memo

さらにつぶやき



2026/06/28

「好き。結婚するって今決めました」「勝手に決めんな」のやりとりをするようなただの友人であり、仕事仲間であり、元同級生。

雄英時代から好きで気持ちを伝えてるけど相手にはしてもらえないから、この恋が叶うとは思わなくなり想いを伝えるたび重みが軽くなり、挨拶のようになってしまった頃、こんなこと言ってる場合じゃないっていうのと向こうも迷惑してると思い始め、こういうのは今日で最後にしようと決めて告げる。

「好きだよ。結婚しよ」お互い忙しい時期で疲れピークの状態の今だからいつもより真剣に言葉に気持ちを乗せてしまったと後悔しながらも、最後だからいいか、どうせいつもみたいに返してくるだろうと思っていると予想外の返事がくる。
「する」「え?」「結婚する」前を向き瞼を半分下ろし、疲労オーラを纏いながら言われて「大丈夫?」と返す。どんなに疲れていても、眠くても酔っていたとしても、寝ている隙に言っても寝ぼけた状態で「しねぇ」って返してくるような男だ。体調が悪いしかない、それか何かの個性にかかってる?「熱あるよ!?病院行こう!」「ねーよ」「あ!先生のとこ行って個性消してもらおう?」「なんでだよ」「爆豪にかかってる個性を……あっ違うか。かけた相手を!」ってテンパっていると、ずっと合わなかった目がこっちを向いてジーッと見つめられる。
「先週」「え?」「先週、お前が男と歩いてんの見て嫌だと思った」「……」「先月から好きだのなんだの言わなくなって焦った」まだ続く。
「一年前、ミョウジが病院運ばれたって聞いた時は頭ん中真っ白になった」「高校ン時、皆の前で初めて告ってきた時は無性にイラついた」「昨日ミョウジに会いたいって思った」「今日顔見てずっと好きだったって気付いた」今更遅ェかって眉を下げて聞いてくるから、涙で視界が歪みつつ「っっお、そいよぉぉぉ……」でも遅くないぃぃぃって泣いてしまえば、壊れ物を扱うように優しく涙を拭ってくれた。

自分の気持ちには鈍感な爆豪勝己さんも良いよねって話。

爆豪勝己