「歪みすぎたノイズ音」
耳奥にこびりついて離れない雑音ぐしゃぐしゃに丸められた痛み
すっと冷えた不完全な身体と生きている
究極の選択に白旗をあげた昔
鼓動がどくどくと鳴るたびに苦しみもがいてきた
愚かな言葉と力の暴力に耐えろ
汚らわしい歪すぎる闇
罪と罰に繋がれた点線
偽物の笑みが似合う人
波形のように連鎖した音は破滅へと近づくのみ
それでも未来に縋りたかっただけ
僕の…
希望が溢れていた少し昔のお話をしようか
美しい空に浮かぶ青い鳥の歌声
横目に死を待ちながらもがき続ける誰か
大きくエコーしていくように
蜘蛛が蝶を絡め取るような捕食者になりたかった
予測不可能の警報は作動を止める
腐敗臭が漂う焼け野原より
狂い暴れて気配を殺す毒蛇のような怪物たち
体の中に這いずり廻るノイズ音
片翼さえもむしり取られた今
目を背けるしかない期待の詰まった過去
脳内では受け止めたつもりの話
でも憧れを手放せない愚かな存在