2024/03/03
喧嘩して仲直りの仕方がわからなくなっちゃった彼氏の研磨くん。いつもの喧嘩はお互い悪いと思った方が謝ったりするんだけど、今回のはお互い引かずお互い悪いと思わなくて謝ることで終わる喧嘩もずるずる引きずってしまう。
時間が経ってよくよく考えればお互いが少しずつ悪いところがあったかもしれない。でもごめんの一言が時間が過ぎてしまったゆえに言えなくて、普通に接するなかでギクシャクしちゃうんだけど、ある時彼女が大好きなお菓子やスイーツがテーブル、冷蔵庫に置いてあって研磨くんが食べるのかなって珍しく思うも手をつけずずっとその場にあるから、そろそろ賞味期限切れちゃうってなった時に、もしかしてわたしに……?って彼女は考えて聞いてみたらどうやら食べていいみたく。
ひとつ食べて、違う日に二つ目も食べていいか聞いたらそれも「いいよ」って言われて他の食べ物も聞いてみると「そこにあるの全部いい」らしい。「おれ食べないから」と続けられるんだけど、研磨くん普段からこれあまり食べないしねって納得して、自分に買ってきてくれたのかなって確信するもまだ少しギスギスしてるから信じられないでいると、視線をさまよわせながら「それ、ナマエに買ってきたから……」って気まずそうに伝えられ、愛おしさでどうにかなにそうになった。
「ごめんね」「おれもごめん」自然と出てきた謝罪の言葉。もっと早くこうしてれば良かったなって少し後悔する研磨カップル。
孤爪研磨