「拝啓、向日葵の君へ」
夏の太陽に照らされた明るい笑い声恋い焦がれた瞳にうつった幻想
あふれ出す喜びが魔法にかけられたように
あの瞬間に奪われた熱を追いかける
永遠に探し続けたいその後ろ姿
まるで迷路に閉じ込められたような息苦しさを伴って
ゆらゆらと身を任せたい
きらきらと輝きを放って
はらはらと積もるように
亜麻色の柔らかな未来を見届けさせてよ
たとえ一生抜け出せない道だとしても
君に…
向日葵みたいな人生を歩んで欲しいだけ
出逢わないなんて選択肢はないから
180°方向転換した人生に後悔はしないだろう
泣き顔なんて似合わない
一生幸せの道を歩んでいこうよ
隠し事なんてしないでね
涙があふれてしまう記憶をまとめて
くずかごに捨てちゃえば楽になるはず
花びらが一枚ずつ解されていくように
優しい視線を抱きしめたい
差し伸べた気持ちを握り返した夏の日
無邪気な太陽は輝きを止めないでしょう
だから最後に一つ、我が儘を言っていいですか?