0か1か

ばくん。


大きくもなく、小さくもないその咀嚼音が頭に響き、眠気眼だった目が完全に開いた。
ぐるり、ぐるりと脳裏に駆け巡る知らなかった記憶が頭を横切っていく。
突然の私の様子に、滞在先で出来た友人が顔を覗いてきた。

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