聖地マリージョアに住んでいるドンキホーテ一族に長女が生まれた。名前はドンキホーテ・ナマエ。長男のドフラミンゴと、次男のロシナンテにとっては初めての妹。五人家族で、他の天竜人とは何ら変わらない日常を送っていた。
「ナマエこっちだえ」
「まってあにうえ」
ロシナンテは母の傍にずっと寄り添っていたのでナマエの面倒は殆どドフラミンゴが見ていた。その為ナマエはドフラミンゴに良く懐いている。三人で一緒にオモチャで遊んでいると急にナマエがドフラミンゴの顔に手を伸ばした。
「な、何だえ…」
「…ドフィにいのめ、」
「目…?」
「ははうえみたいできれい」
「、」
じっとドフラミンゴの目を見つめるナマエ。前から自分の目は気になっていたが、目が綺麗と言われたのは初めてだった。男なのに綺麗だなんて。しかも母に似てるだなんて褒められると、照れれくさい。何だか無性に目を隠したかった。ロシナンテも「ナマエ僕は?」と聞くと「ろしーにいはね、ちちうえのめ」と笑う。ロシナンテは「僕も母上の目がいい」と不満を零した。
「よし。これでいいえ」
それからドフラミンゴはサングラスをかけるようになった。父と母も少し驚いていたが、もう外すつもりはない。人前で外すとしたら、ナマエの前だけにしようと。