秋物語

真紅染の蔦紅葉
夕焼茜と紅トンボ
紅葉狩りに行こうよ
白帝の音色に色づく世界
食欲の秋と言うでしょう
紅染月の一葉落ち
長き夜長に書物を一冊
妖しくささやく女の横顔
色どる月は雲間に消えて
静けさの夜に浮かんだまんまる月
菊花を彩る露の玉
銀杏黄葉で遊ぶ絨毯
月見団子をもぐもぐ
狼祭にススキを添えて
朝寒にふるりと秋の里
紅葉を散らす乙女
可愛い餅つき鑑賞会
月には白兎がすんでるの
弓張月がしめした行方
ひらひらと、ただひらひらと紅の葉散る
月夜烏は帰らない
星河の流れる水想
追いかけ続けた虫の声
星降夜は月宴の幕開け
そろりと霧の帳から見える幻夢
秋女と秋男
夜半の秋と小咄
秋蝶のはねやすめ
縋りつづけた桐一葉
目に焼き付けた花紅葉
風津波にはお気をつけて
素晴らしき菊人形
捨て扇に忘れ団扇
花燈籠の道しるべ
管を巻く菊花の酒飲み
松茸狩りの成果はいかが
菊襲を纏う乙女
糸織姫が紡ぐ綾錦
案山子が守った感情
ゆかいな踊唄で騒ぐ君
優れた詩歌と落ちた蹴鞠
華やかな金木犀の匂いに秋気を悟る
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花鹿