ももから生まれたごじょたろう

2021/09/22

とりあえずお試しに書いてみるむかしばなしパロです。今回はネームレス夢主が撮影監督、キュー出し、ツッコミ。作品によって登場キャラ変わります。





「はい、じゃあさっそく録っていきまーす!おじいさん役の楽巌寺さん、おばあさん役の夜蛾さん、ナレーションの夏油さん、準備お願いします。」
「ああ。」
「うむ。」
「よろしく。」
「では録りまーす!3秒前、2、…。」
【ももから生まれたごじょたろう。…昔々、呪術高専というところに、おじいさんとおばあさんが住んでいました。おじいさんはライブハウスへギターを弾きに、おばあさんは家で呪骸を作っていました。】
「ちょちょちょ!!!カットカット!!」
【なんだい?】
「いや、なんだい?じゃないですよ!じじいなにギター弾きに行ってんだよ!ばばあ川行け川ぁ!!!」
【書いてあることを読んだまでさ。】
「いや、どこで桃に出会うんですか!!脚本書いたの誰!!!」
「俺だよー!」
「真人くぅんっ!?!?」
「えー、だってこの方が面白そうじゃん?いいから続けてよー。無為転変しちゃうぞ?」
「くぅ!!!もっかい録ります!!はぁ…、3秒前、2、…、」
【ももから生まれたごじょたろう。…昔々、呪術高専というところに、おじいさんとおばあさんが住んでいました。おじいさんはライブハウスへギターを弾きに、おばあさんは家で呪骸を作っていました。おばあさんが家で呪骸を作っていると、大きなパンダがやってきました。】
「パンダァア!!!なんでぇ!?桃どこ行った桃!?」
「どうしたパンダ。」
「続けるんかいっ!!」
「正道ぃ、俺の中になんか入ってるから取ってくれ。すっげぇ気持ちわりぃ。」
【おばあさんはパンダのお腹を切ってみると、】
「お腹ぁ!?」
「いや〜ん!」
【腹の中から大きな28歳児が出てきました。】
「いや怖い怖い怖い怖い!!28歳児怖い!!」
「お疲れサマンサー!」
「悟か。」
【その頃おじいさんはライブハウスで観客の上にダイブしていました。】
「おじいさん歳考えて!!!!」
【おばあさんは28歳児に名前を付けました。】
「オマエは今日からごじょたろうだ。」
「うわだっさー。もっといい名前ないの?GLGな僕にピッタリの名前とかあるでしょ。」
【おばあさんはごじょたろうにヘッドロックをかましました。】
「おばあさんアグレッシブ過ぎるだろ!!」
「〜っ、監督ぅ…ヘルプ…、(パンパン)」
「おばあさん落ち着いて!!!」
【ごじょたろうはすくすく成長し、ちゃらんぽらんな28歳になりました。】
「フッ(キラーン☆)」
「もうツッコむのもめんどくさい。」
「あはははははっ!!」
「真人君のせいだから!!!」
【ある日、ごじょたろうは2人に言いました。】
「昨晩、未登録の特級呪霊2体に襲われた。」
「それは災難じゃったのう。」
「ここで原作ネタだしてんじゃねぇよ!!!」
「日頃の行いだ。」
「ごじょたろう、お主に任務を与える。」
「え〜やだよ。僕お家でごろごろしたいもん。」
「いやごじょたろう真面目にしろ!!!」
「喜久福買ってくれるならいいよ〜。」
【おばあさんは喜久福を買い、ごじょたろうは紙袋を腕に下げると早速任務に向かいました。】
「あーうん、もう何も言わない。」
【任務に向かう途中、ごじょたろうは犬に出会いました。】
「五条先生、」
「恵?ウケる、何その耳とヒゲ、尻尾もあんじゃん。2年の皆に送ろ〜アハッアハハ。」
「やめてください。」
「で、なに?」
「…お、」
「お?」
「お腰につけたきび団子、一つ私にくださいな。」
「いや、これ喜久福だから。」
「恵君ごめんねぇえええ…!!!」
「台本通りやってくださいよ!つかなんで喜久福なんだよ!」
「私の味方は恵君だけだ…。」
「監督ももっとしっかりしてください!作家に遊ばれてどうするんですか。」
「ご尤もです!!」
「はぁ…、とりあえずお伴するんで喜久福ください。」
「え、やだ。」
「っ!!(ムカッ)」
【犬はごじょたろうから喜久福を貰えませんでしたが、家来になりました。】
「恵君…っ!!」
「五条先生こういう所あるんで、慣れてます。」
「あとで好きな物奢ってあげる…。」
「っス。」
「監督僕も〜!」
「だまらっしゃい!」
【ごじょたろうと犬が歩いていると、猿がやってきました。】
「お、伏黒ぉ!五条先生!」
「やっほー、待った?」
「えっと、なんだっけ?」
「お腰につけた、」
「ああ、そうそう、なんか団子?ちょうだい、先生!」
「もう食べちゃった!てへっ☆」
「ごじょたろおおお!!!」
「食べちゃったならしょうがねっか!」
【猿はごじょたろうから喜久福を貰えませんでしたが、家来になりました。】
「悠仁君…なんていい子なの…!!!」
「監督さっきからうるさいよ。」
「オメェの脚本のせいだよ!!!」
【ごじょたろうと犬と猿が歩いていると、キジが飛んできました。】
「ちょっと!!ワイヤーアクションなんて聞いてないんだけど!!」
「野薔薇ちゃああん!!」
「監督仕事しろぉ!!!」
「ごめんねぇええ!!!」
「とりあえずそこのちゃらんぽらん!!」
「え、僕?」
「アンタしかいないですよ。」
「きび団子寄こさないと呪うわよ。」
「食べちゃった!メンゴ!」
【キジはごじょたろうを金槌で殴りました。】
「いや怖いから!!あとキジが金槌持つってどゆこと!!」
【キジはごじょたろうから喜久福を貰えませんでしたが、家来になりました。】
「もうただのいい子達じゃん…!!3人ともあとで焼き肉連れて行ってあげるねぇ…!!」
【しばらく行くと、任務先の鬼ヶ島が見えてきました。】
「いますね、呪い。」
「さっさと終わらせてザギンでシースーよ、監督の奢りで。」
「奢らせて頂きます!!!」
【任務先には大きな鬼が立っており、ごじょたろうは、】
「術式順転「蒼」、術式反転「赫茈」、虚式「茈」」
【鬼ヶ島ごと虚式「茈」で吹き飛ばしましたとさ。めでたしめでたし。】
「めでたくねぇよ!!!いや、鬼倒したんだろうけど!!島1個1人で吹き飛ばしてんじゃん!!!」
「はい、カットー!いやぁ、最高に面白かった!」
「もう脚本めちゃくちゃだよぉおお!!」
「じゃ、皆監督の奢りで焼き肉行こーっ!」



いや、なんだこれ。



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