
忘れた思い出に目を細め
貴方のようにならないわ
綺羅星をかじる夢をみた
大空に恋い焦がれた百年
すべてが虚無の世界なの
もがれた羽をさがすこと
宝物が増えていくように
冷たい顔をのぞきこんで
二度と来ない朝をさがす
幻の海をみつめていたい
そんな秘密、知らないわ
水色の雨が髪を濡らすように
枯れ果てた歌声をさえずって
蜂蜜にまぜた林檎をかじる唇
絡まったあやとりと謎の紳士
崩壊した愛情は太陽に消える
嘘に騙し騙され、笑いなさい
”さよなら”なんて言ってあげない
なにも知らない箱庭の少女みたい
黒い水蜜桃のように光る爪を磨け
煩わしかった弱い私はもういない
微笑みしかなかった無邪気な明日