物語を紡ぐ声
夜の足音の戒め
口笛の練習をした冬
見知った化け物の忠告
小耳に挟む氷星の導く先
まろかな白狐の蒼いひとみ
ひっそりと沈んだ毛布の残骸
無造作なボタンの掛け違い
こびりついた思念の記憶
青ざめた爪を切るころ
冷風と凍えた気持ち
氷海からみる船旅
消えた月の欲望
雪の名残は置いていった
色づくため息の青白さを見つめ、
ぜんぶ、終わった話の続きと叫ぶ
はてさて
夢にまで出てきた化け物たちを
夜はぜんぶ飲み込めるでしょうか
それは夢から醒めればわかること。
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