SSS
Twitterに投稿しているネタツイなるもの。黒川イザナばかり量産しています。"MORE"から続きが読めます。(2022/09/24ツイート分まで更新)2023/03/26
黒川と花火大会「ねえ、見て!花火大会だって!」商店街に貼られていたポスターを指差すもイザナはちらりとポスターを見やってすぐに視線を戻す。「人多いからヤダ」眉間に皺を寄せて不機嫌そうに告げられた言葉に肩を落とした。
もうすぐ夏が終わる。なにか夏らしいことをしたかと言われると特に思い当たることがない。イザナの提案でバイクで海に行ったがそれも夕方だったから眺めていただけだった。人が多いところを好まないイザナは、昼の海もプールも行きたがらなかった。夏らしいことしたかったな。
浴衣に身を包んだ女の子たちとすれ違いながら帰宅するとイザナに服を脱がされた。「イザナ!急になに⁉︎」「いいからこれ着ろ。時間ねェ」急かされつつ渡されたワンピース型のキャミソールを着ると「そのままそこに立ってろ」と姿見の前に立たされた。
なにがなんだかわからないまま言われた通りにしていると急に肩に掛けられた色鮮やかな生地が目に入りパッと顔を上げると浴衣を羽織る自分の姿が姿見に映った。「イザナこれ、」「…花火大会行くんだろ。着付けてやるからジットしてろ」って浴衣を着付けてくれるしササっとヘアアレンジもしてくれる。
手を引かれるまま連れてこられた先は花火大会の会場ではなく、周りに誰も人がいない開けた場所。不安に思い声をかける。「いいから黙って上見とけ。そろそろ始まるぞ」イザナの言葉の少し後、大きな音と共に夜空を花火が埋め尽くした。「ありがとう。来年も二人で見ようね」「気が向いたらな」
しょんぼりする彼女に居た堪れなくなって人がいなくて尚且つ花火が見られる場所を探して当日着付けられるように調べてこっそり練習してたらかわいいなってお話。
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