にしちゃって焦る。直ぐに取り消したけど、消す前に既読の文字が見えたし、数秒待っても何も返信来ないから「ごめん間違えた」と送ると「今どこにいんだ」って秒で来るから「ごめん間違えた」てまた同じことを送るんだけど「どこにいんだよ」って向こうからも同じ文面が返される。頭回ってないし疲れてるし寂しいしで、どうせ来ないだろうと普段なら絶対しない家の住所を送ったりして。
暫くしてインターホン鳴って開けたら爆豪がいるから「……まじで来た」と心の声が漏れちゃう。「お前が寂しいっつったんだろ」「だから間違えたんだって」「誰とだよ」と吐き捨てながら遠慮なしに家の中入ってくるし、おもてなし出来ないってパジャマ姿のまま言えば「されに来てねぇ」と返されるし、家に来るのは初なのにベッドに背を預けるようにして床に足を崩して座り出すから何しに来たんだって、向こうは私が連絡してしまったから来ただけなのに思わずツッコミそうになる。でも寂しいし、今は一人になりたくない。けど、凄く疲れてて眠いから「おもてなし出来ないからね」って、そのままベッドに寝転がるんだけど、やっぱり寂しくて爆豪に背を向けてたのを寝返り打つように反対向いて目の前にある後頭部に手を伸ばしツンツンしてる毛先を引っ張れば軽くこっちを振り返ってくれて。「ちょっと」「……」「……ちょっと、抱きしめてくれない」ってお願いしたら数秒黙ってこっちを見つめ、無言でベッドの上に乗り寝転がり優しく抱きしめてくれた。
「ごめんね。もう二度と間違えたりしないから」て爆豪の匂いに安心しながら伝えれば「別に間違えてねーだろ」「そもそも最初の送る相手が間違えてンだよ」と言い、抱きしめる力を強くしてくるからその言葉の意味を聞くことは出来ず、寝ることも出来なかった。
mha