▽2019/03/07(00:25)
耳よりも腰が弱い春菊が淡々とカマンガーに腰を撫でられて背中は変に浮きそうになるし堪えようと握りしめた手からもへなへな力が抜けて呂律が回らない舌で「ゆ、ゆるさない!絶対きらいになってやるぅ…!」って半泣きで恨み言を吐いた瞬間背筋を下から上に一気になぞられてひって悲鳴をあげる。
なんでこんなひどいことするのって春菊がなんとか振り返ったら小さな白い光だけが灯った睛眸が自分をじっとみおろしていてますます肩が震えて涙がぼろぼろ落ちてしまう。このひと怒ってるだけだ。怒ってるだけで私をこんな「とけそうな」状態にしているんだって気づいて怯える。カマンガーのの大きく骨張った手が春菊のやわらかいだけの腰をおしてその関節の感触だけで気持ちよくなってプライドをズタズタにされる春菊はあまりにも女騎士だしじんわり冷たい肌に広がる熱に見開い瞳からまたひとつぼろって空虚な涙が零れてしまう。弓でも矢でもなくただ掠める爪に縮こまりたくなる。
春菊は耳よりも腰が弱いので腰を撫でられると力が抜けてふにゃふにゃうっとりになってしまう猫のような生態をしているので、春菊がうるさいときは腰に手を突っ込めば静かになる。ゆるさないあとでころすって唸るような声でいってるけど掠れて上擦ってるのでほんの少しも怖くないのだ。つうって腰の筋をなぞられてふしゃってなる春菊だけど身体がいまにも崩れてしまいそうなほどくてくてになっていて声を洩らさないように必死で口を噛み締める健気さにまたもやカマンガーのkawaiiアンテナがぴょんぴょんしてしまう。なぜならカマンガーは頑張り屋さんがすきなのだ(やってることは最低)「お前さん猫みたいだなあ」ってうぞうぞ腰にを這うおおきくてあつい節くれだった指だけに溺れかける春菊だけど自分がからかわれて遊ばれていることはたやすくわかってそれが悔しくてなにかでし返したくてぎゅって噤んでいた唇を恐る恐る開き「…みゃあ」って鳴いたからあまりの不意打ちにカマンガーは思考停止した。
弱点