片想いしてた女の子と再会しました
「おーおー随分大人になっちゃって」
「クロうるさい」
「高校時代はあんなに目立つの嫌だーとか言ってたのにな。まあ金髪なんかにして逆に目立ってた訳ですけども」
「配信だって一応仕事だし。稼ぐ為なら多少はリスク追わないと」
「なんか…本当に大人になっちゃって…ボクは少し寂しい…」
「なにが」
「…あれ?」
「お?」
「え?………っ!?」
「やっぱり!孤爪くんだー!」
「オトモダチ?」
「……」
「雰囲気変わってたからちょっと気づかなかったよ〜。あ、黒尾先輩…ですよね、バレー部の」
「はいどうも。知ってるってことは音駒の子?」
「…高校の時の、クラスメイト…」
「3年間一緒で結構仲良くしてもらってたんです。同じ東京でも卒業しちゃうと中々会わないものだねー」
「そう、だね…」
「………んん?」
「私はこの辺で普通の事務やってるんだけど孤爪くんは今何してるの?」
「えっと、その…」
「お嬢さん、あんまりYouTubeとか配信サイトは見ない系?」
「あーそうですね。あんまりテレビとかも見ない方で…」
「そっかー。残念だったなー研磨ー」
「クロうるさい」
「?あ、ごめんなさい!急いでますよね!」
「いや?ボクはちょうどここでお別れするところだったので。研磨、折角旧友に会ったんだからお茶でもしてきたら?」
「は!?ちょ…」
「えっ、本当?折角だからどうかな、孤爪くん。迷惑じゃなかったらだけど…」
「……迷惑、とかでは…ない、けど…」
「はっはっは。じゃあお2人さんごゆっくり!」
「あ、はい!さようなら!」
「……むかつく」