2024/01/08
孤爪研磨と成人式。成人式の三次会に参加した時、周りのハイテンションについていけず、自分も大学生なのに(大学生怖っ……)ってなって端の方でお酒を飲みつつ頃合いを見て帰ろうとする。
トイレに行ったら声掛けて帰ろって寄った先で中学時代わりと話す方だった孤爪と遭遇して、あれ?いたの?てかなんで三次会までいるんだろって不思議に思いながら、「久しぶり、元気?」と聞けば「まあまあかな」って返事がきて、前だったら「……まあ、うん」なんて聞こえるか聞こえないかの微妙な声でいかにも話すのめんどうみたいな感じの返事だったのに、ちょっとめんどくささはありつつも思ったよりはっきり返してくるから、大人になってる、時の流れはや〜ってしみじみしちゃう。
「みんなはっちゃけてるね」なんて続ければ「はっちゃけないの?」って薄ら笑って目線だけこっちに向けてくるその表情と声色が余裕そのもので「大学生め……」って睨む。「自分だって大学生なんじゃないの?」「まあ、そうですけども」孤爪こそはっちゃけてくれば?って言うと、顔を顰めるから、ああその顔その顔!って懐かしさでテンションがあがる。
そんな私を横目に「帰るの?」って聞かれ素直に頷きながら孤爪は?って聞き返す前に「おれも」って言われ幹事の子に声掛けとお金を置きにトイレから戻ってる最中「孤爪がここまでいると思わなかった。みんなと会うの久しぶりだもんね〜」ってペラペラ気の抜けた声で発したら「そうだね」と言ってから数秒後「ミョウジがいるから来た」って続けられその場に固まる。
そうしてる間に幹事に私の分含め多めにお金を置き、「行こう」と外に連れられるが放心状態で、でもお金は払わなきゃってすぐお財布出そうとするんだけど、なかなか受け取ってはくれなくて。色々含め「孤爪が変わってしまった……!」と落ち込むように両手で顔を覆えば、「なにも変わってないけど」って淡白な返事が返ってくるから「変わった!」と強く言う。なのに、「変わってないよ。あの頃からずっとミョウジのことが気になってる」って言ってくるから今度は心の中でそういうとこが変わったんだよー!!と叫んだ。
「気になってるってなに!?好きってこと!?」「……」「そう思われてたなんて知らなかった!」「言ったことないし」「私、今彼氏いません!」「……そう」「ええええ!中学の時から好きだったってこと!?改めてびっくりです!」「……」ってお酒も入っているのと驚きでウザいテンションになってしまえば、冷たい目を向けられる。「……なんですか、その顔は?」「なんで好きになっちゃったんだろうって顔」と返されたから、とりあえず今の隙にお金を無理やり渡そうとすれば、じゃあそれで飲み行こって押し返され、お店に連れていかれてしまうのだ。そこでも払ってもらっちゃいました。
孤爪研磨